betrayal(裏切り)の気になる読み方と意味は?例文も紹介!
英語をより上達させるために、多くの単語を覚えることは大切ですよね。
日本語と同様に英語にはたくさんの単語が存在しますが、あなたは、
betrayal
という単語を聞いたことはありますか?
今回は、betrayalの意味や読み方、覚えておくと便利な例文について紹介します。
betrayalの意味とは?
betrayal=裏切り?
betrayal(名詞)の意味は、裏切り、内通、密告、暴露などが一般的に知られています。
その一方で、
to show
や
exhibit
reveal
disclose
などの意味もあり、開示して明らかにする、露呈といった意味合いも辞書に載っています。
知っているとさまざまな場面で応用が効くので、一つでも多くの意味を覚えておくと良いでしょう。
traitorとの違い
裏切りを表すときは、
betray
や
betrayer
が使われますが、
traitor
にも裏切り者という意味があります。
両者とも裏切り行為をしたことに変わりありませんが、betrayは人の信頼を裏切るときに使われることが多いです。
一方のtraitorは、反逆者や謀反者のような国家単位での裏切り行為をはたらいたときに用いられます。
betrayalの読み方
betrayalの発音記号はbitréiəlとなり、カタカナでビィトゥレェィアルと読みます。
ビィトゥレェィアルの読み方を一つずつ解説していきます。
bi:ビィ
bは、唇を閉じて息を止めた状態から唇が振動させるようにブッと発音します。
iの部分は、カタカナのエとイの中間の音を同時に発音するよう意識します。
t:トゥ
tは舌先を、前歯のすぐ裏の歯茎につけながら、息を止めた状態でトゥと破裂させるように発音します。
réi:レェィ
rは、舌先を内側にまいて、口のどこにも触れないようにしてルの音を出します。
eiの部分は、口をすぼめてエィと言います。
ə:ア
口は大きく開けずに、弱めにアと言います。
l:ル
lは、舌先を前歯のすぐ裏の歯茎につけた状態で、舌の両側からウとルの音を同時に出すように発音します。
betrayalの読み方は、日本語のような口や舌の使い方をしないため難しいと感じるかもしれません。
声に出して繰り返し練習することが正しい発音を身につけるための第一歩です。
慣れてくれば、次第に英語特有の舌の使い方が習得できるはずです。
betrayalを使った英語フレーズ
裏切りなどの言葉は非常にインパクトがあるため、使い方や表現方法を間違えてしまっては取り返しがつかなくなることもあるかもしれません。
そんな事態を招くことがないように適切な使い方を覚えておきましょう。
それは私たちの合意に対する裏切りだった。
It was a betrayal of our agreement.
私たちはそれを重大な裏切りだとみている。
We see it as a serious betrayal.
それは私たちの思想に対する裏切りかもしれない。
It may be betrayal against our ideology.
【上級編】覚えておきたい便利フレーズ
betray(動詞)を使った例文
前述ではbetrayal(名詞)の使い方について紹介しましたが、次ではbetray(動詞)を使った例文をお伝えします。
誰もが一度は耳にしたことのある日常会話ばかりです。
彼女は人を裏切らない。
She doesn’t betray the people.
私は友達を裏切ったことはない。
I have not betrayed my friends.
私は他人を裏切りたくない。
I don’t want to betray others.
彼は彼女を裏切った。
He betrayed her.
マイクはあなたを裏切ったりするような人ではなかった。
Mike was not a man to betray you.
treacheryを使った例文
treacheryは背信という意味で、告訴や反逆罪といった罪に問われるような状況で使われる用語です。
betrayalの単純な裏切りというより、欺いて裏切り行為をはたらくといったニュアンスを含んでいます。
それは彼の国に対する裏切り行為だ。
It is an act of treachery against his country.
マイク彼は裏切りもしかねない男だ。
Mike is a man who is capable of treachery.
それは私たちの約束に対する裏切りだと思う。
I think that it is a treachery of our promise.
私は彼の裏切りに失望した。
I was disappointed at his treachery.
betrayalを使わずに「裏切り」を表現
次に、betrayalという単語を使わずに
stab someone in the back
を使って裏切りを表現します。
stab someone in the backのstabは刺すという意味、backは背中という意味です。
つまり、stab someone in the backは直訳すると人の背中を刺すという意味になります。
そこから派生して人を裏切るという意味で使われています。
私は彼を裏切りました。
I stabbed him in the back.
彼女はあなたを裏切るようなことはないでしょう。
He will never stab you in the back.
彼は裏切り者なのかもしれない。
He may be a backstabber.
まとめ
裏切りという用語は日常生活ではあまり使いたくない言葉です。
そうは言っても、友達関係や恋人、さらには仕事上でのやり取りにおいて裏切りなどがあった場合には、今回紹介したbetrayやbetrayalを使って表現すれば良いことが分かりました。
積極的には使いたくない表現ですが、日常生活では避けられない状況もあるかもしれません。
覚えておくと良いでしょう。