超英会話入門!今から英語を勉強するならこの4つがカギ
これから英語を勉強しようと考えているけど、何から手をつければいいのかわからないという人も多いでしょう。
そこで今回は入門レベルの人に向けて、英会話をマスターするための効率的な方法を4つ紹介します。
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英会話の土台は中学英語!
英会話をマスターする上でもっとも重要なのは、英語力の土台作りです。
では、そのために何をすれば良いのでしょうか?
方法はさまざまですが、その答えは実はかなり身近な所にあります。
それは、「中学校英語のマスター」です。
中学英語を使いこなせれば、英会話は十分だと、発売される本のタイトルになるくらいよく言われています。
その理由は、中学三年間ですでに自分の思っていることを表現するために必要な学習が完了するからです。
中学英語で習うこととは?
中学校1年生の頃、はじめに習うのはABCD…といったアルファベットの読み書きです。
確かにこれでは、まだ英語を話すことはできません。
しかし学習が進むにつれ、誤った表現はもちろんありますが、だんだんと自分の言いたいことが英語で言えるようになっていきます。
なぜなら、中学校2年生になる頃には現在・過去・未来という、人が感じる時間枠の多くを占める表現を学ぶことになるからです。
つまりこの時点で、ニュアンスを上手に伝えられないとしても、最低限、自分が言いたいことは言えるようになっているわけです。
ちなみに、中学2年生の後半では上記に加えて現在完了形を習います。
現在・過去・未来に加え、現在完了形まで使いこなせれば、日常会話レベルでの幅広い表現が可能です。
そして中学3年生にもなると、表現に加えて多くの単語を覚えていることでしょう。
ここまでくれば、覚えた表現と単語をたくさん使い、1センテンスの文章なら作れるようになるはずです。
入門レベルでは、中学英語の復習と1センテンスをしっかりと!
書店に足を運べば、中学校英語総復習を表題にした参考書がたくさん並んでいます。
まずはこれを一冊購入し、復習のつもりでしっかりと学んでみてください。
それだけで、英語力の土台作りには十分です。
英会話をマスターする土台は、まずは1センテンスを作れる英語力だと、しっかり意識しておいてください。
日記を毎日書く
中学英語をマスターできたら、次にすることは頭にある知識で英文を作る、というトレーニングです。
しかし、英語で小説やコラムを執筆するのはハードルが高いですし、そもそも日本語でもそんなことは難しいですよね?
そこでおすすめなのが、日記を書くということです。
内容はどんなことでも構いません。普段あなたがしていることを、そのまま書いてみてください。
ただし、長文だったり、正しい表現を使おうと頑張ったりする必要は全くありません。
大切なのは、短い文章でもいいから5センテンスくらいを作ってみることです。
ちなみに、ここでのポイントは、自分が日本語で日記を書くときと同じような気持ちで文章を作ること。
英語として正しいか、英語らしい表現かなどの細かいことは気にせず、思ったことを英語にしていくように心がけましょう。
書いた日記の内容を声に出して練習する
日記が書けたら、次はそれを声に出して読む習慣を身につけましょう。
場所はどこでも大丈夫です。
お風呂の中でぶつぶつ呟くだけでもOKです。
必ず声に出して!何も見ないで言葉にするのが大切
日本人には英語を書けるけど話せないという人が本当に多いです。
文章は作れるのに言葉が出てこない一番の理由は、英文を書いたらそこで終わってしまい、声に出して読まないからでしょう。
英文は書けば書くほど、スピードが上がっていきます。
これは会話も一緒。とにかく、声に出して英語を話すことが、上達への近道です。
本や電子書籍の音読でも悪くはないのですが、自分で書いた日記であれば、知っている単語ばかりだから読むのは簡単でしょうし、意味だってわかっています。
そのため、日記を見ながら音読をするのは非常に効果的な練習法なのです。
最終的には、日記の文字を読まず、何も見ていない状態で声に出せるようになりましょう。
何も見ないで言葉に出せるようになれば、かなりの英語力がついた証拠です。
1日10~15分の声出しでOK
日記の音読が大切なのはわかりましたが、一体どれくらいやればいいのでしょうか?
