【TOEFLライティングのコツ】この3つを意識すれば点数が変わる
TOEFL iBTにて英語で長文を書くときに行き詰ってしまった経験はありませんか?
今回は、TOEFL iBTライティング時の基本構成について紹介していきます。おおまかに、その基本構成とはIntro、 body、conclusionの3つとなります。
TOEFLのライティングのスコアをアップさせるためにはどのようなことを書くべきかといったコツと、注意点、TOEFL iBTのスコアについての知識を紹介していきます。
それでは確認していきましょう!
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英語ライティングのコツを押さえよう
日本人が英語のライティングであまり苦労しないようにするには、英語の基本構成を理解する必要があります。
例えばアメリカなどの大学へ留学した場合は、論文をたくさん出さないといけませんので、ライティング力を向上させて留学後もあまり苦労しないようにしておきましょう。
まず、なぜ英語のライティングは苦労するかというと、日本語の作文の書き方と英語のエッセイの書き方は、大きく違うからです。
英語のライティングでは、基本的に以下の3つのパートに分かれます。
1.Introduction (序文)
2.Body(主文)
3.Conclusion(結論)
この3つのパートが必要不可欠なのです。
TOEFLについてはこちらの記事も参考になります
1.Introduction (序文)
まず、Introでは自分がこのことについて賛成しているのか、反対なのか、自分の意見をここでまず述べます。
例えば、TOEFLではよく次のような感じでお題が出されます。
「小学生が塾に行くのは賛成か反対か?具体的な理由とともに、自分の意見を述べよ。」
ここで、まず最初にすべきことは、賛成か反対か、どちらかの意見を示すことです。TOEFLでの回答としてはどっちでもいいとかいい点と悪い点があるようなあいまいな立場をとっては高いスコアは目指せません。
もし、小学生が塾に行くのが反対という立場を取るのであれば、Introでは、
私は小学生が塾に行くことに反対です。
I disagree with the opinion that elementary school students should go to a cram school.
というように、まずはっきりと自分の意見を述べる必要があります。
2.Body(主文)
意見を述べた後にBody(主文)の部分で、なぜ自分の意見が正しいのかという証明をしていく必要があります。
TOEFLでは小学生は塾に行くべきだという前記の意見に反対するならば、なぜ反対なのか具体的な理由を3つ4つ挙げないといけません。
例えばですが、
1. 夜遅くまで小学生が外に出ていることは健康上あまりよくない。
2.夜遅くまで勉強することによって、学校で集中することができなくなって、学校での学業が疎かになってしまう。
3.塾に行くことによって部活動をする時間が無くなって、それは子供たちにとってあまりいいことではないのではないか。
などが理由として挙げられるでしょう。
3.Conclusion(結論)
最後はConclusionです。Introの部分で話した内容について言葉を変えて論ずる必要があります。
従って、私は子供が塾に行くことは反対である。
In conclusion, I am against that children go to a cram school.
というような文章です。
できればIntroで使った語彙をそのまま使うのではなく、同意語を使って書き換えるパラフレーズを使用しましょう。そうすることができるようになれば、さらなるスコアアップが期待できます。
また、当たり前のことですが、Introの部分で述べた意見と変わってしまわないように注意しましょう。TOEFLのライティングでは、1つの意見を貫くことがとても重要です。
英語でのライティングはIntro、body、conclusionの3つのパートに分けて書くことがわかりましたが、日本語はBodyの部分から始めるケースがほとんどです。
例えば、子供が塾に行くのって、夜遅くまで外出しないといけないし、学校の勉強も疎かになってしまうし、あまり良くないことですよね。と、理由を先に述べた後に、最終的に、私は反対です、という結論に辿り着く。そういった話し方をするのが日本語です。
つまり言いたいことを最初に述べるのが英語、文章を最後まで読まないと言いたいことがわからないのが日本語です。
どちらが良いわけでも悪いわけでもありませんが、英語で文章を書く際には、英語の論理構成のルールに従う必要があります。もちろんネイティブも、英語で文章を書くときは、日本人の話し方・書き方とは異なる、Intro、body、conclusionの順番で書きます。
しかし、日本人はbody、conclusionの順番で話をしがちなので、TOEFLのライティングでもIntroを上手に入れることができなかったり、結論としての自分の意見をはっきり書かなかったりすることが多いのです。
bodyの部分で私が何を言いたいか分かるでしょう?分かるよね?と、相手に想像させるというのが日本語の美しさや面白さでもあります。しかし、TOEFLのライティングで高いスコアを目指す場合においては、この方法は通用しません。
つまり、郷に入っては郷に従えなのです。
なので、文章を書き始める前にますは自分の意見を明確にし、Introと結論を考えておく。そして、Bodyで文章の内容が途中で反れないよう、気をつけながら文章を書く、という方法もおすすめです。
TOEFLのスピーキングについてはこちら
TOEFL iBTスコアについて知ろう
TOEFL iBTテストにはライティングを含めた4つのセクションがあります。こちらでは、スコアについて紹介いきます。
4つのセクションとスコア内訳
TOEFL iBTテストの総合スコアは 120点満点で評価されます。
冒頭で紹介した通り、TOEFL iBTテストは4つのセクションがあり、スコアによって英語レベルの目安が判断されます。4つのセクションとレベル目安を確認していきましょう。
Reading セクションのレベル目安 (満点スコア:30) |
高(22~30) |
中(15~21) |
低(0~14) |
Listeningセクションのレベル目安 (満点スコア:30) |
高(22~30) |
中(14~21) |
低(0~13) |
Speakingセクションのレベル目安 (満点スコア:30) |
良(18~25) |
限定的 (10~17) |
弱 (0~9) |
Writing セクションのレベル目安 (満点スコア:30) |
優(24~30) |
良(17~23) |
限定的(1~16) |
英語の文法についてはこちらの記事も併せてごらんください
TOEFLスコアの有効期限
TOEFLスコアには有効期限があります。その有効期限とは、受験日から2年間です。
留学を考えている場合は、自身の英語レベル把握のためにも定期的にスコア更新しておきましょう。
TOEFLスコア開示の目安期間
TOEFLは、コンピューター受験できるため、採点もスムーズです。
目安として、受験から約10日後には、スコアがネット上で開示されます。そして一般的には、遅くとも受験から一ヶ月以内にはスコアの印刷された通知が届きます。
TOEICとの違い
TOEICとTOEFLの違いは、おおまかにTOEICは就職者向けTOEFLは留学者向けです、
TOEICは、就職の際に有利です。しかし、それは日本や韓国などのアジア圏の会社に就職を考えている場合に限定されます。難易度はTOEFLよりも低いです。英語が話せて当たり前の英語圏の企業に対しては、TOEICスコアは重要性がほとんどないのが現実です。
一方でTOEFLは、主に英語圏以外の国の人が英語圏の大学に留学する際に必要になってくる検定です。たとえば留学先の大学に、TOEFLスコアを提出することが必須条件となっていることが多いです。
TOEFL iBTのライティングは3つを意識すれば点数が変わるまとめ
TOEFLの英語のライティングでは、日本語と同じように書くのではなく、Intro、Body、Conclusionの3つのパートに分けること、はっきり意見を述べ意見を貫くことが高いスコアを目指すには重要であることがわかりました。
ぜひ普段の勉強で意識して癖をつけてみてくださいね!
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動画でおさらい
TOEFL iBTのライティングは3つを意識すれば点数が変わるを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。