「餅つき」を英語で説明するとどうなる?
お正月に私たち日本人が必ず食べるものいえば“お餅”ではないでしょうか?
地域にもよりますが、お雑煮の具材としても定番ですよね。香ばしい焼き餅も美味しいです!
日本の風習では年末に餅つきをして鏡餅を作りお正月に食べる習慣があります。このように、欧米には存在しない日本特有の文化について英語で説明できるようになれたらいいと思いませんか?。
日本の文化のひとつである「餅つき」英語ではいったいどのように表現するのでしょうか?
ぜひ日本の餅つき文化について海外の人にも英語で教えられるように、「餅つき」に関する英語フレーズを紹介します。
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「餅」は英語で?
お正月に食べるお餅は、英語で「rice cake」
と表現します。
「cake(ケーキ)」というと洋菓子のケーキを想像しますが、「cake」という単語には「(氷や石鹸のような)固形状のもの」という意味もあります。
お餅はお米を蒸したりついたりして固形状にしたものなので、「rice cake」と英訳されたようです。
・焼き餅:
toasted rice cake
・お雑煮:
miso soup with rice cakes and vegetables
お雑煮は地域ごとに特色があるので、地元のお雑煮に合わせて内容を変えてみましょう!
「餅つき」を表す英単語はありません!?
お正月というおめでたい日に食べるお餅をつくるのが 年末の餅つき。
お正月に食べることが多いので新年の行事という印象が強いですが、実際には鏡餅を作るために年末に行われる行事です。
住んでいる地域の方や親せきの方など、みんなでそろって餅つきをするという人もいらっしゃるのではないでしょうか?この楽しい餅つき行事、海外の人にもぜひ知ってもらいたいですよね。
しかし英語には、「餅つき」という単語は存在しません。
なぜなら、餅つきという習慣自体が欧米諸国では存在していないからです。習慣がないので、英語には「餅つき」を表す単語もありません。
「じゃあ、餅つきをどうやって伝えたらいいの…?」
と心配になりますが単語がないのであれば、英語で「餅つき」とはどのようなことかを説明してあげれば良いのです。
「餅つき」を英語で説明してみよう
あなたが「餅つき」を日本語で説明するとしたらどのように伝えますか?
「餅つき」とは私たち日本人が、一年終わりに
お正月に供えるための伝統的なお餅を作る行事のことです。
ではないでしょうか。
この日本語の説明を英語に変えてみましょう。
We Japanese pound rice to make traditional New Year’s cakes at the end of the year.
直訳すると
「私たち日本人は伝統的な新年のお餅を作るために年末にお米をつきます。」
となります。分かりやすいところでそれぞれ区切って説明しましょう。
・私たち日本人:We Japanese
・お米を何度もうつ:pound rice
「pound」は、“何度も強く叩く、強打する”と言う意味があります。
臼(うす)に入ったもち米を杵(きね)で力強く何度もつく様子を伝えるときに「pound」で伝えます。
・伝統的な新年のお餅作るために:to make traditional New Year’s cakes
「traditional」は、
“伝統的な”と言う意味です。
「New Year’s cakes」は、
“新年のお餅”となります。
鏡餅のことですね。
・その年の終わりに:at the end of the year
海外に存在しない文化や伝統について説明するのは難しく思えますが、一度日本語で簡潔にまとめてみることで、英語での説明の助けになります。コツとしては、日本語の説明文をなるべく簡単な言葉で作ること!
そうすれば、英語の説明もシンプルにまとめることができますよ。
まとめ
「お餅」は「rice cake」と英語にすることができますが「餅つき」は日本特有の年末に開催される行事なので英単語は存在しません。
そのような時は「餅つき」っていったい何だろう?と考えて、英語で説明できるようになると日本に興味のある外国人も喜んでくれるはずです!
「餅つき」以外の日本の伝統行事についても英語で説明できるようになって日本の文化を海外の人々に広めていきましょう!
動画でおさらい
「餅つき」を英語で説明するとどうなる?」を、動画でおさらいしてみましょう。