「私もです」を英語でso do I?ネイティブスラングや丁寧なビジネス表現
私もや私もですを英語でいう時、よくMe too.という言葉をよく使いますよね。
Me too.は、相手の発言に同意したい時や自分も同じシチュエーションであることを伝えたい時に使われます。そして、誰でも一度は耳にしたことのある、英会話の基本的なフレーズでもあります。
そんな「私も!」という英語ですが、実は“Me too.”以外にもあることはご存じでしょうか?
この記事では、ネイティブが良く使う言葉やスラング、それからビジネスや恋愛などさまざまな場面で使える表現を紹介します。ぜひこの機会に「私も」をマスターして、英会話のレベルをもう一段階アップさせましょう!
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「私もです」の基本の英語表現「Me too.」
「私も」と言えば、Me too.を使う方がとても多いのではないでしょうか。2語で構成されるので、非常に簡単で使いやすいですよね。
うまく会話を切り出せなかったときなど、とっさにMe too.を使って相手の発言に反応する言い方はとても助かります。通常 meは「私に」や「私を」を表す英語ですが、話し言葉では「私」を指します。
つまりMe too.は崩した英語表現であり、実はカジュアルな言い方なんです。そのため、ビジネスなどフォーマルな場面で使うのは避けましょう。
・無性にチョコレートが食べたい!
I’m craving chocolate!
→私も!私たち砂糖中毒者だね。
Me too! We’re both sugar addicts.
・私はネコが大好きです。
I love cats.
→私も同じです(私もそうです)。
Me too.
・私も東京出身です。
I’m from Tokyo, too.
また、meの部分を変えれば、たとえば「私たちもです」と表現することもできます。
A:明日からベトナム出張なんです。
I’m going on a business trip to Vietnam starting tomorrow.
B, C:私達もです。
Us too.
Me too の「too」を「two」とかけたこんな表現もあります。グループで会話をしていて、誰かが持ち掛けた話題にみんなで便乗するときを想像してみてください。
その時、Me too, Me three, Me four, Me five… といったように末尾の数を増やしていくことができます。主に子どもの言葉遊びですが、大人がふざけて使うこともあります。
A:お腹すいたなぁ。
I’m hungry.
B:僕も。
Me too.
C:私も。
Me three.
D:俺も。
Me four.
A:よし、じゃあピザを頼もうぜ!
OK! Let’s order pizza!
>>英語で「私もあなたと同じ意見です」The same opinion as 〜
「私もです」の丁寧なビジネス英語表現
Me too.はとても使いやすい一方で、カジュアルな表現のためいつでも使える言葉ではありません。そこでこの章では、ビジネスなどフォーマルな場面でも使える丁寧な表現について紹介します。
「私もです」の丁寧なビジネス英語表現①So do I
種類 | 一般動詞 | 一般動詞 | be動詞 | be動詞 | 助動詞have | 助動詞would |
時制 | 現在 | 過去 | 現在 | 過去 | 現在 | 現在 |
活用形 | do | did | am | was | have | would |
So do Iという表現、英語を勉強している人なら、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
3語で表現できるシンプルな言い回し、普通の文章とは異なる単語の並び方なので、印象にも残りやすいですね。So do Iはこの文章単体では使うことはなく、相手の話を受けて初めて使うことができます。
A:明日の午前中は忙しいんです。会議があるんですよ。
I’m busy tomorrow morning. I have a meeting.
B:私もそうです(私も同じです)。
So do I.
ここで、doの部分にはさまざまな動詞が入ります。何が入るかは、相手がどんな話をしているかに注目すれば分かります。一覧表で確認しておきましょう。
「私もです」の丁寧なビジネス英語表現②I second that.
次は、I second that.です。会議で誰かが発言した内容に対して、賛同したいときなどに使えます。もともとは議会などで使われていたフォーマルな表現ですが、今ではビジネスや日常の両方で使うことができます。
A:次回の会議ではこの議題について話し合いましょう。
Let’s discuss this agenda item at our next meeting.
B:私も賛成です。
I second that.
「私もです」の丁寧なビジネス英語表現③That applied to me as well.
