Monthsの発音方法は例外がある!実は「ツ」が正解?!
英語表現に限らず、母国語以外の言語を学ぶことは難しいものです。特に発音に関するお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回は、暦の「月」を意味するmonthsの発音方法について紹介していきます。
monthsのthsの読み方やthとの発音の違いが分からないという方は、多くいます。
日本人にありがちな発音の1つに、thをSの音に置き換えてしまうことがあります。
例えば、thの発音はカタカナ英語だと「ス」と発音する方も多いでしょう。
日本人はSで聞きなれているため、特に何も感じないのですが、Sの音だとネイティブは違和感を抱きます。
今回は、この部分をどのように発音すればいいのか、細かく説明していきます。
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<
まずは、thの発音のポイントを押さえよう
まずths全体の発音方法の前に、少し短く区切ってthの発音から説明していきたいと思います。
thを発音する際に、最も大切になるのが、舌の動きです。正確な舌の動きができるようになると、特に意識せずに正しい発音をすることができるようになります。
thの発音はまず、上の歯と下の歯の間に舌を当てます。ここでのポイントは、当てるだけでいいので、舌を噛まないように注意して下さい。
次に、当てた状態で、舌を思いっきり出しましょう。この状態から舌を引きます。この時の舌の位置が、thを発音する際のスタンバイ状態最初の舌の位置となります。
舌の位置についてはこちらの記事も参考になります。
発音時に気を付ける点
thの発音というと、ついつい一生懸命舌を噛んでしまう人がいます。舌を噛んでしまうと痛いですし、舌を噛んだままでは、音が出ないので噛まないように気をつけましょう。
舌は噛まずに当てるぐらいで大丈夫です。もう少し感覚的に言うと、舌が上の歯に当たる感じと覚えておきましょう。
そして、この舌の位置で「ス」と発音してみましょう。歯と歯の間に舌を当て、舌を引きながらthと発音します。
suの音に比べて、空気が出ていきにくいのを感じてみてください。これがthの音です。
コツは、ただ「ス」と言うのではなく、必ず舌を引きながら発音することです。thの発音ができたら、
month
まで言ってみましょう。
舌を出すことは恥ずかしいことではない
thの音は、舌が出ます。日本語には舌を出す音が無いので、中には舌を出すことに抵抗がある方があるかもしれません。
英語と日本語は全く違う言語です。恥ずかしがらず、これはこういう音なのだと割り切って発音しましょう。
参考までに、ネイティブの人と話しているときに
ありがとう。
Thank you.
と言うとします。
ここもthが出てきますが、日本語で言うなら「セ」が一番近い音になります。これも舌を歯と歯の間に挟んで、引きながら「セ」と言いましょう。
ネイティブスピーカーの間でも人によっては、1~2cmぐらい舌を出す人もいます。大げさなくらいが丁度いいのです。
恥ずかしがらずthの練習をして下さいね!
その他の舌の位置に関するトピックはこちらの記事も参考になります。
Thの発音練習方法
このthの音の練習方法ですが、舌を出した状態で「スー」と息を吐きます。これが出来るようになったら、舌を引きながら息を吐き、thと発音します。
この流れを、大げさにやらないとmonthがネイティブに通じない場合もあります。
日本語の飴と雨が全く異なる様に、thとSの発音が違うだけで、全く違う意味になってしまう単語があります。
例えばsickなら
病気という意味ですが、
thickなら
厚いという意味になります。
他にもmouthなら
口ですが、
mouseだと
ネズミに、
clothesだと
洋服、
closeなら
近くにという意味になります。
こういった組み合わせは、数多くあるため、自分の発言している内容をしっかり伝えるためにも、しっかりした口の形と発音をマスターすることが大切です。
このthの音を忘れずに、意識して発音しましょう。また、発音する時は恥ずかしがらず、堂々と話すことが大切です!
ネイティブ発音はこちらの記事も参考になります。
monthsの発音について
それでは本題のmonthsの発音です。
ロジカルに考えるとSがつくのでカタカナ英語で「マンスズ」と発音をするものと思いがちです。
しかし、英語でも何語でも、発音だけでなく例外というものはそれなりに存在します。このthが最後に来たときは、まさに例外と考えてください。
thの音を日本語で例えるならば、たちつてとの「ツ」の音が一番近いと思います。なのでmonthsはカタカナ表記すると「マンフツ」に近い音になります。
two monthsでも
three monthsでも
「ツ」で発音をしてあげましょう。語尾は日本語の「ツ」で発音することを覚えておいて下さい。
語尾は日本語の「ツ」で発音することを覚えておいて下さい。
短縮して表現される「月」を英語で!
日本での、暦は1月2月と数字表記で覚えやすいですが、英語での読み方やスペルを覚える苦労した経験はありませんか?
こちらでは、英語で省略される月名の表記を紹介します。中学生時代に記憶した英語スペルがきちんとあっているか、確認してみましょう!
月 | 英語 | 省略表記 | 音声 |
1月 | January | Jan. | |
2月 | February | Feb. | |
3月 | March | Mar. | |
4月 | April | Apr. | |
5月 | May | May. | |
6月 | June | Jun. | |
7月 | July | Jul. | |
8月 | August | Aug. | |
9月 | September | Sep. | |
10月 | October | Oct. | |
11月 | November | Nov. | |
12月 | December | Dec |
クイズ~暦について~
突然ですが、ここでクイズです!
現在世界中で使われている暦は下記の3つのうちどれでしょう?
1.グレゴリオ暦
2.古代ローマ暦
3.ユリウス暦
ちなみに、英語で表記される月の由来は、ラテン語、古代ローマ、ギリシャ神話などが関連していると言われています。
※正解はまとめの最後にチェック!
まとめ
英語の発音のなかで日本人の方が難しく感じるのが、今回紹介したmonthや複数形のmonthsです。thの発音は、日本語にはない口の動かし方なので、根気強く練習するようにしましょう。
その際に、先ほど紹介した口の動かし方や舌の使い方を参考にしてみて下さい。また、thとthsでは、発音も異なるため、使い分けられるようにしておきましょう。
今回のs複数形のように正しく発音ができないと、ネイティブの人にも伝わりません。コミュニケーションを取るためにも、コツコツと努力を積み重ねていくことが大切です。
このほかにも英語発音には注意が必要な単語がありますが、1つずつマスターしていきましょう!
※正解は…1.のグレゴリオ暦でした!
動画でおさらい
Monthsの発音方法は例外がある!実は「ツ」が正解?!を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。