前置詞の簡単な覚え方!どうすれば使いこなせるレベルでしっかりと覚えられる?
英語を学ぶ上での関門のひとつ、前置詞。
何となく知ってはいるけれど、難しいなあと感じている方も多いはずです。
では、前置詞を簡単に覚えられて、かつ日常会話の中で使いこなせるようになるには、どのような勉強法がよいのでしょうか。
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基本的な概念を知っていれば十分
前置詞の基本的な概念は、おそらく学校の英語の授業ですでに習っています。意外に思われるかもしれませんが、実を言うと、その基本の概念さえ知っていれば、知識は十分なんです。
代表的な前置詞であるin、on、at、into、byの5つの単語を例にして、前置詞を使いこなせるようになる英語学習方法を紹介します。
その他にもある、日本語にはない概念はこちら。
前置詞の基本イメージ
in、on、at、into、byの5つの前置詞の意味、イメージを思い浮かべてみてください。
多分、基本的な概念はご存知の方が多いと思います。
- in:何かの中にある感じ
- on:何かの上にある感じ
- at:例えば駅とか、そこにいると言うときに使われる
- into:中に入っていく
- by:その横、そのそば
これらの英単語の意味や概念は、何となくでも、感覚として分かっているのではないでしょうか。
しかし、意味や概念は知っていても、実際の会話の中で前置詞を使いこなせない、使いこなすのは難しいと思っていませんか?
日本人は最低でも中学校三年間は学校で英語の勉強をしています。
基本的な概念は学校で習っていますので、簡単に意味やイメージは想像できるはず。
なのに、実際に前置詞を使った英会話ができているかと言うと、できていないのが現実です…。
その他にもある、intoを使った英語はこちら。
覚えるためには声に出して練習を
概念やルールを覚えていたとしても、日常の英会話の中で前置詞を使いこなせないのは、なぜなのでしょうか?
それは、実際の会話の中で、前置詞をどう当てはめたらいいのかが分からないからです。
流れのある会話の中で、状況に合わせた前置詞が思いつかなかったり、口から出て来なかったりした経験はありませんか?
では、どのような学習をすれば、前置詞のあてはめ方がわかるようになるのか。
重要なのは実際に声に出すことです。
そうすることで、体に前置詞の使い方のルールがだんだんなじんでいきます。
繰り返し練習をすると、自然とルール通りの言葉が口から出てくるようになる、というわけです。
前置詞のポイントについてはこちらの記事でもご紹介。
使いこなすためには実際の会話で理解を
例えば、ネイティブの人と話をしていて、本当はinというべきところを間違えてatと発音してしまったとしましょう。
きちんとコミュニケーションができていれば、間違ったことを言ってしまっても、相手の方は間違いを直してくれるかもしれません。
また、実際にネイティブと話すと、正しい英語表現をたくさん聞くことができます。
そうすると、あ、このときはin、このときはatなんだと、だんだんと前置詞の使い方を理解できてくるはずです。
前置詞というのは、概念を理解していれば話せるというものではありません。
大切なのは、概念を理解した後、使いこなすことが次のステップです。
まずは何度も繰り返し声に出し、覚えること。
そして実際の会話で、どんどん使ってみること。
この2つのステップが最も重要です。
会話の際は、相手の使う前置詞を意識してよく聞いいてください。
実際の会話の中で、あ、このときはこういう風に使っている、このときはこっちと理解していくのです。頭であれこれ考えるよりも、断然早く覚えられます。
日本語のてにをはと同じ感覚で
外国人で日本語を勉強している方の場合、日本語を覚えたての頃、てにをはがおかしいことはよくあります。てにをはの使い分けは実際、外国人にとっては非常に難しいものなのです。
では、外国人の人はどういうふうに日本語を勉強していくのか、てにをはを覚えていくのでしょうか?やはり、実際に日本人と会話をしていく中で覚えていく方がとても多いです。
外国人にとってもてにをはの使い分けと、日本人にとっての前置詞の使い分けは、まったく同じ感覚だと言えます。
ですから、前置詞を使いこなせるようになるには、ネイティブに積極的に話しかけ、英会話の流れの中で理解、暗記していきましょう。
もちろん最初は間違えるかしれません。でもそれでもいいのです。
人間は間違えることで成長し、覚えていくものですから、恥じることはありません。
どんどん間違えて、相手とのコミュニケーションの中で正しい表現、正しい前置詞を学んでいくこと。
結局はそれが最も成長スピードが速く、実は一番簡単なおすすめの方法です。
まとめ
今回紹介した、基本的な概念を覚えたうえで、声に出して練習する、ネイティブと話すという英語勉強法は、前置詞に限りません。
発音の練習や他の英熟語や英文法を暗記する際なども使える勉強法です。
うまくないから、間違えるからと恥ずかしがることはありません。
間違っているのはあたりまえだと思って、自分からどんどん話しかけてみましょう。
動画でおさらい
前置詞の簡単な覚え方!どうすれば使いこなせるレベルでしっかりと覚えられる?を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。