答えは、1日10~15分程度です。
たったそれだけかと思われるかもしれませんが、そもそも前述した英語日記は5センテンスくらいの短いもの。
それを15分間繰り返し声に出し続けるのですから、実はかなりの練習量となるのです。
これを毎日続けていれば、自然と自分で書いた文章が頭に浮かぶようになり、声に出せるようになります。
まずは自宅で、コツコツと続けてみてくださいね。
練習する時間と場所の決め方
毎日続けるのは、簡単なようで難しいものです。
この練習のためだけに、改めて練習する時間と場所を決めるのはおすすめしません。
何らかの都合でできない日があったり、やらなければと思うことが負担になってきたりすると、そこでやる気を失くしてしまうことが多いからです。
できるだけ毎日の習慣となっていること、歯磨きやお風呂の時間などに紐付けて練習するようにしてください。
とくにお風呂は、リラックスできて声がよく響く場所ですし、10~15分程度なら入浴時間にも適しているのでおすすめです。
あまり気負わず、気楽に楽しみながら続ける工夫をしていきましょう。
覚えた英会話は必ず実践する場所を作る
最後は実践の場所を作る、という工程です。
たとえば、以下の場所やシチューエーションで覚えた英会話を声に出す練習をしてみてください。
- 英会話スクール
- オンライン英会話
- 海外旅行
- 海外の友達と遊ぶ
英会話をマスターするということは、一人で英語を話せるようになるということではなく、相手とのコミュニケーションを取れるようになる、ということです。
覚えた表現は自分の中だけで完結させず、必ずアウトプットするようにしてください。
間違っていたって構わない!誤りは正してもらおう
海外の人を目の前にした時、英語初心者の方はついつい間違っていたら恥ずかしいと考えてしまいがちです。
結果、単語のみで会話をしようとしてしまいます。
しかし、その考えは英語の上達を妨げる結果につながりがちなので注意しましょう。
大切なのは、まずは短い文章でも構わないので、1センテンスごとに言葉にしていくことです。
多少間違っていたとしも、英語は通じることが多いです。
もし間違いがあれば、英会話スクールの先生などに指摘してもらい、直してもらえばよいだけ。
次からは、その表現を自分のものにすればいいのです。
中学英語の復習と日記を書く・音読するという行動は、あくまで暗記という手法です。
しかし、英語の実践はアウトプットという行為。
この暗記と実践の両輪で英語学習を続けて行けば、徐々に生きた英語が身についていくことでしょう。
いろいろな実践方法
耳を慣らし・知識を吸収するなら、便利な無料アプリやラジオ講座、英語のフレーズや英文法のツボを毎日配信してくれるメールマガジンなどを利用するとよいですね。
でも気をつけたいのは、実践練習の場所です。
海外の友達がいる人は楽しく普段の生活の中で実践できると思いますが、いない人はその場を探す必要があります。
近年では、海外に出かけなくてもオンラインを含めて多種多様な練習場所が存在しています。
社内の通信研修として英語学習の講座が用意されている企業。
レッスンが教育訓練給付制度の対象コースになっており、受講料の一部負担で受講が可能な専門学校や英会話スクール。
その他、訪日外国人のためのおもてなしや接遇と共に英会話を学べるスクールなど。
調べてみれば本当にたくさんの選択肢があります。
それだけに、自分の興味や目的に合ったカテゴリーや、相性のよいスクール・講師を選ぶことが大切。
なるべく費用をかけず、楽しくしっかり続けられる実践場所を見つけてください。
まとめ
今回のポイントは、以下の4つです。
- 中学英語をマスターする
- 英語で日記を毎日書く
- 書いた日記を音読する
- 英会話を実践する
記事内で紹介した、ちょっとしたコツやポイントを押さえていけば、効率的な英語の学習ができるはずです。
土台作りが終わったら、どんどん実践のために外に出て、外国人の友達を作ったり、お客様におもてなしフレーズを伝えたりしてみてくださいね。
動画でおさらい
超英会話入門!今から英語を勉強するならこの4つがカギを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。