「どうせ〜だし…」のニュアンスを英語で出すには?3つの例
どうせ〇〇だし…。こんな気分になることは、よくあることです。
このような微妙なニュアンスが英語で伝えられるようになったらうれしいですよね。
今回は、このどうせのニュアンスを英語で言いたいときの表現を紹介します。
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anywayだけじゃない!?どうせの英語表現
どうせ〇〇だし…
というニュアンスを英語で出すにはどうしたらいいでしょうか?
まず、辞書を引いて調べてみると、
anyway
という単語が出てくると思います。
文章の最後に、anywayをつけてあげることで、どうせ〇〇…というニュアンスを表現することができます。
ところが、このanywayを使わなくても同じニュアンスを表現することができます。
例えば、
誰も気づかないよ
Nobody notices.
と言う意味になるので、
どうせ誰も気づかないよ
Nobody notices anyway.
という文にすることができます。
次に紹介したいのが
I figured it would be something like this.
という表現です。
こちらはどうせそんなことだろうと思ったよという意味の表現なのですが、
この文章はanywayを入れなくてもどうせというニュアンスが入った表現になっています。
また、
It had to happen sooner or later.
という表現は、 起こるべくして起こったことだよねというニュアンスの言葉ですが、この文もanywayと入れなくても表現そのものにどうせ、起こるべくして起こったことだよね、というニュアンスが含まれた言葉になります。
日本語のように冒頭に入れなくても大丈夫!
日本人の方が、どうせ〇〇だし…と伝えたいと思ったとき、最初にどうせという言葉が出てこずに、なんて言ったらよいか分からなくなり会話が止まってしまうというケースが多くあります。
けれど、これはとてももったいないことです。
そんなときはどうせという表現を捨ててしまって良いので、とにかくそれ以外の部分を伝えてみましょう!
それはなぜかと言うと、英語の文法を考えるとわかります。
例えば今回のどうせという単語のように、日本語で文の最初にきて、微妙なニュアンスを伝えるような言葉というのは、英語文章にすると一番後にくる確率が高くなります。
そうすると英語の場合は、日本語とは違い、この最後の単語を入れなくても十分ニュアンスを伝えることができる可能性が高いのです。
ですので、最初の単語を忘れてしまったときは、その単語は諦めてもOKで、その次からの表現をしっかり伝えられれば大丈夫なことが多いのです。
まず言いたいことを言った後にanywayを入れる
例えば、Nobody notices anyway.という文を例にとっても、どうせを意味するanywayという言葉は、最後に入っています。
この表現は、実はanywayという単語がなくてもどうせ~だしというニュアンスが相手に伝えられていることが多い表現です。
もしどうせという単語のanywayが出てこなくても、止まらずにNobody notices.と言ってみてください。
「どっちみち」も同じくanywayを使う
どうせと同じように使われるのがどっちみちですよね。この場合も、anywayを最後につけてあげることで表現することができます。
どちらかというと、どつらもネガティブなニュアンスの強い日本語です。そのほかにも、どうせ〇〇するならという日本語には、少しポジティブなニュアンスを含んで使われることがあります。
その場合でも、同じくanywayを使って表現することができます。
まとめ
今回はどうせ〇〇だし…というニュアンスを英語で伝える表現を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
もしも、anywayという単語を忘れてしまっても、文章で同じニュアンスを伝えられることが分かっていただけたと思います。
例えば今回紹介した、
I figured it would be something like this.
どうせそんなことだろうと思ったよ
という表現や、
It had to happen sooner or later.
起こるべくして起こったことだよね
という表現です。
こちらも併せて覚えて、日常会話の中で使いこなしてみてくださいね!
動画でおさらい
「どうせ〜だし…」のニュアンスを英語で出すには?3つの例を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。