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日本人ぽい表現「あなたに任せるよ!」を英語で

ランチのお店や仕事の方針など、友人や同僚と何かを決めようとする際、自分の意見が言えない時ってありますよね?

そんな時、ともに行動する相手に「(あなたに)任せるよ」と決断を委ねることがありますよね。

この言葉は、相手の意思を尊重したいとき、相手に決めてほしい時、相手が考えを言いやすい状況を作ることのできる便利な言葉です。

私たち日本人が日常会話でよく使う、あなたにお任せします。は英語ではどのように表現するのでしょうか。

今回はさまざまな場面で使い勝手のいい「あなたに任せるよ」という日本語の英語表現について紹介します。

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シチュエーション別のあなたにまかせる

友人との食事で何を食べるか決める場合

これから友人と一緒に食事に行こう!というとき友人に、
What do you wanna eat?

(何が食べたい?)と尋ねられたとしましょう。

その答えとして、何でもいいよ! あなたに任せるよ!というニュアンスを伝えたいのであれば、
It’s up to you.

(あなたに任せるよ。)です。

It’s up to you. を、言われた側は自分の気持ちが言いやすくなります。

きっと、考えていた何らかのアイディアを出してくれたり、美味しいお店を教えてくれたりなどして、協力してくれるはずです。

仕事のやり方を決める場合

例えば仕事のやり方について話し合っていて、今回はあなたに任せるよ。と伝えたい時にも、It’s up to you.(任せるよ)と伝えることができます。とても便利な表現方法ですね。

この表現は、英語の慣用句として覚えてしまいましょう。

「任せるよ」= It’s up to you.

ここで注意したいのが、仕事の場合に使う It’s up to you.(任せるよ)には、自分でよく考えて決めなさいというニュアンスも含まれているということです。

I’ll leave it up to you.

時間や場所を決める場合

ランチの時間や場所を決めようとしている会話の中で、

どこで食べたい?
Where do you want to eat?

あなたに任せるわ。
I’ll leave it up to you.

場所や時間は君に任せるね。
I’ll leave the time and place to you

この、I’ll leave it up to you. という表現方法は、この言葉を言った側が、言われた側のセンスや知識に信頼を置いているという意味合いを持ちます。

It’s up to youとI’ll leave it up to you.の違い

紹介した2つの英語のフレーズは、状況によってニュアンスが異なってくるので、使う場合は注意が必要です。

It’s up to you=無関心?

It’s up to youの「何でもいいよ、任せるよ」は、人や場合によって感じ方が違ってくるので、要注意です。

例えばいくつかの選択肢が与えられた場合、

今夜はどの映画を見る?AかBかどっちにする?
What should we watch tonight? Movie A or Movie B?”

任せるよ。
It’s up to you.

この状況だと、任せるよ(何でもいい)といった意味でも質問したことに対して無関心だと思われてしまうことがあります。

英語のフレーズの選択は、相手や状況によって使い分けが必要ということですね。

「相手の希望通りでいいよ」なのか「何でもいいから勝手に決めて」ということなのかです。

人と人とのコミュニケーションの難しさは、大人になっても、日本語でも英語でも万国共通で、悩みはつきません。

I’ll leave it up to you=センスをほめられている?

(あなたに任せるわ)
I’ll leave it up to you.

この表現は、任せられている分野において、知識を認められているという意味合いになります。

何でもいいから任せているのでなく、相手のセンスを信頼して相手に決めてほしい、というニュアンスですね。

It’s up to ○○

It’s up to~.は直訳すると「それは~次第です」という意味です。

up to ~(~次第)したがって「~」の部分にいろいろな単語を当てはめることで、さまざまな状況の「それは~次第です」を表現できます。

奥さん次第

「今週末、飲みに行ける?」と友人に誘われたとしましょう。

誘われたのはうれしいけれど、怖い奥さんに行けるかどうか聞かないといけない場合を想像してみてください。

まさに、この場合、
(うーん、奥さん次第かな。聞いてみないといけない。)
Um, it’s up to my wife. I have to ask her.

早めに奥さんに聞いてから、心置きなく飲みに行きましょう。

その他さまざまな単語で応用OK

my wife 以外にも、さまざまな単語で応用することもできます。

夫次第
up to my husband


上司次第
up to my boss


父親次第
up to my father

このように、it’s up to~はさまざまな場合に使えます。

いろんな文を作って慣用句のように覚え、実際に会話の中で使ってみましょう。反復することで、自然と口から出てくるようになります。

〇〇はあなた次第です

また、It’s up to you.は、任せるよ!だけでなく後ろにフレーズを続けることで、○○はあなた次第です。という文を表現することもできます。

英語が上達するかはあなた次第です。
It’s up to you whether you make progress in English.

leave ○○ to [with] 人

更に、Leaveを使うことで、○○を誰かに任せる。という文を表現することができます。

どちらの方向へ行くかは君に任せます。
I’ll leave it to you which direction we should take.

○○になぜ 、it? と思われるかもしれません。この it は特に意味はなく、目的語(which~)が長い場合、このような記述が一般的です。

目的語が長いと、文章全体の意味が分かりにくくなるため、leave の後ろはとりあえず it を置き、あとから目的語(which~)を書きます。

逆に、自分に何かを任せてほしい場合、leave it to me! を使いましょう。

任せて!
Leave it to me!

このプロジェクトを私に任せてください!
Please leave this project to me!

自分の能力を信じてほしい、という気持ちを伝えることができる便利なフレーズです

日本人ぽい表現「あなたに任せるよ!」を英語でまとめ

「あなたに任せるよ」の2つの英語表現、It’s up to you.何でもいいよ)I’ll leave it up to you相手のセンスに任せるよ)

相手に決断を任せる時というのは、英語で表現する場合自分が決められない場合と、相手に決めてほしい場合の二通りから選択するということがわかりましたね。

日本語だとどちらの場合も「あなたに任せるよ」と同じ表現ができます。本当の気持ちをハッキリ示さずとも、便利で使いやすいですよね。

ただ英語で表現するとなると、状況によって使い分けに注意が必要です。

また、It’s up to you.には「○○次第」。leave it to ○○には「○○に何かを任せる」。という表現も紹介しました。

何かを、任せる。任せてください。という状況は仕事でもプライベートでも日常生活でよくある会話ではないでしょうか。

ニュアンスの違いの感覚は、実際に使っていくうちに身についていくものですね。状況による使い分けを意識しながら、どんどん実生活で使ってみてください。

動画でおさらい

「日本人ぽい表現「あなたに任せるよ!」を英語で」を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。







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