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発音が上達する英語の早口言葉8選|日本人の苦手な発音別に紹介

lrbvfsshなど、日本語には存在しない、もしくは日本語では区別しない発音が英語にはたくさんあります。
そのため、英語の発音が苦手という人も多いのではないでしょうか。

苦手な英語の発音はどうすればうまく発音できるようになるのでしょうか?練習方法は色々ありますが、実は英語の早口言葉が発音練習にはとても効果的です!

今回は日本人の苦手な発音のポイントを紹介し、英語の有名な早口言葉で発音を上達させる方法をお伝えします♪

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早口言葉は英語でtongue twister

早口言葉は英語で、tongue twisterと言います。

直訳すると舌ねじりです。

日本語の早口言葉を言う時にも舌がねじれそうになりますよね…。
英語の発音は舌の動きが重要なので、発音を上達させるために早口言葉を使うのは効果的です。

ここからは、特に日本人が苦手としている発音のポイントと、その発音の練習にぴったりな有名な早口言葉を紹介します!

lとrの発音のポイント

日本人が苦手としている発音No.1とも言えるlrの発音。

一般的にはlの発音が日本語に存在しないと言われています。
存在しないのなら日本人が苦手なのは当たり前!
というわけで、さっそく発音の練習を始めましょう。

まず舌の位置ですが、lは上の前歯の付け根に舌先を当てて発音します。

対するrは巻き舌に、と言われますが実はもう一つポイントがあります。
それはrを発音する直前に小さなを挟むことです。

日本語でと発音する時、口がすぼまって舌が口の中で浮いたような感じがしますが、このままrの発音に繋げるとちょうどいい感じの巻き舌っぷりになります。

あえてカタカナで書くと、ぅラ、ぅリ、ぅル、ぅレ、ぅロという感じですね。
このポイントを頭の片隅に置きながら、ぜひ次の早口言葉を試してみてください!

英語の発音をマスターする方法についてはこちらの記事も参考になります。

lとrの発音を鍛える早口言葉

①Ricky Laker…

Ricky Laker found a rake in the local lake.

If Ricky Laker found a rake in the local lake….

then where’s the local lake,

where Rickey Laker found the rake.

こちらはlrが出てくる有名な早口言葉です。
長いので全部言い切るのが大変そうと思ってしまいがちですが、基本的に同じ言葉が順番を入れ替えて繰り返されているだけなので、一度慣れるとけっこうスラスラ言えるようになりますよ。

まずはこの早口言葉でlrの発音に慣れましょう。

②Red lorry, yellow lorry

lrが細かく繰り返される早口言葉です。

Red lorry, yellow lorry,
red lorry, yellow lorry,
red lorry, yellow lorry.

この早口言葉、短いから簡単だと思うかもしれませんが、実はかなりトリッキーな早口言葉です。

先ほど発音のポイントで、rの発音の前にを入れる、とお伝えしましたが、yellowwが小さい「ぅ」にあたるため、次のlrっぽい発音になってしまいがちなのです。

このポイントによくよく注意しながら練習しましょう。

bとvの発音のポイント

vの発音が日本語には存在しないため、日本人にとってbvは発音することも聞き分けることも難しい音としてよく知られています。

vの発音はカタカナではヴと表示されますが、通常はブと発音しているのではないでしょうか?vをブと発音していては、当然ですがネイティブには通じません。

発音のポイントをしっかり押さえて、きちんと発音できるように練習しましょう。

まずbは、日本語のバ、ビ、ブ、ベ、ボと発音すればOKです。
一方、日本語に存在しないvはどう発音するのでしょうか?

vの発音は下唇を前歯で軽くはさみ、息を吐き出しながら喉の奥でヴと唸るようにして発音します。

ちなみにfの発音も基本が同じなので、vの発音を身につければfの発音もうまくなりますよ!

bとvの発音を鍛える早口言葉

①Vivian believes violent, violet bugs have very big value.

たくさんのvbがはさまれている早口言葉ですが、どの単語もよく使われる単語なので、日常英会話のための発音練習にもピッタリです。

②Veronica bit into a very bad berry.

こちらもvbが交互に出てくるため、混乱しないように気を付けながら練習しましょう。

fの発音のポイント

fの発音は実は盲点で、日本人が苦手と感じる発音の一つです。

なぜならfはカタカナ表記ではフですが、フと日本語的に発音すると、ネイティブにはhとして聞こえてしまうからです。

finefoxなども、ファインやフォックスとそのままカタカナ発音してしまうと、ネイティブには全く通じません。

fの発音は日常会話でよく使う単語に使われているため、ぜひこの機会にマスターしましょう!

fの発音のポイントは、先ほどのvと同じで、下唇を前歯で挟んで息を吐き出す勢いで発音します。

vとの違いは、vの発音ではヴと喉の奥から発音しましたが、fの場合はほとんど息だけでfが発音されているため、実際に声に出すのはfに続く母音のみです。

発音練習の際にはfの発音自体には意識せず、息を吐きながら母音だけを発音するという感覚に集中するといいでしょう。

fの発音を鍛える早口言葉

①Four furious friends fought for the phone.

