lolの意味は?ネットスラングからゲーム用語まで

英語でチャットをしたり、FacebookやInstagramなどのSNSを見てるときに、lolやsupなどといった文字を目にしたことはありませんか?
学校では習っていない表現なので、意味を知らないと暗号のように見えてしまうかもしれませんね。
実はこれらの表現は、ネイティブが日常的にメールやSNSでよく使う略語表現なのです。
そこで今回はlolの様々な意味・用法を始め、知っておくと便利なその他のインターネットスラングを紹介していきます。
lolの意味と読み方
lolは日常の会話で使う口語表現ではなく、インターネット用語としてチャットなどで使われる、一種の記号のようなもの。
laugh out loudまたはlaughing out loudの頭文字をとった略語、つまり頭字語で、直訳すると「大声を出して笑う」といった意味ですが、ネットスラングでは(笑)、もしくは日本語のネットスラングwのような表現として使われています。
そのため、lolには、特に決まった読み方はありません。
そのままLOL(エルオーエル)と読んだり、lawl(ラウル)と読んだり、略さずにlaugh out loud、laughing out loudと心の中で読んだりされています。
日本語の(笑)やwを、心の中では(わらい)と読んでも、日常会話の中では口に出して使わないのと同じですね。
lolの使い方
では実際にチャットやSNSにおいて、lolがどのようなニュアンスで使われているか、例文と共に紹介していきます。
チャットやSNSのコメントとしての使いかた
あなた最高!w
You are awesome! lol
またやっちゃった(笑)
I did it again. LOL
表記としては、lol、Lol、LOLとういうように小文字だけの表記とは限りません。
また、LOLOLOLと連続でLOLを書かれることもあります。
wwwwwと同じですね。(爆笑)のようなニュアンスです。
LOLLOLとLOLを連発するのではなく、最初のLOLのあとはOLだけを足しているのもポイント。この辺りは、チャットでの文字の打ちやすさと関係しているのでしょう。
lolはあくまでスラング英語なので、ビジネスの場面や上司へ使う言葉としては適していません。使うシーンにはご注意ください。
InstagramやTwitter、Facebookのハッシュタグとしての使いかた
#lol
実際にInstagramでは多くの#lolのハッシュタグがついた投稿があります。
あなたの投稿にも、ハッシュタグに#lolをつけると、海外からの反応があるかもしれませんね!
#lolface
lol+faceで、lolな顔、つまり変顔の写真などに対してつけられるハッシュタグです。
海外サイトでは変顔に限らずセルフィーで撮った写真にも#lolfaceのハッシュタグが多くついているようですよ。
応用編
応用編として、lolを動詞や名詞、一つの英単語として扱う表現を紹介します。
この形もネイティブは良く使うので覚えておきましょう。
あの動画おもしろすぎて超笑っちゃった!
That video was truly hilarious and I loled for hours.
これはlolを動詞として扱った文章です。
lolにedを付けて過去形にしてloledとしたものです。
面白半分で後ろ歩きしたら壁にぶつかっちゃった。
I walked backward for the lols and bumped against the wall.
for the lolsで面白半分にという意味で使われます。
for fun(楽しみのために、からかい半分に)と似たニュアンスですが、for the lolsの方がよりくだけた表現です。
同じくネットスラングlmaoの意味・使い方はこちらの記事が参考になります。
lolのゲーム用語としての意味
lolは本当に(笑)の意味?「この前見たブログで(笑)では意味が通じない文章だったけど」と思っている方、正解です。
実はlolはlaugh out loudの省略英語としてだけ機能するのではありません。
オンラインゲーム業界でLOLと言えば、League of Legendsの事です。
元々英語版のみだったこのゲーム。今では日本語化されていて、さらに人気が出ているようです。
ゲームの名称League of Legends=LOLです。
LOLサプライズって何?
L.O.Lサプライズ!(エルオーエルサプライズ)とは、アメリカで発売された子供向けのオモチャで、日本では2018年からタカラトミーが販売しています。
ドールの着せ替えやシークレットメッセージの暗号を読み解いたりするオモチャで、アメリカや日本だけでなく、世界中で大ヒット中!
そんなL.O.Lサプライズ!のL.O.Lは、Little Outrageous Littleの略。
outrageousは乱暴な、非道な、風変わりなという意味なので、日本では「ちょい悪ベイビー」と訳されています。
lolはもう古い!?インスタやSNSで使われるlol以外の表現
lolという表現はチャットやSNSのハッシュタグでもまだまだ使われているようですが、若者の間では、lolよりも使われている表現があります。
Facebookの調査によると「笑い」の表現でFacebookの投稿上、ネイティブが一番多く使っている表現はhahaという表現で、その割合はなんと50%を越えるとか!
次いでemoji(絵文字)やheheが多く、lolでの表現は1.9%にとどまるそうです。
また、lolを使用する人の年代は、20代後半から30代前半の人が多いという調査結果もあり、若い人ほどhahaという表現を使っているとのこと。
日本で(笑)が少し古い表現という印象を受けるように、lolもネイティブにとっては少し年齢を感じさせる表現のようですね。
知っておくと便利!ネットスラング
lol以外にも、チャットやSNSなどにおいて、ネイティブは様々なネットスラングを使っています。
それでは、意味を知っておくと便利な英語ネットスラングまとめを見てみましょう。
sry
sorryの略。
sup
What’s up?の略。最近どう?という友達同士で使う挨拶です。
nvm
never mindの略。気にするなという意味で使われるインターネットスラングです。
IDK
I don’t know.(わからない、知らない)の略。
ic
I see.(わかった)の略。
u2
you too.(君もね)という意味。
plz
pleaseの略。
bff
best friend foreverの略。最高の友達を意味する表現。
インスタなどで、友達同士の写真のハッシュタグでよく使われています。
英語圏で使われる顔文字に関してはこちらの記事が参考になります。
まとめ
ネットスラングのlol、ゲーム用語のLOL、オモチャのL.O.Lと、様々なlolを紹介しました。意味・用法をしっかりとつかめたでしょうか?
lolをはじめとするネイティブが使うネットスラングは、意味を知らないと暗号のようですが、意味を理解しているととても便利な英語表現です!lolに限らず、今回紹介した他のネットスラングも、ネイティブとのチャットやSNSのコメント、ハッシュタグで実際に使ってみましょう。
英会話だけが英語学習ではありません。チャットやSNSを介したコミュニケーションでも是非学習していきましょう!