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書籍レビュー:難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!

「英語が本当に苦手。」「中学英語すらも自信がない。」という方でも「英語を話してみたい!」と思う方は少なくないでしょう。

「東京オリンピックを機に、今後訪日外国人が増えるだろう」「2020年から、小学生の英語教育が変わる」などのニュースなどを見ると焦りすら感じます。

そんな方におすすめの英語書籍が『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』です。

amazonのカスタマーレビューでも高評価を得ているこの本は、英語の勉強をサボっていたわけではないのに、道案内も満足にできないと落ち込む作者と、NHKのテレビ番組の英語講師経験もあるスティーブ・ソレイシィー先生との会話形式で書かれています。

スティーブ・ソレイシィー先生曰く、日本人が英語を話せない理由は
「英語を使えないように教育されてしまったから」
とのこと。

本書の中では、だれもが知っている単語などを利用するだけで思いを伝えられることや、英語に対するそれまでの思い込みをふっしょくすることなどが書かれています。

とはいえ、本当に英語が苦手な方にとっては「いくら簡単な英語だといわれても、自分にとっては難しいのではないか?」と考えてしまう方もいるでしょう。

実は、私自身もこの本を読む前は中学1年生で学ぶ程度の英語すらわかっていませんでした。

中学・高校・大学と英語の基礎的な教育は受けてきましたが、

学生時代はただただ暗記をしてテストに備えているような勉強法でした。

日本の学校のテストは、教科書の内容を暗記していれば高得点を取れるような内容なので、私のようにテストに備えて単語や熟語や文法などを暗記していた方もいると思います。

このような勉強法をしていたため、学校を卒業して十数年たった今となっては、ものすごく簡単な英語であっても忘れてしまっている状態でした。

そんな私がこの本を読み始めて感じたことは、シンプルでわかりやすい、ということです。
スティーブ・ソレイシィー先生はとにかく簡単に英語を話す方法を教えてくれます。

その方法のひとつが、簡単な英語表現を少しでも覚えているだけで、多くの場面を切り抜けることができるというものです。

例えば、「Would you?」「May I?」という簡単な英語表現にジェスチャーを加えることで、相手に伝わる英語を話すことができます。

「Would you?」「May I?」はなんとなくわかるけれど、いざという時に戸惑ってしまう方でも、ジェスチャーをプラスするだけで簡単に伝わるということを知ると、早速今度話してみようという気持ちになれます。
その他にも、

  • 発音は大きな声で、短く話せば英語っぽく聞こえるからOK
  • 耳を英語に慣らすには、日本語字幕を見ながら海外ドラマを楽しめばOK

といったように「すぐにでもやってみよう!」と思わせてくれる方法も教えてくれます。

その中で、作者自身も少しハードルが高いのでは?と感じたという方法が、ネイティブスピーカーとオンライン英会話のサービスを使って話すというもの。

実際、作者も戸惑ったようですが、スティーブ・ソレイシィー先生の助言でクリアーしていく様子が書かれています。

英語もアウトプットをしていかないと身につかないということは、誰でもわかっているのですが、なかなか一歩を踏み出せない方も多いと思います。

しかし、その一歩を踏み出させてくれるのが、「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!」だと思います。

2020年のオリンピックイヤーに向けて、外国人に英語で道案内をしてみたい英語超初心者の方におすすめの一冊です。








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