Let’s goの意味は7つ|スラング・言い換え・使い方・Let goの違いも解説
日本語で、レッツゴー!と言えば、「行こう!」という意味ですよね。
また、レッツゴーピカチュウ!や、ザ・レッツゴーズ!、レッツゴー3匹など、日本語のレッツゴーはゲーム名や曲名、グループ名などに広く使われています。
しかしながら、英語として使われるLet’s goの意味をしっかりと把握している人は少ないのではないでしょうか。この記事では、英語のLet’s goの意味と使い方を紹介します。
Let’s goには日本語でのレッツゴーにはない使われ方がたくさんあります。例文を通してネイティブのLet’s goの使い方を知り、日常英会話に役立てましょう!
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Let’s goの意味と使い方|Let’s goが持つ7つの意味
日本語のレッツゴーと、英語のLet’s goはイコールではありません。
レッツゴーは、基本的に出発する時や何か物事を始める時に使われる掛け声ですよね。
行こう!行くぞー!さあ行こう!行きましょう!あるいは、いざ、出陣!などと言い換えられます。
しかし、英語のLet’s goを、行こう!と訳すと不自然になることがあります。というのも、英語のLet’s goには、「行こう!」以外にも興奮や焦りを表したり、応援したり、または誰かに挑戦するときに使われたりと、広く使用されているからです。
では、Let’s goの7つの意味と使い方を例文と共に紹介していきます。
Let’s goの意味①出発の提案
まずは、ある場所からの出発や先に進むことを提案するLet’s goから見ていきましょう。
Let’s goの日本語訳:行こう!さあ行こう!行きましょう!
このLet’s goは、日本語のレッツゴーと同じ意味ですね。日常英会話で非常によく使われる用法です。ポジティブなシーンで使われ、発言者の前向きな心弾むニュアンスが含まれます。
楽しそう!行きましょう!
Sounds fun! Let’s go!
みんな私たちを待ってるよ!さあ行こう!
Everyone is waiting for us! Let’s go!
Let’s goの意味②出発の命令
2つ目は、ある場所からの出発や先に進むことを示しますが、出発を急いで焦っているシーンで使われます。
この場合、Hurry up!(急げ!)やBe quick!(早く!)に言い換えられ、相手に対して命令的に指示を出すニュアンスがあります。
Let’s goの日本語訳:行くよ!さあ行くよ!行くわよ!
(早く)行くわよ!バスに乗り遅れたくないでしょ。
Let’s go! You don’t want to be late for the bus.
(急いで)行くよ!あと5分でゲームが始まっちゃう!
Let’s go! The game starts in five minutes!
Let’s goの意味③開始の合図
Let’s goは、なんらかのタスクを実行させたり、物事を開始する際の掛け声としても使われます。
学校の授業を始める時や、仕事を始める時など、単なる開始の合図と言うよりも、やる気を起こさせる気持ちが込められた言い回しです。
Let’s goの日本語訳:始めましょう、さあ始めましょう、取り掛かりましょう
準備はよさそうですね。では始めましょう。
I guess we are ready. Now Let’s go.
Let’s goの意味④応援
ゴーゴーレッツゴー!レッツゴー白組!などと応援合戦をした経験がある人もいるでしょう。
スポーツなどで誰かを応援、またはサポートする際にもLet’s goは使われます。
Let’s goの日本語訳:フレーフレー!がんばれ!ファイト!いけー!
がんばれ!エンゼルス!
Let’s go, Angels!
Let’s goの意味⑤喜びを表現
Let’s goは、喜びや安堵または満足を表現することがあります。
この使い方は最近流行っていて、MLBの選手が勝った時や優秀選手に選ばれた時、また、子どもや若者がゲームで勝った時によく使われます。
Let’s goの日本語訳:やったー!よっしゃ!やったぜ!イェイ!
よし、やったー!
Yey! Let’s go!
今はオンラインゲームで外国人と気軽にゲームで遊べる時代。ゲーム中のチャットで、Let’s go!を目にする人は多いでしょう。
Let’s go!でも喜びの意味となりますが、Let’s gooooと書く場合もあります。ただoを4つ並べて書くだけですが、感情があふれ出る様子を分かりやすく表現していますね。
Let’s goの意味⑥新しい挑戦を歓迎
Let’s goは、新しいことに対する気合いを見せることもあります。
新年や新たな仕事など新しい挑戦にわくわくし、喜んで受け入れる姿勢を表現します。
Let’s goの日本語訳:さあ行こう!さあやるぞ!
