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「ちくちく」を英語で言うと? かゆい時・痛い時2つの表現

あなたは、日常生活を送る上で「ちくちく」という表現どのくらいの頻度で使っていますか?

日本語では様々な意味合いをもちシチュエーション毎に表現の仕方も変わってきますよね。

「ちくちく」は日常生活でも使用頻度が高くこの言葉を英語でどのように表現するか、疑問に思ったことはないでしょうか。

日本語でも色々な意味を持ちますが、実は英語の「ちくちく」は主に2つの表現方法があるんです。

今回はこの2つの「ちくちく」について紹介していきます。

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「ちくちく」だけで単語が二つ!?

日本語で「ちくちく」というと、どんな意味を想像するでしょう。

軽く辞書を引いてみるだけでも、肌が「ちくちく」して痒い、頭が「ちくちく」と痛む、心が「ちくちく」する、「ちくちく」いやみを言う、様々な意味が出てきます。

では、英語はどうでしょう。

英語で「ちくちく」という表現は、主に「痒い」と「痛い」の、二つのニュアンスを含む別々の単語があります。

「痒い」ときの表現は?

まず、2つの表現のうち1つ目は
Itchy

という表現です。こちらは「痒い」という意味です。

たとえば、セーターや毛糸の下着、マフラーなどの洋服を着ている時や、背中のタグなどが肌にあたってちくちく痒いという経験をされた方も多いのではないでしょうか?

英文の例を挙げますと、

I got bit by bugs, so it’s itchy.

I’m wearing this sweater right next to my skin, and it itches.

意味は、上から順に虫に刺されて痒い。セーターをじかに着たのでちくちくする。です。

痛いときは何て言うの?

2つ目は痛い時に使う表現です。

ちくちくした痛みがある時は
Tingling

という表現が使えます。

Tinglingは、ちくちくの他に「ひりひり」「(興奮して)ぞくぞくする」「疼く」という表現もできます。

たとえば、しもやけで手や指先がちくちく痛む時、針が刺さってちくちく痛む時など、身体的な痛みが伴うときに使える表現です。

痛いというと、まずPainという単語が出てくるかと思います。

Painと

Tinglingの違いは、ご存知の方も多いと思いますが、Painのほうは単純に「痛み」全般を指し、

背中に痛みがあります
I have a pain in the back.

というように、どこどこが痛いという場合に使用します。

一方、Tinglingは「ちくちく」する感覚や知覚が続く、というニュアンスが入っています。

使い方としては、
彼は手にちくちくとした疼きを感じた。
He felt a tingling sensation in his hand.

です。

単純に痛みがあるのか、「ちくちく」とする感覚や知覚が続くのか表現方法の違いを理解しておけば病院でドクターに診てもらうときに使えますね。

日本語の場合、ちくちくと表現した時、文脈を通して、それが痒いのか痛いのかを判断する事が出来ると思いますが、

英語では使う場面によってそもそもの単語が異なりますので覚えておいてください。

ほかにもある?「ちくちく」の表現

ほかにも、
「Pricking」

「Stinging」

という表現もあります。それぞれどんなニュアンスか説明します。

Pricking

こちらはprickの現在進行形です。

(針の先などで)ちくちく刺すというニュアンスを含みます。

(何かに刺されたのか、ちくっとした)
I felt something pricking me.

など、「痒い」や「痛い」というより、実際に何かに刺されたときに使われることがあります。

また、
a prickle

だけでも通じます。

その場合、痛みというより「違和感」「不快感」という意味合いの方が近くなります。

余談ですが、
pricking of conscience

というと、「良心の呵責」を意味します。

後ろめたさ=ちくちくした小さな違和感や不快感を抱え、心を痛めている。と考えると、「なるほど」と思うところがあるかもしれません。

Stinging

こちらもpricking同様、刺すというニュアンスがあります。

ただ、prickingよりももっと痛みの度合いが強く、針で指を指してしまうというような受動的な意味よりも、針で(相手を)刺すなどの能動的な意味が強いです。

ほかに、「痛みを与える」「辛辣」という意味も含まれます。

a stinging commentで、

辛辣(辛口)なコメントや批判という意味です。

「ちくちく」を英語で言うと? かゆい時・痛い時2つの表現まとめ

「ちくちく」するときの表現を、以下のようにまとめてみました。

・Itchy
ちくちくして痒い

・Tingling
ちくちくして痛い

・Pricking
(針で)ちくちく(軽く)刺す/刺される

・Stinging
ちくちく(相手を)刺す 傷つける
批判する

いかがでしたか?ちくちくするという表現は知らないとなんと言っていいのか分からない単語だと思います。

日本語で考えてみると意外と分かるのですが、このちくちくという単語を使う時は場面によって意味が変わります。

英語では日本語のように一つの単語で複数の意味を持ち、会話によって意味が変わるのではなく、そもそも使う単語自体が変わるので「痛い」や「痒い」など、2つの単語を知っておく必要があります。

知っていれば自分の感情表現として使えますのでぜひ覚えて使ってみてください。

動画でおさらい

「「ちくちく」を英語で言うと? かゆい時・痛い時2つの表現」を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。