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嫌いを英語で?嫌いの度合いに応じて使い分けたい英語の表現7パターン

日本語では一つの言葉で表せる表現も、英語では複数の言い回しが存在する言葉というのがあります。

上手に使い分けるには単語の正確な意味を理解することやニュアンスを汲み取ることがポイントとなります。

今回は「嫌い」を英語で表した場合、どのような表現方法があるのか紹介します。

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嫌いを表す英単語

「嫌い」という言葉はどのような対象に対しても使うことのできる使い勝手の良い表現ですよね。

それは、人に対しても物に対しても使われています。

日本語では嫌いという表現が一つしかないのに対し、英語には嫌いを表すさまざまな表現が存在しています。

それでは、英語ではどのように嫌いと伝えれば良いのでしょうか。柔らかい表現から強めの表現までニュアンスも含めて紹介します。

一般的に知られている「嫌い」を表す英単語には
「likeの否定形(don’t like)」

「dislike」

「hate」


などがあります。

これらの違いや使い分けはどのような点なのでしょうか。ニュアンスの違いなど詳しく解説していきます。

1.likeの否定形(don’t like)、dislike

likeの否定形(don’t like)

dislike

は、単純に嫌いという意味を表し、最も一般的な表現です。

また、don’t likedislikeは全く同じ意味ではありません。

don’t likeは、好きではないと訳され、好きでも嫌いでもないという控えめなニュアンスです。それに対して、dislikeは、はっきりと嫌いと言い切るときに使います。

私はスポーツが好きではありません。
I don’t like sports.

彼女は彼が嫌いでした。
She disliked him.

2. hate

hate

は「憎む」「嫌悪する」という意味があり、酷く嫌うというニュアンスが含まれています。場合によっては悪意のある意味も表し、少し強めな感情的な表現となります。

彼女はウソをつく人が嫌悪しています。
She hates people who lie.

3. detest

detest

hateと同じ「酷く嫌う」という意味ですが、hateよりも強い意味を表していて、軽蔑的に嫌うというニュアンスです。

彼女は上司をひどく嫌っている。
She detests her boss.

彼と彼女は互いに強く憎みあっている。
He and she detest each other.

4. loathe

loathe

hateよりも強い意味を持っているため、嫌いというよりは「大嫌い」というニュアンスになります。

彼女は皿洗いが大嫌いです。
She loathes washing dishes.

納豆が大嫌いです。
I loathe natto.

5.abominate

abominate

は何かを「ひどく忌み嫌う」「憎悪する」ことを意味していて、強い嫌悪感を抱いたときに使われる言葉です。

彼女は動物虐待を憎悪している。
She abominates cruelty to animals.

嫌いを表す英単語以外の表現

「嫌い」を英語で表すのは英単語だけではありません。嫌いとダイレクトに伝えるのではなく、少しはぐらかしたいという状況に向いている表現をお伝えします。

1. kind of

kind of

は〜の種類という意味として知られています。

その一方で、「まあね」「ある程度」というニュアンスを持っており、質問の返答に使える大変便利な表現です。

正確な回答をせずに受け流すことができるので、どんな場面にも応用がききますよ。

すごく好きってわけじゃないけど、まあ良いかな。
It’s not my favourite. But I kind of like it.

彼の事が好きなの?まぁ、好きは好きだけどね。
Do you love him? Yeah, kind of.

このように「嫌い」ではなく、答えを濁した返答にも使えます。ネイティブの会話にはよく使われているフレーズですので、ぜひ覚えておきましょう。

2.I’m not a big fan ~

I’m not a big fan ~

を直訳すると「すごいファンではありませんが~」となり、嫌いではないけどすごく好きなわけでもないという表現になります。

fanという単語を使いますが、対象は人に限らず食べ物やスポーツなど何でも当てはめることができます。

タイ料理ってべつにそんなに好きでもないかな。
I’m not a big fan of Thai food.

ピンクはちょっと嫌だな。
I’m not really a big fan of pink.

会話をしている相手が好きだと話しているのに、私は「嫌い」とストレートに伝えづらいものですよね。そんな場合にはI’m not a big fan ~(私はあまり~)と表現すると便利ですよ!

「嫌い」を表す英語表現

unpleasant

不快、不愉快なという「嫌な」を表す英語表現です。人の表情や感情に対しても用いられます。

disgusting

「嫌い」において最上級の否定的な意味を表し、おぞましいものや汚いもの、人、食べ物など全てのものについて使われます。

なんだこの嫌な匂いは?!
What’s that disgusting smell?

納豆の匂いだよ。
This is Natto.

まとめ

英語で「嫌い」を表す場合、会話のニュアンスや表現したい具合によって使われる英単語が異なることが分かりました。

なかでも最も一般的な表現は、don’t like dislike hateになり、比較的柔らかいニュアンスのためどんな場面にも適応します。

さらに自分の感情を豊かに表現したい場合には、detest loatheなどが使われ、嫌いという意思をはっきりと相手に伝えることができます。

また、嫌いだけれどもストレートな返事ができずに困ったときは、kind of I’m not a big fan ~などの曖昧さを表す表現方法もあります。

「kind of」は日本でもあまり馴染みがないかもしれませんが、ネイティブの間では頻繁に使われているフレーズです。

英語には「嫌い」を表す表現がたくさんあると思いますが、使い方を間違えると揉める原因にもなります。自分が表現したいニュアンスは、どの表現が合うのかをよく考えて使うようにしましょう。