初めはどうしてもカタカナ読みが身についているため、口をすぼめてフォーフレンズ……と
発音してしまいがちですが、ポイントで紹介したようにfの部分で息を吐き出し、続きから発音するように意識しましょう。

慣れてくると息を吐き出した後に、すぐ続く音へと繋げられるようになるのでスムーズにfの発音が身につきます。

sとshの発音のポイント

日本人がlrの発音と同じくらい苦手な発音とされるのが、sshの発音です。
例えば、seasheの発音を上手く発音できるでしょうか?
発音にどんな違いがあるかわかりますか?

早速違いを理解しましょう!
まず、あえてカタカナで表記すると、seaはスィー、sheはシー。

sの発音は基本的にサ行ですが、サ、スィ、ス、セ、ソと、シにあたる部分だけスィです。

一方、shの発音は、シャ、シ、シュ、シェ、ショとなります。

ではこのsshの発音練習にぴったりな早口言葉を次で紹介します。

sとshの発音を鍛える早口言葉

①She sells seashells by the seashore.

sshの発音を練習するための、とても有名な早口言葉ですね。
実はこの早口言葉には続きがあります。

She sells seashells by the seashore.

The shells she sells are surely seashells.

So if she sells shells on the seashore,

I’m sure she sells seashore shells.

seashore(海岸)でseashell(貝殻)を売るというこの早口言葉、実は私自身が英語の先生にsshの発音について注意された際に教えてもらったものです。

まずは1行目だけをゆっくり繰り返し練習しましょう。
この時、shの発音を大げさすぎるくらい、シー、シェ、シュと発音するようにすると、sの発音と区別しやすくなります。

1行目のフレーズを間違えずに発音できるようになったら2行目も一緒に練習する、2行目も発音できるようになったら3行目…というように少しずつ練習量を増やしていきましょう。

最後まできちんと言い切れるようになるころには、日常会話でも自然とsshの発音を使い分けられるようになっていますよ!

イギリスの童謡集Mother Goose(マザーグース)に登場する早口言葉

ここまで、日本人が苦手な発音を上達させるための早口言葉を紹介してきましたが、その他イギリスの童謡集、Mother Goose(マザーグース)に登場する早口言葉も発音の練習にはもってこいです。

実は先ほどの、She sells seashells by the seashore.もこのマザーグースに登場するものです。

その他の有名なものをいくつか紹介しますので、ぜひ口に出して練習してみてください♪

①Peter Piper(ピーターパイパー)

Peter Piper picked a peck of pickled peppers.

A peck of pickled peppers Peter Piper picked.

If Peter Piper picked a peck of pickled peppers,

Where’s the peck of pickled peppers Peter Piper picked?

Peter Piper(ピーターパイパー)という名前の男の子が、1peck(1ペック・穀物の単位)のpickled peppers(酢漬けの唐辛子)を摘むという意味の唄です。

②The Butter Betty Bought(ベティが買ったバター)

Betty Botter(ベティ・ボター)がbitter butter(苦いバター)やbetter butter(よりよいバター)を買い、batter(パンケーキの素)と混ぜ合わせるお話です。
少し長いですが、全文を紹介しますのでぜひ挑戦してみてください!

Betty Botter bought some butter

But she said this butter’s bitter

If I put it in my batter

It will make my batter bitter,

But a bit of better butter

Will surely make my batter better.

So she bought a bit of butter

Better than her bitter butter

And she put it in her batter

And her batter was not bitter.

So it was better Betty Botter

Bought a bit of better butter.

まとめ

日本人が英語に対して苦手意識を持ってしまう理由の一つが、英語をうまく発音できないから。

しかし発音は、きちんとポイントを押さえて練習を重ねれば、きちんと身につきます。

テキストやノートに向かってボキャブラリーを増やしたり、文法の学習をしたりするのももちろん大切ですが、たまには早口言葉で楽しみながら発音トレーニングをしてみるのはいかがでしょうか?発音が上達するとリスニング力もアップします!

同じ早口言葉での練習に飽きてきたら、自分の苦手な単語を組み合わせてオリジナルの早口言葉を作ってみるのも1つの案です!

面白い早口言葉を作れたら、きっと早口言葉を使った発音の練習ももっと楽しくなりますよ!

オリジナルの早口言葉で発音を練習する方法についてはこちらの記事が参考になります。







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