「キャラ弁」を英語で言うなら?キャラクターランチBOXだと通じないかも

あなたはキャラ弁を作ったことがありますか?SNSで見るような手の込んだキャラ弁はまさに芸術の域、日本特有の文化ですね。
日本では普通に使われるようになったキャラ弁という表現、英語では何と言えばいいでしょうか。日本にあって外国にはない文化の説明は難しいです。
Character lunch box
で伝わるかなと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、たぶん通じません。lunch box=弁当箱という意味なので、キャラ弁とは意味が異なってきます。
今回は文化的な背景も考慮しつつ、どのような英語表現がふさわしいのか考えていきましょう。
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「キャラ弁」という概念を伝えることが重要
まず、キャラ弁は日本特有のものですので、キャラ弁の概念自体をきちんと説明する必要があります。
そもそもキャラ弁とはどういうものなのか、説明がなされないまま英語で表現された言葉を聞いても、理解できないと思います。
ではどのように説明すれば、キャラ弁とはどのようなものかを伝えることができるでしょうか。
キャラ弁は、普通の材料で作られたお弁当であり、食材で有名なキャラクターが描かれているものが多いです。キャラ弁自体の概念をふまえて、2つの特徴を英語で表現すると
キャラ弁は、普通の材料で作られたお弁当で、その中には有名なキャラクターが入っています。
Kyaraben is popular characters in a bento, made with ordinary ingredients.
Kyaraben is popular characters in a lunch box, made with ordinary ingredients.
となります。
普通にお弁当を作る時と同じ材料で作られ、開けるとキャラクターがいる、見て楽しいお弁当だということを伝えられますね。
ランチの文化の違い
日本とアメリカではランチの文化が全然違います。
お子さまがインターナショナルスクールに通っておられるご家庭ですと、ランチの文化の違いを見かけることも多々あるでしょう。
アメリカ人で日本に来た方など、ピーナッツバターにジャムを塗ったパンを切ってランチに持ってきたりします。
日本人のように丁寧にお弁当を作ったりしないケースが多いです。ですから、アメリカ人の方がキャラ弁を見ると、たいてい驚きます。
そのような文化的背景がありますので、キャラ弁というのはこういうものなんだよというキャラ弁自体の説明をしてあげる必要があるのです。
ランチのために、キャラ弁を作る時間と手間をかけることを、不思議に思うかもしれませんね。
キャラ弁はどのように作られるのかに興味津々
有名なキャラクターがお弁当の具材でどのように作られているのか、知りたい人は多いと思います。
海外向けの日本の家庭料理動画サイトで、さまざまなキャラ弁の作り方が紹介されていました。
例えば
キティちゃん弁当の作り方 (キャラ弁レシピ)
How to Make Hello Kitty Bento Lunch Box (Kyaraben Recipe)
https://www.youtube.com/watch?v=S9TQzPOGwmM
あの有名なキティちゃんのキャラ弁が作れるレシピが詳しく紹介されています。便利グッズや材料、分量などすべて英語で解説されていて、英語の勉強にはもってこい。
ヒアリング、料理の英語表現も楽しく学べます。ご興味ある方は、一度見てみてください!
まとめ
日本ではキャラ弁というものが確立されていて、日本特有の文化とも言えます。
日本にしかない文化について外国人に話そうとすると、言葉をただ英語に変換するだけでは通じないことが多いです。
キャラ弁の場合も文化的背景を考えれば、キャラ弁自体の説明があった方が、キャラ弁がどういうものかが正しく伝わります。
時間も手間もかかるキャラ弁をどうして日本人は作るのか、外国人は疑問に思うかもしれません。
キャラ弁で相手を喜ばせたかったり、伝えたい気持ちやメッセージをキャラ弁にして伝えたりもしますよね。
この表現を通して、日本と外国の文化に対しての気づきが生まれると思いますので、覚えて使ってみてください。文化の違いに着目して英語を学んでいくと、英語の力が向上するだけでなく、物事の視野が広がるきっかけにもなりますよ。
動画でおさらい
もう一度、動画でおさらいしてみましょう。