最後は、That applied to me as well.です。これは非常に丁寧な言い方で、「私にも同じことが適応されていますよ」という直訳が転じて「私も同じ経験をしています」という意味を持ちます。
A:思春期の息子にてこずっているんです。
I am having a hard time with my teenage son.
B:私もそうです(私も同じです)。
That applied to me as well.
>>same hereの意味と使い方|me tooとの違いやビジネスで使える英語での返し方
「私も」のネイティブがよく使うスラング英語表現
次に、ネイティブがよく使う表現や、スラングについて紹介します。
「私も」のネイティブがよく使うスラング英語表現①Likewise
Likewiseは、海外の映画やドラマなどで良く耳にするフレーズです。発音も簡単なので、誰でも気軽に使えるでしょう。
A:私は紅茶よりもコーヒーが好きだな。
I prefer coffee to tea.
B:私も同じ。
Likewise.
「私も」のネイティブがよく使うスラング英語表現②same here
same hereは日常会話の中で良く使われる表現の一つです。sameが「同じ」という意味を持つため、「私も同じです」というニュアンスを持ちます。hereを省略して、sameと言うこともできます。
Likewiseと同じく1語で気軽に表現できるので、実践でどんどん使ってみましょう。
A:朝ごはん食べてないから、すごくお腹が減ったよ。
I’m very hungry because I didn’t have any breakfast.
B:私も!何か食べないと!
Same here! I have to eat something.
「私も」のネイティブがよく使うスラング英語表現③join the club!
join the clubは、アメリカ人の間で良く使われる口語的な表現です。
直訳すると、「同じクラブに入る」ですが、クラブ=同じ仲間と考え、同じ状況を共感しあう間柄と転じて「共感」を意味するようになりました。どちらかというと、ネガティブな会話の中で使われることが多いです。
試験に落ちたの?私もです。
You didn’t pass your test? Join the club.
「私も」のネイティブがよく使うスラング英語表現④I feel the same way
最後に紹介するのは、I feel the same wayです。この表現は、feelが含まれているように、感情に対して共感する意味合いを持ちます。そのため、恋愛などの場面で告白された相手に対して、「私も同じ気持ちです」「私も好きです」と返答するときに使えます。
A:あなたの幸せが、僕の喜びです。
Your happiness is my pleasure.
B:私も好きです。
I feel the same way.
>>そうなんだ~の相槌を英語で?スラングからビジネスメールまで例文解説
「私もです」の英語での否定形の使い方
否定形の「私も〜ではない」という表現も見ておきましょう。
例えば、「私はピザが好きではありません」と相手が言ったとします。そして、あなたも同じくピザが好きではない場合、日本語では「私もです」と答えますよね。
もちろん、英語でも同じように「私もです」と伝えたいところ。先ほど紹介したSame hereであればそのまま使えますが、So do IやMe tooはそのまま使うことができません。
相手の発言が否定文だった場合、So do IやMe tooも否定表現にしなければならないのです。この場合、Neither do I.という言い方が正解となります。例文で見ていきましょう。
A:私はピザが好きではないんです。
I don’t like pizza.
B:私もです = 私もピザが好きではありません
Neither do I.
Neitherを使うときも、So do Iと同じく、真ん中の do が相手の文章に合わせて変化します。先ほどの表を、もう一度見てみてくださいね。ちなみに、Me tooの否定形はMe neitherとなります。
「私もです」を英語でso do I?ネイティブスラングや丁寧なビジネス表現まとめ
「私も」を表すさまざまな表現を紹介しました。いくつ知っていたでしょうか??
「自分も同じです」ということを伝えるフレーズですが、思っていた以上に多くの表現や使い方があったかと思います。とくに“So do I.” や “Neither do I.” は相手の文章に合わせていかなければならないため、注意が必要です。
大切なのは、その場で相手の会話に対してどれだけ瞬時に対応できるかです。ですので、日ごろから会話に対して反応できるトレーニングをしておくと良いかもしれません。
今回紹介したさまざまな表現を使いこなすことができれば、確実に英語がワンランクアップし、相手との会話がさらに楽しめますよ。