TOEICの問題が載っているサイト3つ!毎日解いて慣れよう!
TOEICテストを受けたことがある人や、これから受けたりする人も多いのではないでしょうか。
効率良くTOEICスコアをアップさせるには、ちょっとしたコツと対策が必要です。
でも英語学習の時間をひねり出すだけでも苦労するのに、TOEICテスト対策講座や練習問題を探したり、出題傾向を研究したりするなんて、とても大変ですよね。
2016年に新形式問題が導入されたTOEIC。
今回は、この変更点についての簡単な解説と併せて、無料で利用できるTOEIC対策問題集が掲載されているサイトを3つ紹介したいと思います。
ぜひTOEIC攻略に役立ててください。
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TOEICの新形式について
TOEICとは、受験を控えている高校生におすすめの英検とは違って、就活を控えている大学生や転職を考えている社会人が多く受ける、主にビジネス英語能力を試す試験です。
そのため、日常会話ではなく、ビジネスシーンにおける会話が出題される傾向にあります。
読解問題に用いられるメールの内容がビジネス上のやり取りだったり、リスニング問題の内容が上司との会話だったりします。
実際の英語力とリンクする部分も大いにありますが、あくまでもテストで出題傾向があるということをまずは意識してください。
つまり、TOEICでスコアを伸ばすのは、テストで点数を伸ばすということ。これには難易度をふまえた、TOEICパートごとのコツとテクニックが必要です。これから解説するポイントを参考に、努力の方向性を掴んで効率良くTOEICテスト対策をしてくださいね。
問題構成の変更点
問題構成がどう変わったか、新形式導入の前後で比較してみましょう。
変更前 ⇒ 変更後
リスニングセクション(約45分)
パート1:写真描写問題 10問 ⇒ 6問
パート2:応答問題 30問 ⇒ 25問
パート3:会話問題 30問 ⇒ 39問
パート4:説明文問題 30問 ⇒ 30問
リーディングセクション(75分)
パート5:短文穴埋め問題 40問 ⇒ 30問
パート6:長文穴埋め問題 12問 ⇒ 16問
パート7:1つの文書 28問 ⇒ 29問/2つの文書 20問 ⇒ 25問
変更点のポイント
リスニングセクション
- 会話問題(パート3)において、短い発言でやりとりの多いものが加わり、問題数が増加
- 3名で会話する設問がある
- (省略形)Elisionsや
(文の一部分)Fragments
を含む会話が流れる - 問題用紙にある図の情報と、会話で聞いたことを関連づけて解答する設問が加わる
- 話し手が暗示している内容を問う設問が加わる
リーディングセクション
- 長文穴埋め問題(パート6)や読解問題(パート7)で、適切な一文や挿入箇所の選択といった、文書構成への理解を問う設問が加わる
- オンラインチャット形式で複数名がやり取りを行う設問が加わる
- 読解問題(パート7)で、3つの関連する文書を読んで理解する設問が加わる
- 書き手が暗示している内容を問う設問が加わる
これまでと変わらない点
途中休憩なしの2時間で、リスニングセクション(約45分・100問)とリーディングセクション(75分・100問)の合計200問に答えること。
そして、テストが英文のみで構成され、英文和訳・和文英訳といった設問がないこと。
また、問題用紙への書き込みは禁止で、マークシート方式の一斉客観テストであることなどは、従来と同じです。
なお、各セクションの最低スコアは5点、最高スコアは495点で、TOEIC全体は最低10点、最高990点満点です。
いかがでしょうか。
新たに加わった問題では、素早く正確に状況や構成、内容を把握する力がより重要になってきます。
これらは実際の会話でも、円滑なコミュニケーションを取るために必要な力でもあるので、ぜひ頑張って、自分のものにしてください。
英単語を一語一語頭の中で一旦日本語に直して考えるのではなく、英文のまま内容を理解していけるような練習をしていきましょう。
TOEICの練習問題が掲載されているおすすめサイト3つ
新形式の問題構成がわかったところで、TOEIC学習に役立つ、無料サイトを3つ紹介します。
毎日トレーニングしたい!
毎日コツコツと勉強したい方におすすめするサイトは、アルクが提供するTOEIC(R)問題 毎日トレーニングです。
毎日短い問題が3問ずつ出題され、すき間時間にトレーニングを積み重ねるのには最適。
無料登録すれば一部の過去問も利用可能になります。
正解の判定だけで終わらず、音声のスクリプト表示をはじめ、日本語訳・解説もしっかりしてくれるので、確実に力がついていくでしょう。
初めてTOEICを受験する方は、こちらの記事も参考になります。
しっかり問題演習をしたい!
問題演習を重点的にしたい方におすすめなのは、Hiroshima University’s TOEIC(R) Practice Questionsという、広島大学が運営するサイトです。
リスニングパートからリーディングパートまで、全パートの練習問題が多くそろっています。
解説では、リスニング問題ではスクリプト表示と音声を聞くことができ、読解問題などでは
Online Dictionary
という辞書機能があり、そのページで使用されている重要語句の解説が表示されます。
TOEIC頻出単語集などで単語のみをひたすら詰め込むより、問題演習を通して単語や文法を覚えていくことができます。
過去問をたくさん解きたい!
グルペディア株式会社運営の過去問.comでは、TOEICの過去問や予想問題を、パソコン・スマートフォンから1問1答形式で解き続けることができます。
解説もしっかりしており、自分だけが見れる付せんメモ機能、全問/分野別でのランダム出題機能があるなど、本番へ向けた実践練習に良いサイトです。
TOEICは慣れが必要!
オンラインで問題練習ができるサイトを紹介しましたが、はじめにも言ったように、結局のところTOEICというのはテストなんです。
つまり、テストなので、慣れが必要です。そのため、その人の英語力とテストの点数というのが比例してるわけではない事が多々あります。
ではどうやってスコアを上げればいいのかというと、TOEICの問題の解き方、出題傾向などに慣れていくことが求められてきます。
英語力は当然必要ではあるのですが、英語力だけでなく、テスト自体に慣れる訓練を行っているかどうかによって、同じ英語力でも100点ぐらい点数が違ってくる可能性があるのです。
ですので、TOEICのおすすめの学習法というのは、毎日なるべく少しでもテスト問題に触れて解く、という習慣を付けていくことなのだと思います。
そのためには、問題集や練習サイトだけでなく、面白いと思えるアプリを利用して学習方法を工夫するのも良いでしょう。
この勉強習慣を身に付けるだけで、同じ英語力でも点数がかなり上がったりするので、毎日頑張ってTOEICの問題を解いてみてくださいね。
TOEICおすすめの問題集はこちら。
まとめ
今回はTOEICの新形式のポイントと、練習問題がのっているサイトを3つ紹介しました。
TOEICのスコアをあげたいなら、TOEICの問題形式に慣れて、出題傾向を知ることが大切になってきます。
TOEICの問題を毎日少しずつでもこつこつ解いて、慣れていくことがスコアアップのための一番の近道となることでしょう。
動画でおさらい
TOEICの問題が載っているサイト3つ!毎日解いて慣れよう!を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。