「参加する」は英語で?4つの英語表現で伝えよう!
例えば、結婚式や会議に参加したり、マラソン大会に参加しますね。
また、誰かに誘われたときや自ら問わずその組織やイベントに参加することって、よくありますよね。
何かと「参加する」という言葉は使用頻度が高いです。
もちろん英語圏内でも、それは変わりません。
英語でさまざまなイベントなどに誘われても、なかなか言葉に出せず、「参加する」と言えないこともあるでしょう。
日本語で言う「参加する」という表現の仕方は、「参加する」の他に「出席する」「合流する」とも言いますね。
これらの言葉は、どれも同じのように思えますが、その場面よって使い分けていますよね。
では、英語で「参加する」と表現するとしたら、どのようなフレーズを思い浮かべますか?
おそらくすぐに浮かんでくるフレーズとしては「Join」でしょう。
英語もまた日本語と同様に、さまざまなシーンで「参加する」を表現できるフレーズがあります。
今回は「参加する」という表現を大きく4つに分けて紹介します。
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「参加する」の代表的なフレーズとそれぞれの使いかた
「参加する」と調べてみると、
「Join」
「Attend」
「Take part in」
「Participate in」
という4つのフレーズが出てきます。
どれも「参加する」という意味を持つのですが、使い方や区別が良く分からないですよね。
では、違いは一体何なのでしょうか?
一番初めに、4つのフレーズの違いについて触れておきましょう。
まず初めに「Join」というフレーズです。
こちらはとても広くさまざまなシーンで使える「参加する」というフレーズ。
「仲間になる」という少しフランクな意味合いも持ちます。
そして次に、「Attend」と「Participate in」の違いです。
「Attend」は「出席する」という意味合いを持ち、出席した先でどのような役割を果たすのかは、関係がないのです。
しかしその一方で、「Participate in」は、「参加する」がとても合っているフレーズ。
参加したグループの活動にも、一緒に加わっていくイメージです。
また「Participate in」と似た意味で「Take part in」が使われることがあります。
「Participate in」よりも、より具体的な活動に加わるイメージで使用します。
この「Take part in」は、(in)活動の中で(part)役割を(take)果たすという深い意味合いを持ちますので、ビジネスシーンでも活用できます。
このようにまずは4つの違いを理解していきましょう。
「Join」は「枠組みに入る、メンバーになる」の参加
「Join」には「参加する」の他に、「結合する」、「つなぐ」、「合流する」という意味があります。
また「仲間になる」というニュアンスも含まれています。
(私たち達と一緒にランチしませんか?)
・Why don’t you join us for lunch?
(私は政党に参加するつもりです。)
・I will join a political party
(あなたの野球チームに入りたいです。)
・I want to join your baseball team.
(うちの空手クラブに入りませんか?)
・Would you like to join our Karate club?
このように「Join」は人と人をつなぐ、仲間になるというようなイメージ。
自ら参加して積極的に一緒に何かをするというイメージのときに使用します。
会話では「participate」や「take part in」よりも、多く使われているようです。
また、「Join」の熟語で「Join in」というのがありますが、
・Join(仲間になる)
(何かに参加して、仲間になって、行動を起こす)
・Join in
というような違いがあります。
「attend」 は出席するという意味での参加
「Attend」は先程も説明したように「出席する」というニュアンスのときに使われます。
例えば、結婚式や、何かのパーティや会議などに招待されたときです。
(会議に出席します。)
・I am going to attend the meeting.
(来週講義に出席します。)
・I will attend a lecture next week.
(あなたには私の誕生会に来てほしいです。)
・I want you to attend my birthday party.
このように「出席はするけれど、何かの行動をすることはないとき」、「出席はするけれど何かのメンバーに加わるといった事のないとき」に、この「Attend」が適語です。
例えば、花火大会を思い浮かべてみてください。
花火を見に行く人たちは綺麗な花火を鑑賞するために集まった人たち。
特に打ち上げには、携わっていないので「Attend」というフレーズが適語です。
それに対して花火師さんや会場を警備する人たちなどは、花火大会に携わっているので、「Participate」や「Take part in」が適語になるのです。
また、こうしたときに「Join」も使えるかというと、そうではありません。
理由としては、やはり「Join」はイメージとしては「仲間になる・メンバーになる」という要素が強いからです。
こんな英語表現もご紹介。
⇒ 3つのビジネスシーンで使える英語での「お疲れ様」!
「Take part in」と「Participate in」で「参加する」
この2つの表現は、どちらとも「参加後に何かしらの行動をする、または共にする」というニュアンスが含まれています。
「Particiapte in」の方がどちらかというと「Take part in」より多少フォーマルな表現になります。
(私たちはそのキャンペーンに参加します。)
・We have to participate in the campaign.
(彼はその会議に参加できます。)
・He can participate in that conference.
(私はその祭りに毎年参加します。)
・I participate in that festival every year.
(私は就任式に参加しなかった。)
・I didn’t take part in the installation.
(私はこのトーナメントに出場したいです。)
・I want to take part in the tournament.
このように、文章には記載されていませんが、後に「参加します。そしてその後に行動を起こします」という意味が込められています。
活動に加わり、行動をするという意味を持ちますので、ここで「Attend」を使うのは少し違ってきますね。
まとめ
「参加する」を表現する英語は、さまざまありますが、この「Join」「Attend」「Participate」や「Take part in」の4つを覚えておけば、ほとんどの状況で対応できます。
使う場面に応じて単語が変わるので、どのようなシーンで使えるのかをイメージしておくと、すぐに会話でも出てくるでしょう。
特に大切な事は、自分自身が「参加してその後行動をしていくのか」ということ。
そして、「ただ出席するだけで何かに加わるわけではない」というどちらの状況なのかを理解し、それがフォーマルなシーンなのか、カジュアルなシーンなのかをしっかり見極めることです。
この状況の把握ができるようになり、「参加する」を使い分けられるようになれば、英会話もさらにレベルアップしていきますよ。