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「正式に依頼させていただきます」を英語で?ビジネスで使える英会話表現

 2016/12/13 ビジネス英語
 
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日本人が言えそうで言えない英語の1つに「正式に依頼させていただきます」という表現があります。

これは契約や発注など、ビジネスシーンで使われることの多い表現ですが、正確に表現しなければ伝わらない英語の代表例です。

ではこれから、この英語表現について一緒に見ていきましょう。

正式に依頼するときの英語表現

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「正式に依頼させていただきます」という英語表現は、
We would like to officially offer you a job.
です。

日本語では、何をどう依頼するのかを詳細に説明しなくても、正式に依頼させていただきますという文面のみで伝わる場合がほとんどです。文脈で仕事なのか何なのかというのを識別して判断することができるからです。

しかし英語では、誰が・何を・どのように依頼するのかを明確に説明しなければ意味は伝わりません。そこで、誰が(we:私たちが)、何を(job:仕事を)、どのように(officially:正式に)といった要素を持つ文章になるのです。

would like toは丁寧な表現

ではこれから、
We would like to officially offer you a job.
という表現のポイントを見ていきましょう。

まずは、would like toについてです。

~したいという意味の英単語を聞かれたとき、すぐに思いつくのはwant toだと思います。このwant toを丁寧な表現にしたのが、would like toです。

We want to~.の場合、文法的には間違いないのですが、とてもカジュアルな表現になります。また粗雑な印象を与えることもあるため、ビジネスの場にはふさわしくありません。

一方wouldは、助動詞willの過去形ではなく仮定法という用法であり、直後のlike+to不定詞とセットで、できれば・もし可能ならば・お願いしたいというニュアンスを持ちます。

ですので電話やビジネスメールにおいて、~したいです・~したいと存じます・~させていただきたいですと丁寧な伝え方をしたい場合は、would like toを使いましょう。簡単な頼み事から重要な用件まで、幅広く使うことができますよ。

弁護士との日程調整後に訴訟に向けた会議日程決定の連絡や、英文メールに添付されている契約書のファイルを確認・翻訳したりといった、神経を使うシビアな依頼のときでも大丈夫な表現です。

ビジネスにおけるofferのニュアンス

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offerは、オファーとしてすでに日本語でも馴染みがあるかと思います。芸能人やスポーツ選手などが、映画出演のオファーがあった、チーム加入のオファーがあったなどと話している場面を良く見かけますよね。

このオファーという単語、~を提供する・提案する・申し出るという意味なのですが、本来は仕事以外の場面でも使える動詞なんす。例文を見てみましょう。

They offered Mr.Smith a good job.
彼らはスミスさんに良い仕事を提供しました。

Lisa offered me some ice cream.
リサは私にアイスクリームを勧めました。

He offered to help the victims.
彼は被災者の方々を援助しようと申し出ました。

このように元々は広く使われる単語なのですが、日本ではもっぱら仕事に関係する内容に使われています。ではここで、今回の表現をもう一度見てみましょう。

We would like to officially offer you a job.

例文のように本来の単語の意味に忠実な訳し方をすると、「私たちは正式に、あなたに仕事を提供したいです」となります。

ここで言う提供は、要請でも命令でもありません。提供する側にとっては、この仕事どう?というような依頼のニュアンスになります。そこに、officiallyで正式だよという意味を加えて、正式に依頼させていただきますという意味合いになるのです。

さて、ほぼ日本語になっている感があるオファーですが、似た単語にオーダー(order)リクエスト(request)があります。これらの使い分けのポイントはご存知でしょうか。何となく使うことも多いと思いますので、ここで少しだけ使い分けについて触れておきます。

offer、order、requestはどう違うの?

まずは次の文章を読んでみてください。何が違うか分かるでしょうか?

シチュエーション:素晴らしい販売実績を持つフリーランスのAさん。知人のB氏が経営する会社で、新商品のコンセプト決定会議にアドバイザーとして参加しています。

①Aさんは、B氏のオファーで参加しています。
②Aさんは、B氏のリクエストで参加しています。
③Aさんは、B氏のオーダーで参加しています。

改めて聞かれると戸惑うかもしれません。そして何だか3つとも同じじゃないの?という気持ちになってくると思います。では、どう違うのでしょう。

①オファー(offer)


誰かが欲しいと思っている・必要としているものを与えること、または与えると申し出ること。つまり、オファーされる側の人が喜ぶものを提供することです。この場合、こうい状況になります。

オファーする側(B):
参加するかどうかは相手の意思次第。どちらでも良いと思っている。
オファーされる側(A):
参加したいと思っていた。

②リクエスト(request)


丁寧もしくは正式な方法で、欲しいものを求めること。要請のニュアンスになります。状況はこんな感じです。

リクエストする側(B):
相手に参加して欲しいと思っており、正式な方法でそれを伝えた。
リクエストされる側(A):
要請に応じて参加した。

③オーダー(order)


店などで飲食物を注文する(提供を求める)こと、自身の権力・権威を使って他者に何かをするように言うこと。これはオーダーする側が命令するといったニュアンスになります。オーダーされる側は余程の理由がなければ断れない状況といえるでしょう。

オーダーする側(B):
相手が参加するのは当然だと思っている。
オーダーされる側(A):
本人の意思に関係なく、命令あるいは金銭の授受などを介して参加した。

同じような日本語に訳す単語でも、ニュアンスが結構違うことを分かっていただけたでしょうか。

お気づきかもしれませんが、仕事を依頼するときには②のリクエストも良く使われます。

ただビジネスにおいては、複数の候補者から見積もりを出して貰う/諸条件について話を詰める→資料検討のうえ取引先を決定→正式依頼、という手順を踏むことが多いはず。こうした手順を経るなどして相手に仕事をあげる形になるのがオファー(offer)、見積もりやマーケット情報が欲しいときなど、相手に仕事をして欲しいと正式な方法で伝えるのがリクエスト(request)だと覚えておくと良いかもしれません。

ビジネスシーンで使用できるその他の英語表現はこちらの記事も参考になります。

askを使った表現

正式に依頼させていただきますの別の表現として、offerask you toに代えることも可能です。
ask+人+to不定詞=人に~するよう頼む
というフレーズなので、officially ask you to~は、あなたに正式に~(すること)を頼むという表現になります。

We would like to officially ask you to do a job.
あなたに正式に仕事を依頼させていただきます。

まとめ

We would like to officially offer you a job.などのように「正式に依頼させていただきます」と英語で表現するには、誰が・何を・どのように依頼するのかといった要素を、上述の例文一覧のようにきちんと盛り込まなくてはいけません。

日本語の文章では省略されている単語であっても、英語では必要不可欠となる場合が少なくありませんので注意してください。

また、offerの代わりにaskを使うこともできます。このような表現はビジネスで使うことがほとんどかと思いますが、時間のあるときに辞書で確認するなどして使い方を覚えておけば今後のビジネスシーンで役に立つことがあるかもしれません。

ぜひ身につけておいてくださいね。

動画でおさらい

「正式に依頼させていただきます」を英語で?ビジネスで使える英会話表現を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。

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ライター紹介 ライター一覧

hiropoooooon

hiropoooooon

栃木生まれ、栃木育ち、埼玉在住。
2人の子供をこよなく愛する。

英語はいまだに得意とは言えないものの、
英語に関係する仕事を始めて10年目の中間管理職。