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「気を遣う」は英語で?海外の気遣い文化や思いやりの例文フレーズ

気を遣う 気遣い 気を使う 英語 例文 ビジネス 類語 読み方

気遣いの国として有名な日本。
滝川クリステルさんが行った東京オリンピックの招致スピーチで、一時期話題となったワード「おもてなし」も、他者に対する思いやりや配慮を大切にする日本ならではの言葉です。

今回はそんな気遣いにまつわるフレーズや文化について取り上げてみます。

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気遣い・気を使う・思いやりを表す英語表現

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それでは早速、気遣い、気を使うにまつわる代表的な表現を紹介します。
例文もあわせて解説するので、フレーズの使い方も一緒に覚えてしまいましょう。

considerate

最初に紹介するのはconsiderateです。日本語の気遣いに一番近いニュアンスがある単語で、相手の立場になって手を貸したりする、思いやりがあるなどの意味があります。

彼は老人に対して思いやりがある。
He is considerate of old people.

concern

続いて紹介するのはconcernです。こちらはconsiderateと比較すると相手を心配するというニュアンスの単語で、困っている人に対して使われる単語です。

彼らは娘の病気を大変心配している。
Their daughter’s illness concerns them greatly.

be yourself

こちらは自分らしくいるという意味のフレーズです。人に気を使うことなく、自由に振る舞って欲しい時に使われます。

気を遣わなくていい。
I can just be yourself.

あなたはあなたのままでいて欲しい。
I want you to be yourself.

help yourself

英語を勉強している人であれば、このフレーズを一度は聞いたことがある人も多いはず。こちらは遠慮なくどうぞという意味のフレーズで、家に招待した人などに対して使われます。

ちなみにこのフレーズを使うと、相手は本当に遠慮なく冷蔵庫を開けて飲み物を勝手に飲み始めたりするので、日本で使う場合は要注意です。

遠慮なくケーキをお取りください。
Please help yourself to the cake if you like it.

feel free to

help yourself と同じで、遠慮なく何かをして欲しい時に使います。こちらはより丁寧な言い回しです。

疑問があればなんなりと自由にお尋ねください。
Please feel free to ask any questions you would like to.

thoughtful

thoughtfulは気遣いを意味する単語の中でも思いやりがある、思慮深いというニュアンスが強いワードです。

誕生日にプレセントを持ってきてくださってありがとう。
It’s thoughtful of you to bring flowers on my birthday.

attentive

こちらは気遣いの中で細やかな気配り、気が利くというニュアンスの単語です。日本的な気遣いに近い単語の一つと言えます。

私の夫はいつも私に対して気遣いをしてくれる。
My husband is always attentive to me.

take care

お大事に、気をつけてね、という意味で、気遣いのフレーズとしては定番の一つ。使われている単語もシンプルで、使い勝手も良いです。

どうぞお大事に!
Do take care!

 
 
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気遣いのニュアンスを持った類語

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自然に相手を気遣えればいいのですが、ときどきそれは神経を疲れさせることも。
ここでは気遣いゆえの少し張りつめた表現をご紹介します。

nervous

nervous は気を使う、という意味の単語の中でも神経を使っている時に使用されるフレーズの一つ。緊張してナーバスになっている様子を表します。

彼女はいつも職員会議の前は神経質になる。
She is always nervous before a staff conference.

fussy

fussy は小さなことを気にする神経の細かさを意味します。イライラしていたり、小うるさいという印象の単語です。

彼女は神経質だから会話したくない。
I don’t want to have a conversation with her since she is fussy.

guard

guard は気を抜かないという意味の単語です。気遣いには「気を抜かない」緊張感も必要な時もあるので、一緒に紹介してみました。

戦場では気を抜くな。
Stay on your guard when you are on the battlefield.

海外の気遣い文化

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ここまで「気遣い」「気を使う」という意味の言葉の英単語やフレーズをいくつか紹介してきましたが、海外ではどのような気の使い方をしているのでしょうか。
せっかくなので、海外での気遣いの一例を見てみましょう。

自己主張こそ気遣いのアメリカ

日本では本音と建前を使い分けることが多いですよね。これは直接的すぎる表現を用いて相手を傷つけないようにするための配慮です。

ですが、アメリカでは本音と建前は存在しません。ビジネスでの会話で「前向きに検討します」「善処します」「日を改めて」・・・答えは全て「いいえ」ですが、これらの言い回しはアメリカでは通用しません。むしろ、自己主張をしないのはアメリカでは大罪です。

もちろん時と場合によりけりですが、基本的に友人や家族間では腹を割って話すことを重視しています。後から「実は私、本当はあの時こう思っていたの」などと言おうものなら、「どうしてその時正直に話してくれなかったの!?」としこたま怒られることになるでしょう。

アメリカでは勇気を持って、ストレートに自分の意見を言ってみましょう。きっとあなたの意見や考えに耳を傾けてくれるはずですよ。もっとも、耳を傾けるだけで話を聞いてくれるとは限りませんが。

紳士の国イギリス

日本と同じ島国で、かつ本音と建前を使い分ける文化があるなど、共通点の多いイギリスは日本と同じか、それ以上に気遣いを大切にする国です。子供の頃から親に「Mind your manners.(お行儀良くしなさい)」と言い聞かせられており、礼儀作法やルールに気を配っています。

公共の場で静かに過ごすことは当然として、食事をするときは積極的に話題を提供したり、会話に入れない人のために話を振るなど、誰もが気持ちよく過ごせるような気遣いを心がけています。また、紳士の国だけあって女性に対して優しく、丁重な気遣いを見せるのもイギリスの素敵な文化です。女性より先にドアを開けてエスコートしたり、バスや電車の席を譲ったり、日本では中々経験できない気遣いですね。ちなみに、エレベーターの乗り降りも女性優先となっているので、イギリスに行く際は要注意です。

中国では気を使わないのが気遣い!?

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉が日本にはありますが、その真逆を行くのが中国です。中国では友人同士、親戚同士の間では基本的に気遣いや遠慮というものは一切存在しません。

贈り物をもらっても、手助けをしてもらっても、感謝の言葉は全くありません。これは中国において、親戚、友人同士であれば物を送ったり手助けをするのは当然のことで、一々感謝する必要がないという考えだからです。そのため、日本に来た中国人は日本人からちょっとしたことでも感謝されるので、「この人は自分のことを友人と思っていないのではないか」と心配になるそうです。

最初は感謝の言葉が聞けないことに辟易するかもしれませんが、中国人は身内に対する情が非常に深い人が多いです。友人になれば、きっとあなたのことを大切にしてくれるでしょう。
 
 
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まとめ

気を遣う 気遣い 気を使う 英語 例文 ビジネス 類語 読み方

以上、「気を使う」「気遣い」にまつわる単語やフレーズ、文化について取り上げてみました。
気遣いの方法、考え方は国と地域によって様々ですね。相手の気持ちを優先する気遣いもあれば、本心を包み隠さず話す気遣いもある。あなたはどのような気遣いがうれしいでしょうか?

どのような気遣いであっても、相手に対する思いやりを忘れなければ自分の気持ちはしっかりと伝わるはずです。今回紹介したフレーズを使って気遣い上手になってくださいね。







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