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5W1Hが必ずくるフレーズ「何やるの?」を英語で

中学の英文法で、何と聞きたいときには疑問詞
what

を使って疑問文を作るんだと習った記憶がありますよね。

このwhatをはじめとする疑問詞の中でも、特に5W1Hと呼ばれるグループは、英会話において大活躍の単語たちなんです。

そこで今回は、何やるの?をベースに、5W1Hそれぞれの意味と使い方、文の作り方のコツを例文とともに解説します。

ぜひ単語単体ではなくフレーズで覚えて、応用の利く英会話の知識を深めてくださいね。

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文章の頭にくることが多い5W1H

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何やるの?を英語で表現すると、こうなります。

What are you going to do?

ここでまず注目すべきはクエスチョンマーク、すなわち疑問形であり、何という疑問詞を使っているという部分です。

この疑問詞を使った疑問文では、得たい情報の種類によって、何・どこ・なぜなどと疑問詞を使い分けます。

こういった疑問詞のなかで代表的なものが5W1Hと呼ばれ、文章の頭に来ることが非常に多いのです。

5W1Hそれぞれの意味と使い分け

では5W1Hとは、具体的にどのような単語なのでしょうか。

これから1つずつ、その意味と使い分けについて説明します。

単語がもつ意味や使うときのイメージをつかんでおけば、あとで説明する文法や例文を自然な流れで覚えられるようになりますよ。

what(何)

主に物や話の内容で分からない部分・はっきりしない部分があって、その情報をきちんと知りたいときに使います。

〇〇って何?と聞くイメージ。

それは何ですか?
例文:What is that?

また、人に対して用いる場合は、特にその人の身分や職業・社会的地位などを尋ねるときに使います。

お仕事は何をなさっているんですか?
例文:What do you do for a living?

when(いつ)

時間や時期、物事が起こる具体的なタイミングを知りたいときに使います。

いつ?と確認したり聞き返すイメージ。

それはいつ?
例文:When is it?

who(だれ)

知らない人や、会話での主語をはっきりさせたいときに使います。

ドアをノックされたとき(ドアの向こうで見えない人)に、だれ?と言うイメージ。

彼はだれだろう?
例文:Who is he?

where(どこ)

場所をはっきりさせたいときに使います。

場所が分からず、道を尋ねるときのイメージ。

ここはどこ?
例文:Where am I?

why(なぜ)

理由や原因などをはっきりさせたい、話をより深く理解したいときに使います。
なんで?と問いかけるイメージ。

なぜ遅れたの?
例文:Why were you late?

how(どのように)

方法・状態・程度などを知りたいときに使います。

で、どうなの?/どうするの?と確かめたいイメージ。

調子はどう?
例文:How are you doing?

ちなみにここで説明した疑問詞は、疑問詞という名の品詞ではありません。

whatとwhoは疑問代名詞、when・where・why・howは疑問副詞という品詞になります。

文法を使って文を組み立ててみよう


疑問詞の意味が分かったところで、いよいよ文の形成、文法に入っていきます。

基本文法

疑問詞を使った疑問文の場合は、文頭にまず疑問詞を置き、そして通常の疑問文の形で文章を続けます。

つまり、疑問詞+疑問形?となります。

何やるの?の場合だと、何から始まっているのでwhatが頭にくることになります。

そしてwhatのうしろに続く疑問形でポイントになるのは、時制です。

時制というのはいつの話なのかということ。

つまり英語の場合、what・whenなどを使った時には、そのあとに必ずいつの話なのかをつかんで入れるのが大切になってきます。

whatいついつ…という形で覚えてしまっても良いでしょう。

何やるの?の時制は未来形

何やるの?という場合、今から何をしたら良いのかと、まだしていないことについて聞きたいので、未来の話ということになります。

したがって、未来形のセンテンスになります。

未来形ではbe going toが使われることが多いですね。

当然主語によってこのbe動詞は変わります。

何やるの?の主語を考えると、シチュエーションによってあなたは何やるの?や私たちは何やるの?といった複数のニュアンスが考えられますので、ここでは仮に私たちは何やるの?で考えていきます。

使う単語を整理すると、何=what、私たち=we、weが主語の時に使うbe動詞=are、~をやる・する=doです。

したがって、未来形で文章を組み立てると

私たちは何をするの(何やるの)?
What are we going to do?

となります。

疑問形の時はここまで覚えて!

ちなみに、この文章はさまざまな形に応用することができます。

並んでいる単語をカードに見立てて、ゲーム感覚で意味に合わせて入れ替えてみましょう。

たった1つの基本文から多くの異なる表現が生まれるので、楽しみながら学べますよ。

ここでは主語をyouに変えて、あなたは何をするの?で考えてみます。

基本例文:What are you going to do?

主語を変える

彼女は何をするの?
What is she going to do?

彼らは何をするの?
What are they going to do?

ケンは何をするの?
What is Ken going to do?

toのうしろの動詞を変える

あなたは何を食べるの?
What are you going to eat?

あなたは何を言うの?
What are you going to say?

あなたは何を買うの?
What are you going to buy?

疑問詞を変える

意味を補うために、少しだけ単語を足したり削ったりして進めます。

あなたはいつそれをするの?
When are you going to do it?

誰がそれをするの?
Who are going to do it?

あなたはどこでそれをするの?
Where are you going to do it?

あなたはなぜそれをするの?
Why are you going to do it?

あなたはどうやってそれをするの?
How are you going to do?

このように、変える部分によっていろいろなセンテンスを作ることが出来ます。

特に疑問詞の部分は、知りたい情報を得る・会話を広げるといった面を担う、コミュニケーションにおいてとても重要で汎用性の高い部分だということが、例文からも分かると思います。

フレーズはここまで覚えよう

どこに滞在するんですか?
Where are you going to stay?

あなたはなぜさよならを言うんですか?
Why are you going to say good bye?

このように、Where are you going to 〇〇?だとあなたはどこで〇〇するのですか?という意味になり、Why are you going to〇〇?だとあなたはなぜ〇〇するのですか?というニュアンスになります。

基本的にare we going toare you going toという疑問形は、未来に何をするのかという表現です。

これと5W1Hを組み合わせ、動詞の部分を変えるだけで本当にたくさんの未来形の疑問文を作ることが出来るので、ぜひ試してみて下さい。

そして覚えるなら、疑問詞+are we going to(are you going to)と、ここまでをまとめて覚えてくださいね。

まとめ

文章を組み立てていくときには、先ほど紹介したように疑問形なのか、その場合の時制はどうなるのか、主語や動詞は何が良いのかということを1つずつ考えていくことがおすすめです。

また今回、are we going to、are you going toという部分が未来で何かをするときに使う表現だということが分かったと思います。

この表現は、中学レベルの文法であっても、英会話にはとても役立ち、他の文章にも幅広く応用できるという素晴らしいフレーズです。

楽しみながらたくさん文章を作り、その仕組みや意味が無理なく浮かぶようになれば、きっと自分が伝えたい表現を簡単に作ることができるようになりますよ。

今後英文を組み立てる際に、参考にしてみてください。

動画でおさらい

5W1Hが必ずくるフレーズ「何やるの?」を英語でを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。