2023年に飛び込む準備はできた。さあ行こう!
Ready to jump into 2023. Let’s go!
Let’s goの意味⑦喧嘩を煽る
最後に、これまでのLet’s goの意味とは全く違った使い方を紹介します。それは喧嘩の煽り(あおり)としての用法です。
Bring it on!(かかってこい!)と同じ意味で、攻撃的または挑戦的な態度の相手に対して挑発し返す時に使います。
Let’s goの日本語訳:かかってこい!受けて立つ!上等だ!
ケンカ売ってんのか?上等だかかってこい!
You wanna fight? Let’s go then!
Let’s goの意味と使い方|Let’s go babyの意味
Let’s go baby(レッツゴー ベイビィ)というフレーズを耳にしたことがある人もいるでしょう。これはスラングで、やったぜ!といったニュアンスになります。
ただ、日常生活のどのシーンにおいても耳にするフレーズではありません。主に使われるのはゲームの世界。
FORTNITE(フォートナイト)やCOD(Call of Duty:コールオブデューティー)などのバトルロイヤルゲームで、外国人ゲーム実況者が勝者にむけてLet’s go baby!と叫んでいます。
Let’s goの意味と使い方|Let’s go 〇〇
Let’s goは、単体として使うだけではなく、Let’s go for ~のように前置詞を伴って文章が続くこともあります。
Let’s go to ~:~へ一緒に行きましょう。
(go to ~で「~へ行く」)
パーティーに行こう!
Let’s go to the party!
Let’s go for ~:~にしましょう。
(go for ~で「~を選ぶ」)
A:なに食べようか?
A:What are we having?
B:お寿司にしよう!
B:Let’s go for Sushi!
Let’s go with ~:~にしましょう。
(go with ~で「~を選ぶ」)
そのアイデアにしましょう。
Let’s go with that idea.
>>go withの意味と3つの使い方|「ワインと合う」などの例文やスラングで解説
Let’s goの意味と使い方|letを使ったその他の表現
Let’sは良く使われるため、熟語のように覚えている方も多いでしょう。でもLet’sがなんの略か、また何詞かについては知らない方もいるのではないでしょうか。
Let’sはもともとLet usの短縮形で、ここで使われているLetは~させるという意味の「使役動詞」と呼ばれています。ここでは、Let’sとLet usの意味の違いに触れながら、Letを使ったそのほかの表現について紹介します。
Let usは、フォーマルな提案(共に~しましょう)、あるいは、強い要求(私達に~することを許可しなさい)を表します。
フォーマルな提案(共に~しましょう)は、かなり堅苦しい響きで、友人同士での会話では使用されず、主にビジネスシーンで使われます。
それではミーティングを始めましょう。
Let us start the meeting.
強い要求(私達に~することを許可しなさい)には、Let’s(一緒に~しましょう)のニュアンスは全くありません。例文で比較してみましょう。
公園に行かせてよ!
Let us go to the playground!
また、Letを使ったその他の表現に、Let it rollがあります。これは「やってみよう!」「はじめよう!」という意味です。
やってみよう!
Let it roll!
これはスラングで、BTSの楽曲「Butter」でも使われていますね。このような類似表現を使いこなすと、また一歩ネイティブに近づきますよ。
>>let’sの意味や使い方|letsやletとの違いを例文やスラングで徹底解説
Let’s goの意味は7つ|スラング・言い換え・使い方・Let goの違いも解説まとめ
Let’s goの意味と使い方を紹介しました。英語で使われるLet’s goには7つもの意味があり、多くは初耳というものが多かったのではないでしょうか。
また、最近ではゲームの世界でのみ通用するスラング、Let’s go baby!なんて言い回しも。知っているとばかり思っていたLet’s goの意外な意味や使い方が知れたことと思います。
実際の英会話でもさまざまな意味でLet’s goを使いこなせるよう、振り返りの学習もお忘れなく!