英語Fuck(ファック)・ファッキンとは?スラングと代用語freakinの意味
ネイティブが使うスラングの中には、友達同士ならいいけれども、フォーマルな場所では決して使ってはいけない言葉やフレーズがあります。
今回は、洋画や海外ドラマを観ているとよく出てくる英語fuck(ファック)やfuckin(ファッキン)についてその意味と使い方を紹介します。
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Fuck(ファック)・Fuckin(ファッキン)とは?
英語のファック(fuck)とはスラングで、多くの場合、非常に強い感情を表す言葉です。日本語に訳すと「超」や「ヤバい」に近い意味を持ちます。
fackinは、動詞fuckの現在分詞形、またはfuckの形容詞形または副詞形である「fucking」の「g」を略した単語で、こちらも同じく非常に強い言葉です。fackinはカジュアルな会話やスラングでよく使われ、意味としては「fucking」と同じです。
fackやfackinの具体的な意味や使い方は文脈によって異なりますが、大きく分けて4つの用法があります。以下で詳しく説明します。
ファック(fuck)・ファッキン(fuckin)の意味と使い方①強調表現
怒り、驚き、失望などの感情を強調するために使われます。ポジティブな意味でもネガティブな意味でも使われることがあります。
なんてこった!
What the fuck!
これは本当に素晴らしい!
This is fuckin amazing!
ファック(fuck)・ファッキン(fuckin)の意味と使い方②侮辱や軽蔑表現
他人を侮辱したり、軽蔑する意図で使われることがあります。
くたばれ!
Fuck you!
あの野郎に財布を盗まれた。
That fucking guy stole my wallet.
ファック(fuck)・ファッキン(fuckin)の意味と使い方③性的な表現
性行為を指すために使われることがあります。
彼らは性行為をした。
They fucked.
ファック(fuck)・ファッキン(fuckin)の意味と使い方④動詞としての用法
fuckには、何かを台無しにする、失敗するという意味の動詞としての用法もあります。
私はプロジェクトを台無しにしてしまった。
I fucked up the project.
ファックやファッキンは非常に強い言葉です。日常会話やフォーマルな場面では不適切とされることが多いため、使用する際には文脈や相手をよく考慮する必要があります。
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ファッキン(fuckin)の代わりに使えるfreakinとは?
fuckinなどfuckにまつわる言葉は「Fワード」とされていて、一般的には下品で汚い言葉と認識されています。時と場合によってはタブーですらある表現のため、あまり使わないほうがいい言葉です。
アメリカでは、小さい子どもがThis is fuckin’ good.のような汚い言葉を使うと、「汚い言葉が出てくるお口を罰として石鹸で口を洗う」というしつけ話が存在するほどです。
なお、この方法は現在では子どもの健康や精神状態に悪影響を与える可能性があるとして、批判されており、現代ではより効果的で優しいしつけ方法が推奨されています。
Fワードは使わない方がいい言葉ではありますが、ものすごく感動したり嬉しかったりした時には、fuckinという言葉を使いたいというときもありますよね。
そのような場合に代用として使える言葉がfreakinです。freakinの意味はfuckinと全く同じです。
freakinであれば限りなくグレーではありますが表現としてはOKです。どんな感じで使うのかというと、たとえば
This is freakin’ good.なら「これ超おいしい」となります。
ちなみに、fuckin’ good.だと「クソうまい」のような、汚い言葉になります。
何かを強調したい時、fuckinという言葉をつい使ってしまいがちですが、fuckinの代わりにfreakinを使うようにしてみて下さい。
英語Fuck(ファック)・ファッキンとは?スラングと代用語freakinの意味まとめ
Fuck(ファック)やFuckin(ファッキン)と、代用語であるfreakinについて紹介しました。
「fuckin」はあまりいい言葉ではないのであまり使うべきではないということを忘れず、使う場合は極力「freakin」を使用するようにしましょう。
動画でおさらい
あまり使わないほうが良い「Fuck」の使い方と代用の「Freakin」を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。