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英語で「今後はお気をつけください」勘違いされるのかもしれない英語表現

日本語は、遠回しに表現する言語だとよく言われます。

言いたいことを直接言わない。行間を読む、空気を読む、という言葉があるように、日本では直接的な表現ではなく、遠回しに物事を伝えて相手に気づいてもらおうとする文化があります。

これは決して悪いことでありません。

しかし、英語は日本語とは対照的にストレートに伝える言語です。

今回は、「今後お気を付け下さい」という表現を例に、二つの言語の差を紹介します。

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何かでミスを犯してしまった時の表現

早速、日本人が言えそうで言えない表現を見ていきましょう。

今後お気を付け下さい。という表現です。相手が何かでミスを犯してしまったときに、今後はお気を付け下さいね。というシチュエーションで用いられます。

学校や職場などから交通違反をしてしまったときまで、様々な場面で耳にする表現です。

日本語とは違い、ストレートに表現しなければあなたの本心が伝わらず、相手に軽く受け止められてしまうことも考えられます。

相手にきちんと伝わるように英語での表現をしっかりマスターしてください。

遠回りな日本語表現

今後はお気を付け下さいね。という表現をはじめ、日本語は非常に遠回りな表現が多いです。

今後はお気を付け下さい。と言っていますが、本当は「もうこういうミスは犯さないでね」ということを言いたいのです。

やんわりと相手にお伝えしているようですが、気持ちでは相手に対して念を押していることが多いですよね。

英語での「今後はお気を付け下さい」にあたる表現は、
Please be careful.です。

日本人に対して、気をつけてくださいね。と言うと、注意されたんだ。次はミスしてはいけない!と言葉の裏側を汲み取ってくれます。

しかしネイティブスピーカーに、Please be careful.と言った場合相手に「気をつけるぐらいでいいんだ」と思われてしまう可能性がかなり高いです。

そのぐらい日本語と英語のニュアンスは違います。

「二度と」と言い切る勇気を持つ!

それではネイティブスピーカーに対して「今後はこういうことないようにして下さいね」と伝えるにはどのように言えばいいのでしょうか。

相手にわかってもらうために、英語では、
We ask you~といいます。

つまり、「頼みます」ということです。

これが、日本語の「今後お気を付け下さい」と同じくらいの表現です。

たとえば、
We ask you not~「しないように頼む」と。

何をしないように頼むかというと、
We ask you not to make such a mistake again.

そんなミスをもう「again」二度と犯さないように頼みますね。と言い切っているのです。

ここで We と言っているのは、相手がミスした結果、困る人が複数いるということを表しています。

私たちが困るということをあなたが代表して相手に伝えているとイメージしてください。もし相手がミスした結果、自分だけが影響するのであれば、I ask you ~と言います。

このように英語を話すときは、遠回しではなくストレートに言う努力をした方が相手の伝わる可能性が高くなります。

ミスしないよう、強めにはっきりと伝える大切さ!

先ほどの例は相手に「ミスしないように」とお願いしていましたが、相手が何度も同じようなミスをしていたり、あなたが相手を指導する立場である場合など強めに伝えたい時もあるでしょう。

その場合は、はっきりと「ミスしないでください」という言葉で伝えます。

Please do not make a mistake.

日本語で、ミスしないでください。というと、相手が委縮することもあるかも知れませんが、英語ではここまではっきり言った方が相手に伝わりやすくなります。

空気を読んでほしい、ハッキリ言うときつく聞こえる、という考えは捨てて、わかりやすくはっきりと言葉にすることを心掛けるとよいでしょう。

まとめ

日本語というのは基本的に間接的に伝える言葉なのです。

直球勝負ではなくて、雰囲気や言い方で伝える感覚が強いので、英語ではっきりと伝えることに抵抗を感じるかも知れません。

しかし、日本語と英語は全く違うということを意識して、自分が伝えたいことが何かを明確にし、きちんとネイティブスピーカーに伝えることを心掛けるようにしましょう。

明確な言葉で言いたいことを伝えることで、ネイティブスピーカーとのコミュニケーションがスムーズになりますよ。

空気を読んでほしいという思いを捨てて、はっきりした言葉を使ってストレスなくビジネスを進めていきたいですね。

動画でおさらい

英語で「今後はお気をつけください」勘違いされるのかもしれない英語表現を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。







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