studyとlearnの意味の違いを発音付例文で詳しく徹底比較
英語の勉強ははかどっていますか? 日本語とは異なる文法、発音に苦労しながらも、英語を習得するために日々頑張っていることでしょう。
勉強といえば英語で「勉強する」は何というでしょう?
おそらく、studyとlearn、どちらかを思い浮かべる人がほとんどでしょう。しかし、この二つの単語はどちらも「勉強する」、「学ぶ」を意味する一方で、具体的な使い分けについて知っている人は少ないもの。
そこで今回は、studyとlearnの意味の違いや使い分け、関連フレーズについて取り上げます。
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studyとlearnの使い分け
それでは、早速studyとlearnの違いについて説明します。studyとlearnを使用した例文も一緒に取り上げるので、それぞれの文章のニュアンスの違いをイメージしながら学びましょう。
study
まずstudyについて説明します。studyは勉強するという意味の動詞で、勉強の行為そのもの、または努力やプロセスに焦点が置かれています。
例えば、現在英語の勉強をしている人で、勉強を始めたばかり、もしくは勉強をしているもののまだ英語技能を習得できていない人は、learnではなくstudyを使います。
私は3月で6年間英語を勉強していることになる。
I’ll have been studying English for six years next March.
一生懸命勉強しないと、あなたは試験に落ちてしまうよ。
You have to study hard, or you’ll fail the exam.
learn
続いてlearnについての説明です。こちらはstudyとは異なり勉強の過程ではなく、勉強した結果身についた技能や能力について焦点が置かれています。
そのため、英語を一生懸命勉強して習得した人や、プログラミングを学んで仕事をしている人はstudyではなくlearnを使用します。
スペイン語を身につける一番の方法は実際にスペインに行って暮らすことでしょう。
Probably the best way to learn Spanish is by actually going to live in Spain.
英語を勉強しようと決めた時、私はそれがどれだけ困難なものになるかわからなかった。
When I decided to learn English, I didn’t know how difficult it would be.
learnの過去形や過去分詞は以下の記事が参考になります。
勉強にまつわる関連ワード、フレーズ
ここからは勉強にまつわる関連ワードやフレーズについて取り上げます。studyとlearnの使い分けも含めて一緒に覚えてみましょう。
work
workは働くという意味でよく知られている単語ですが、文脈によっては勉強するという意味になります。その場合、ほぼ毎回hardがセットで使われています。
もし彼女が一生懸命勉強していたら、彼女は入試を突破していただろう。
If she had worked hard, she would have passed the entrance exam.
practice
practiceはスポーツなどの訓練を意味する単語です。ちなみに、バスケットボールなどの球技の練習についてはpracticeだけでなくplayを使用することもあります。
柔道の練習をする時は注意しなさい。
When you practice judo, you have to be careful.
train
電車を意味するtrainは動詞として使用すると、訓練やトレーニングを意味する単語になります。
彼は新しいチームの訓練について助言するように頼まれている。
He has been asked to advise on training the new team.
studying abroad
こちらは留学を意味するフレーズです。留学経験者や留学を予定している人は何度も聞いたことがあるのではないでしょうか。
留学は文化的視野を広げる方法の一つです。
Studying abroad is one way of expanding your cultural scope.
learn ~ the hard way
こちらは直訳してもすぐに意味がわかる人もいるかもしれませんね。身をもって知る、苦労して知るという意味のフレーズです。
私はそれを身をもって知った。
I’ve learned it the hard way.
major in
こちらは専攻するという意味のフレーズです。大学などの専門機関で何を勉強しているのか言及する際に使われます。
私は大学で経済学を専攻しています。
I’m majoring in economics in college.
take a course in
授業を取るという意味のフレーズです。先ほど取り上げたmajor inとともに大学でよく使われています。
私は生物学の授業を取るつもりです。
I’m going to take a course in biology.
all work and no play makes Jack a dull boy
最後に勉強にまつわる諺を一つ紹介します。こちらはよく学び、よく遊べという意味のフレーズで、make以下を省略することもあります。一生懸命勉強するのも大切ですが、たまには息抜きをして気分転換をすることも大切ですね。もちろん、遊びばかりはNGですよ!
知っての通り、勉強ばかりで遊ばないと子供はダメになります。
Of course you know, all work and no play makes Jack a dull boy.
まとめ
studyとlearnの使い分けや関連フレーズについて取り上げてみました。
同じ「勉強する」という単語でも何を学ぶのか、また学ぶ過程に焦点を当てるのか、それとも学んだ結果に焦点を当てるのかで使用する単語は変わってきます。
こうした微妙なニュアンスの違いがある英単語は数多く存在します。
それらは紙の上の勉強だけでは使い分けを学ぶのは非常に難しいです。なので、英語を話す機会があるのであれば、積極的に使用して単語のニュアンスの違いを体感してみましょう。