「微妙…」を英語で言うと?That’s kinda iffy
今回は日本人が言えそうで言えない英語の表現を紹介します。
今回の表現は、微妙…という表現です。
日本の日常会話でもよく使いそうな表現ですが、英語はどのように表現するのかはわからないという人も多いのではないでしょうか。
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微妙…を英語で?スラング的に使える表現
たとえば、レストランで頼んだ料理がおいしいとは言えない時に、(味が)ビミョー…と表現したい時、どのような英語を使うでしょうか。
この場合の微妙にぴったり当てはまる言葉は英語にはありません。
したがって、微妙…を英訳すると、こんな感じになります。
That’s kinda iffy.
kindaという単語は、kind ofが口語の形になったもので、「なんとなく」という意味です。
iffyとは、日本語で言うと「疑わしい」という意味がある単語です。
つまり、
That’s kinda iffy.
「それってちょっと疑わしいよね」という意味合いになります。
料理の味が微妙な時以外にも、
- 天気が微妙(あやしい)
- デートの行き先を提案をされて、そこはちょっとビミョー…と
と言いたい状況などでも、That’s kinda iffy.というフレーズを使うことができます。
日本語で言う、微妙というニュアンスを上手く表現できますね。
言えそうで言えない英語についてはこちらの記事も参考になります。
その他の微妙の表現は?読み方や発音も紹介
日本語で言う微妙には、他にもさまざまな意味があります。
たとえば、微妙に違う(少しだけ違う)という場合や、色々な気持ちが混ざって微妙な(複雑な)心境という場合はそれぞれ違う単語を使います。
ほんの少しだけ違う場合の微妙
この場合、subtleという単語を使います。
カタカナで読み方を表現すると、サァトゥルという感じで発音しましょう。
(発音記号:sʌ’tl)
subtleを使った例文
彼女と私の意見は微妙に違う。
There is a subtle difference between her opinion and mine.
という使い方をします。
複雑な気持ちという意味での微妙
この場合、色々な気持ちが混ざり合っている心境なので、混ぜるという意味の動詞(mix)の過去分詞形である、mixedを使うことができます。
mixedを使った例文
その決定については複雑な気持ちだ。
I have mixed feelings about the decision.
まとめ
天気が微妙、味が微妙、その場所は微妙…
こういうシチュエーションにおいて、単語のみで「微妙」という日本語にぴったり翻訳できる英単語はありません。
That’s kinda iffy.というように、組み合わせの形を上手く使って説明する必要性があります。
他にも、日本語の微妙のニュアンスに合わせて、英語では表現を変える必要がありますので、subtleやmixedを使った表現も覚えておくといいでしょう。
動画でおさらい
「微妙…」を英語で言うと?That’s kinda iffyを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。