「エンストした・タイヤがパンクした」いざという時に役立つ英語表現
あなたは英語圏へ旅行や仕事で行ったことがありますか?もしくは、これから英語を勉強していきたいと思っているかもしれません。
行き先次第では現地でタクシーに乗車したり、あなた自身がレンタカーを運転することもあるかもしれません。
そんな時にもしも車がエンストしたり、車のタイヤがパンクしてしまったらどうしますか?
実はエンストやパンクは和製英語で、そのまま言っても伝わらないことを知っていますか?
そこで、いざという時にあなたを助ける車に関する役立つ表現を関連する単語や例文とともに紹介します。
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「エンストした・タイヤがパンクした」いざという時に役立つ英語表現
あなたが英語圏に旅行や仕事でいったとき、もしも現地で借りたレンタカーが、見知らぬ土地で故障してしまったらどうしますか?
例えば、その車がエンストしたり、タイヤがパンクしてしまったら、きっとレンタカー屋さんなどへ電話をかけると思います。
車の運転中などで困った状況に陥った場合にきっと役立つので、ぜひ和製英語ではない英語表現を覚えてみましょう。
誰もいないような場所で「エンスト」「パンク」
あなたが英語圏で車を運転するという不慣れな状況で、さらには周りに誰もいない場所でエンストやタイヤがパンクしてしまったとしたら?
たいていの人は動転してしまうと思います。まずは落ち着いて、それから助けてもらうために、車を借りたレンタカー屋さんに電話を掛けて状況を伝えましょう。
「エンストした」「パンクした」際に、電話をかけて状況を英語で説明
それでは、どのように「エンストをした」、「パンクをした」と英語で表現すれば伝えられるのでしょうか?
まず「エンスト」はエンジンストップという和製英語の略語です。
英語では、
「stall」
と表現すれば、(燃料不足によって)エンストする、の意味になります。
stallを使って、エンストした状況を英語で伝えるには、
車がエンストしてしまった。
My car has stalled.
と表現します。
もしくはstallを使わずに、
車が故障してしまった。
My car has broken down.
と言っても伝わるでしょう。
続いて、パンクした。と表現するにはどうすればいいでしょうか。
「パンク」も「エンスト」と同様に和製英語です。パンクの語源は、
puncture
で穴をあける、パンクさせる。という意味からです。
タイヤに穴があいてしまった。
The tire was punctured.
これでも一応通じますが、どちらかと言えば堅い表現です。
そこで、「パンクしたタイヤ」を「タイヤが平らになった」という意味で、
「flat tire」
と表現してみましょう。
I’ve got a flat tire.
タイヤがパンクした。
直訳をすると「タイヤが平らになっちゃった」となりますが、英語圏ではこの表現がよくつかわれます。
また、「I’ve got a flat tire」以外でパンクしたことを伝えるには、次の表現でもいいでしょう。
タイヤが平らになった。
The tire went flat.
いざという時には、その車のレンタカー屋さんに電話を掛けて、
エンストした
My car has stalled.
タイヤがパンクした
I’ve got a flat tire.
これら二つを英語で表現が出来れば、きっと助けに来てもらえるはずです。ぜひ覚えて、いざという場合に備えてください。
知っていて損はない、車に関する英語表現
あなたが日常でよく使う車の様々なパーツを表現する言葉は和製英語である可能性が高いです。つまり、そのまま言っても伝わらない言葉が多いのです。
「エンストした」「パンクした」以外の、車に関する英語の表現をいくつか覚えてみましょう。
ハンドル
steering wheel
the wheel
でもいいのですが、こちらは「the」をつけ忘れると「車輪」の意味に変わってしまいますので注意をしてください。
フロントガラス
windshield
英語では「風よけ」と表現します。
サイドブレーキ
the emergency brake
他に、parking brake
と言ったり、英国では
hand brake
ということも覚えておきましょう。
バッテリーが上がる
The battery is dead.
バッテリーが上がる=deadはバッテリーが使い物にならなくなった、と考えるとこの表現も納得ですね。
信号が青です。
The traffic light is green.
青=greenと英語では色が変わります。
The wing mirror is not working.
さて、こちらは英国で使われる表現です。The wing mirrorとは何を指す表現かご存じですか?
答えは「サイドミラー」でした。
最後に車に乗っていると寄らなければ行けない場所、ガソリンスタンドも和製英語です。こちらは、英語では
「gas station」
というのが正しいです。
次のガソリンスタンドに寄ろうよ。
Let’s stop at the next gas station.
耳にしたことのある英語もあったと思いますが、実際に使ったことのある表現は少なかったのではないでしょうか。
「エンスト」や「パンク」以外の車に関する英語表現も覚えれば知っていて損はないはずです。
その他にもある、こちらで紹介していない車に関する英語の例はこちら
「エンストした・タイヤがパンクした」いざという時に役立つ英語表現まとめ
「エンストした」と「パンクした」を英語で伝えたい場合に、そのままの和製英語ではなく、
My car has stalled.
I’ve got a flat tire.
をいざという時に役立つ例として紹介しました。
そのほかにも、車に関する様々な英語表現を紹介しています。
私たちが日常的に使う英語と思っていた車関連の言葉の数々、実は和製英語だったということに驚きを覚えた人もいらっしゃったのではないでしょうか。
この機会に、あなたが日常的に使っている英語表現が、本物の英語なのか、じつは和製英語だったのか、気が付いたときに調べてみると新たな発見があるかもしれませんね。
今回紹介した言葉の数々を、日常的に使い慣れ、いざという時に備えておいてください。
動画でおさらい
「「エンストした・タイヤがパンクした」いざという時に役立つ英語表現」を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。