「味が薄い」の英語表現|「さっぱりしてて美味しい!」から「薄味で物足りない」まで様々なフレーズを紹介
何かを食べて美味しい!と感じるのには、必ず理由がありますよね。そしてその理由を説明するための表現はとても幅広く、数多くあります。
コクがあって美味しい、まろやかで美味しい、もちもちしてて美味しい、みずみずしくて美味しい。こうして挙げていくとキリがないですよね。
今回はそんな食べ物の感想を伝える際のフレーズの中から、ひとつをピックアップしました。
この記事を読んで、「美味しい!」といった一言感想ではなく、「薄味でさっぱりしていて美味しい!」と言えるようになりましょう。
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「味が薄い」の英語表現
味が薄いはポジティブな意味で使う場合とネガティブな意味で使う場合とがあります。
さっぱりしていて美味しい、あっさりしていて美味しいというポジティブな表現と、味が薄くて物足りないというネガティブな表現。
まずは、ポジティブな表現さっぱりしていて美味しいからみていきましょう。
ポジティブに「さっぱり/あっさりしてて美味しい」
さっぱり、あっさりを表現する為には、light、plain、refreshingといった単語を使います。
lightは光、色が薄い、重さが軽いなど様々な意味をもつ単語ですが、味に対して使う際にはさっぱりしているという意味で使うことができます。
この料理、さっぱりしていて美味しいわ。
This food is light and tasty.
この日本酒はすごくさっぱりとした飲み口で美味しいな。
This sake is quite light and tasty.
ちなみに日本酒に限らずですが飲み物の香りが強い、弱いという表現にはlightではなく、strong、weakを使います。
私にとってこのコーヒーの香りは弱くて飲みやすいわ。
This coffee has a weak aroma and smooth for me.
plainはバターなどを付けていない食パン、白ご飯、無糖ヨーグルトなど、味付けされていない料理や食べ物を指すだけでなく、あっさりした味わいといった意味でも使われます。
母はあっさりした食べ物が好きです。
My mom likes to eat everything plain.
refreshingは気分が爽やかという意味だけでなく、味がさわやか、さっぱりしているといった意味合いでも使うことができます。
主に野菜やフルーツなど軽くて味もさっぱりしている物に対して使うことが多いです。
あのスムージー、さっぱりしていて美味しかったよ。
That smoothie was refreshing and tasty.
そうめんはさっぱりして美味しいよね。
Somen noodles are refreshing and delicious.
さっぱり美味しいはさっぱりを表現する単語にtasty(美味しい)を加えることで簡単に表現できますね。
ネガティブに「薄味で物足りない」
塩味が足りない、味が軽い、味が薄くて物足りないといったネガティブなフレーズを作りたい際にはlight、plain、blandを使って表現します。
ポジティブな表現ででてきたlight、plainですが実は、塩味が足りない、味が軽い、味が薄くて物足りないといったネガティブなフレーズを作りたい際にも使えます。
このビール、ちょっと私には軽くて物足りないな。
This Beer is a little too light for me.
あのスープ、味が薄くて好みじゃなかったな。
That soup was too plain.
too light、too plainとtoo+形容詞の形をとることで、ネガティブなニュアンスを出すことになります。
blandは味が薄い、風味がない、水っぽいといったそれだけでネガティブなニュアンスがある単語です。
味付けが薄くて美味しくないことを表現する際にピッタリです。
このパスタ、味が薄すぎて美味しくない。
This pasta is bland.
これ何だろ?味がしない。
What’s this? It tastes bland.
料理を振舞ってくれた友達に味の感想を質問されて、ストレートに味が薄くて…と言えない際にはこんな表現も役立ちますよ。
これ、何か物足りない感じだね。
It’s missing something.
逆にこれはひどい味、というのを海外の人たちは面白おかしくこんな風に言葉にすることもあります。
これ、段ボールのような味がするよ。
It taste like cardboard.
食感は想像できる気がしますが、一体どんな味なんでしょうね…。
「美味しさ」を表す英語表現の関連記事はこちらです。
さっぱり味の反対は?
味が薄くて美味しい、味が薄く物足りないの英語表現を終えて、余裕のある方!
さっぱり味の反対、濃厚な味に関する美味しい、不味い表現も確認しておきましょう。
まずは、濃厚で美味しい、ポジティブなニュアンスの表現はrichを使います。
味が濃厚で美味しいです。
This is very rich and tasty.
次に、ネガティブな場合。胃もたれするくらい濃くてイマイチ、不味い、といった場合は、heavyを使います。
あの食事は胃がもたれる。
That meal was heavy.
あれはちょっと濃すぎよ。気持ち悪くなったわ。
That was too heavy. I feel sick.
lightの時と同様、味が濃すぎる場合は、too + 形容詞の形で表現できます。
濃厚な味に関するrich以外の表現、例文などはこちらの記事に掲載しています。
まとめ
さっぱり、薄味、濃厚に関する英語表現をみてきました。
味がさっぱりしていて美味しい場合は、light。
逆にネガティブな意味での薄味。味が薄くてイマイチ、不味いといった場合には、light、plain、blandを使いました。
また、ネガティブなニュアンスを含ませたい場合にはtoo+形容詞の形で表現できることも勉強しましたね。
そして、余裕のある人には、さっぱりの反対、濃厚に関する英語表現もみてもらいました。濃厚で美味しい場合にはrich、味が濃くてイマイチ、不味いときはheavyを使いました。
さっぱりと濃厚が使えるだけでも、味の関連表現が多彩になり、情報にぐんと広がりを持たせられますよね。
これで、食べた感想などをコメントしたい食べ物を見つけた際には、今までより詳しく友達にメールできますね!
また、食品関係の話題は日本、外国問わず日常会話としても人気です。
これを機に英会話でお気に入りの食べ物、飲み物などの味に関する紹介ができるように確実に身に着けていきましょう!
動画でおさらい
「味が薄い」の英語表現|「さっぱりしてて美味しい!」から「薄味で物足りない」まで様々なフレーズを紹介を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。