覚えておくと非常に便利!英語のメールで目的を説明するには?
今回は
英語でメールを書く際の
目的の伝え方を紹介します。
英語で文章を書く際には、
なぜその文章を書いているのか、
すなわち「目的」を明確にして
文章を書く必要があります。
それは、
メールの場合でも同様です。
よって、今回は
なぜこのメールを書いてるのか
を伝える際に
使えるフレーズを紹介します。
メールの目的を
明確に相手に伝えることで、
英語でのメールのやり取りが
スムーズになりますよ!
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英語でメールを書く際のコツ
まず、
英語という言語においては、
なにか文章を書く際、
基本的には、
「自分がこれから
何を伝えたいのか」を
最初に明確に
伝えてあげることが
必要になります。
これはメールでも同様です。
「なぜこのメールを送っているのか」
という目的の部分を、
最初に明確に伝える必要がある
というわけです。
したがって、
英語での目的の伝え方を
しっかりと覚えておくと
非常に便利です。
今回は代表的な3つの
メールでの目的の伝え方を
紹介していきます。
メールで使える
その他の英語の例はこちら
1つ目の表現「The reason I’m writing this email to you is to ○○.」
まず1つ目は、
The reason I’m writing this email
to you is to ○○.
(あなたに○○をするために
このeメールを書いてます。)
という表現です。
分解して見ていきましょう。
“The reason”
これは「理由」という意味です。
何に対しての理由なのかが
そのあとについています。
“I’m writing this email”
「私がこのeメールを書いている」
ということです。
前についている
“The reason”と合わせると、
「私がこのeメールを書いている理由」
となります。
そして次に誰に書いているかが
付いています。
“to you”
「あなたに」です。
そして最後に
具体的な理由を最後に付けます。
“is to ○○.”
「その理由は○○するためです」
という表現です。
○○の部分には動詞が入ります。
実際に使用する時には、
以下のような文になります。
The reason I’m writing this email
to you is to ask you ○○.
「あなたに○○を聞く(お願いする)
目的で(理由で・ために)このeメールを書いてます」
今回のように
少々難しい単語が並んでいたり、
センテンスが長かったりすると、
その英文がとても
難しそうに見えることも
あるかもしれません。
しかし、
そんなことはありません。
このように分解して
少しずつ見ていけば、
きちんと意味が
理解できるはずです。
2つ目の表現「The purpose of this email is to ○○.」
2つ目は
The purpose of this email is
to ○○.
(○○のために、メールします。)
という表現です。
この場合も、
1つずつ見ていけば
至って簡単です。
“The purpose”は
「目的」という名詞ですね。
そこに、
名詞を修飾する助詞の
“of” を使って、
何の目的について
話しているのかを説明します。
ここではメールでの
目的について話したいので、
“this email”
と続けることによって、
“The purpose of this email is”
で、
「このeメールの目的は~です」
という表現になります。
“is”は、
先ほど確認したように、
be動詞の現在形で、
「~です」という意味ですね。
そしてそのあとに、
目的を表現する
“to + 動詞の原形” を用いて、
具体的な目的を付けくわえます。
いくつか例文を見てみましょう。
The purpose of this email is
to let you know ○○.
「あなたに○○を伝える為に、
メールをしました」
The purpose of this email is
to ask you ○○.
「○○を聞くためにメールをしました」
The reason I’m writing this email to
you is to ○○.
とあわせて
The purpose of this email is to ○○.
も覚えて使ってみてください。
3つ目の表現「I’m writing this email to ○○.」
最後の表現は、
I’m writing this email to ○○.
(私は○○をするために
このeメールを書いています。)
という表現です。
“I’m writing this email”
で
「私はこのeメールを書いてます」
となります。
そのあとに続く
“to”のあとに動詞を
入れてあげます。
すると
「~をするために
このメールを書いてます」
という表現になります。
これを実際の例文に当てはめてみると、
I’m writing this email to ask you
your availability to do it.
「あなた空いている時間を知るために
メールをしました」
というように表現することもできます。
以上で3つの表現を
今回はご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
それぞれの意味を確認し、
実際に使ってみてください。
動詞のポイントは
こちらの記事も参考になります
実際にメールを書いて練習しよう!
では、実際に
メールを書いてみましょう。
今回は、
地方在住のジョン(John)が、
東京への出張ついでに
取引先のベン(Ben)の
オフィスを訪れることを
申し入れている設定の文章です。
一文ずつ見てみてください。
—————————————————————-
Dear Ben,
I am going to visit Tokyo next week.
(私は来週、東京を訪れる予定です。)
The reason I’m writing this email
to you is to know your availability.
(あなたのご都合を伺うために
eメールしました。)
I am planning to visit your office
during my stay.
(滞在中に、あなたの事務所に
お伺いする予定です。)
I would like to have a discussion with you
concerning the new shop in Daikanyama area.
(代官山の新店舗について、
話し合いの場が持てればと思っています。)
Please let me know the best date
for you.
(あなたにとって
一番都合が良い日を教えてください。)
I hope to have a fruitful discussion
at that time.
(実り多き話し合いの場になるといいですね。)
Thank you,
John Buffet
—————————————————————-
今回紹介した、
英文メールでの目的を
伝えるための表現ですが、
導入の挨拶なしに
急に目的を伝えでも、
かえってぶっきらぼうな
印象になります。
最初に挨拶として、
1~2文含めてから、
目的に関する文章を
入れてみてくださいね。
日本語の文章は、よく、
論理構成が
渦巻きのようだと言われます。
トピックについて
遠まわしに述べたあと、
最後に、
渦巻きの中心、核心である、
結論に至るわけです。
しかし英語の文章はその逆で、
先に結論が述べられて、
そのあとに結論に関する
説明が展開されます。
このことを心に留めておくと、
英文を読む際にも
論理構成が掴みやすくなり、
文章が理解しやすくなります。
さらに実際に
自分で英語の文章を書く際にも、
ネイティヴに伝わりやすい
文章になるのでしょう。
今回ご紹介した、
英語で目的を伝えるための表現も、
実際に、メールの中や
それ以外の場面で
英語で文章を書く際にも
使ってみてくださいね。
まとめ
英語の文章では、
文のはじめに何のために
この文章を書いているのかを
明記する必要があります。
これはメールでも同じルールです。
日本ではあまりない文化ですが、
ネイティブの方に
メールを送るときには
意識するようにしましょう。
基本的に使う表現は
今回紹介した3つです。
The reason I’m writing this email
to you is to ○○.
The purpose of this email is to ○○.
I’m writing this email to ○○.
でしたね。
ここで文末に
注目してみてください。
どの表現もすべて最後に
“to”が付いています。
この
“to”のあとには、
あなたが実際に
「このメールを書いている目的」を
示す文を入れてセンテンスを
作ってあげればOKです。
なので、
“to”までを、それぞれ
1セットとして
覚えておくと良いでしょう。
それぞれがそれなりに
長い表現の文章なので、
まずは、一番覚えやすいと
思える表現を1つ
ピックアップして覚えましょう。
日常生活でスラスラと
自信を持って
使えるようになったら、
ほかの表現を
1つずつ試してみてください。
次に英語でメールを
送る機会があれば、
今回紹介した表現を
ぜひ使ってみてくださいね!
動画でおさらい
「覚えておくと非常に便利!英語のメールで目的を説明するには?」を、
もう一度、
動画でおさらいしてみましょう。