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「ホッと一息」を英語で何て言う?breathe a sigh of relief

忙しい日常生活の中で、何気なく使っている日本語って、たくさんありますよね。

大変だった仕事が無事に終わって、ホッ、と一息つきながらコーヒーを飲むことがある方も多いでしょう。

ではこの「ホッと一息…」、いったい英語でどのように表現するのでしょうか?

日本語の文だけでは、英語表現が想像しにくいフレーズですね。

今回はこの「ホッと一息…」という表現について一緒に確認していきましょう。

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ホッと一息の英語表現

仕事や作業を終え、安心してひと休みしている状況で、安心してふーっと息をつくところを想像してみてください。

このような状況が、まさにホッと一息のイメージに近いです。

英語で表現すると、

breathe a sigh of relief

というフレーズが、ホッと一息という意味合いになります。

単語の意味をみていくと、納得できるのではないでしょうか。

breathe:【動詞】息を吐く
sigh:【名詞】ため息【動詞】「はー…」と息を漏らす、ため息をつく
relief:【名詞】安心、ホッとすること 【形容詞】救済の、交替の

また、reliefは、開放されるというニュアンスを含みますので、それをふまえて直訳すると、

breathe a sigh of relief
(仕事ややらなければいけないことから開放され)安心のため息をつく

つまり、ホッと一息、の意味になります。

次に例文をみてみましょう。

みんなホッと一息ついた。
We all breathed a sigh of relief.

彼の無事を知らされて、部長は安堵のため息をついた。
Informed of his safety, the manager breathed a sigh of relief.

緊張・心配・苦痛などから解放されて、ホッとため息をつく、ホッと胸をなで下ろす、という意味でも使えるフレーズです。

breathの部分にgiveを入れて、

ほっとひと息つく、やれやれと思う:
give a sigh of relief

という意味で、使うこともできます。

より具体的に表現してみよう

ホッと一息、と言っても、ホッとする度合いや状況はさまざまです。

より詳しく伝えたい時は、breathe a sigh of reliefにひとつ単語を加えてみましょう。

大きくホッとため息をつく
breathe a big sigh of relief

一斉に安堵のため息をつく
breathe a collective sigh of relief

collective:
【形容詞】共有する、集合体の

深い安堵のため息をもらす
breathe a deep sigh of relief

大きな安堵のため息をつく
breathe a huge sigh of relief

例文で出てきた、bighuge、この2つの単語について、補足します。

実はどちらも、辞書で調べると大きい、巨大な、という意味で、あまり違いはないようですが、微妙にニュアンスが違うんです。

hugeの方は、大きい状態を少し大げさに強調したい時に、bigは特に強調せずに、大きい状態をであるということを伝えたい時に使います。

今回の例で言うと、hugebig安堵のため息の大きさの度合いを表していますよね。

文章全体の意味を見ると、結果的に安心の度合い、ホッとした気持ちの大きさを表現できます。

big:大きい安堵のため息=安心の度合いが大きい
huge:とても大きい安堵のため息=bigよりも安心の度合いが大きい

よって、安心の度合いの大きさをより強調しているのが、hugeというわけです。

ホッとして長いため息をつく
breathe a long sigh of relief

短く安堵のため息をつく
breathe a short sigh of relief

内心で安堵の吐息をつく
breathe an internal sigh of relief

Internal:
【形容詞】(組織などの)内部の、(人の)意識内の、(人の)体内の

単語がひとつ増えるだけで、表現の幅が広がりますね。

表現が豊かになることで、気持ちのこもった言葉を相手に伝えられるようになるのではないでしょうか。

ちょっと一息の英語表現

「ホッと一息」「ちょっと一息」は、とても似ていますが、ニュアンスや状況は違います。

例えば、仕事の合間にちょっと休憩、疲れたのでちょっと息抜き、というような意味合いですね。

日常的に会話の中でよく言うフレーズですので、ちょっと一息の英語表現も紹介します。

よく使われる表現は、

休憩する:
take a break

(長く作業し続けていて、ちょっと休もうかという時に)休憩しよう。
Let’s take a break.

という感じで使います。

一息つく:
take a breaker

というフレーズもあります。

コーヒーとケーキでひと息つくのが好き。
I love taking a breather over a cup of coffee and cake.

(やっと作業が終わって同僚に一言)ひと息ついてるよ。
I’m taking a breather.

仕事の合間のちょっとしたコミュニケーションに使ってみてはいかかですか?

まとめ

仕事がひと段落したときに使えるホッと一息、の英語表現を紹介しました。

日本語で「一息つく」と言っても、安心してホッと一息、仕事の合間にちょっと一息など、状況や度合いはさまざま。

今回紹介したフレーズ、ニュアンスの違いを意識して覚えて、ぜひ使ってみてください。

状況に応じたフレーズを日常の英会話に活かすことができれば、より自分の気持ちが相手に伝わりやすくなるでしょう。

また、一息つくようなリラックスした時間を共有することは、相手との距離をグッと縮めるいいきっかけになるかもしれませんよ。

動画でおさらい

「ホッと一息」を英語で何て言う?breathe a sigh of reliefを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。