温度から長さまで単位を英語で表現!すぐ使える英語の単位6選
生活の中のあらゆる数字を
表すのに「単位」が
ついていますが、日本と英語圏では、
異なる単位を使いますよね。
なんとなく違うのは
知っているけど、
説明は出来ない、という方が
多いのではないでしょうか?
そこで、
単位に関するポイントを
まとめてみました。
単位の疑問を
一気に解決しましょう!
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気温
温度の単位には
「摂氏」と「華氏」があります。
日本で使われるのは摂氏、
アメリカでは華氏が使われます。
それぞれの単位について
順番に見ていきましょう。
摂氏(せっし)
「℃」:日本語で「度」
Celsius(セルシウス)の略
「度」の英語表記は
“degree(ディグリー)”
:「程度・度合い」の意味です。
水の氷点を0度、
沸点を100度とする
単位のことを言います。
明日の最高気温は25度、
最低気温は氷点下3度の見込みです。
Tomorrow’s high will be 25 degrees,
and the low, 3 degrees below zero.
25℃:twenty five degrees
degrees:“degree”の
複数形になっています。
氷点下:
below zero/below freezing
日本語と同じく
「マイナス」を使った
表現もできます。
マイナス○○度:
minus ○○ degrees/
negative ○○ degrees
小数点以下の気温の場合
気温は何度ですか?
What’s the temperature?
いま、摂氏27.4度です。
It’s 27.4 degrees Celsius now.
気温や体温は
“It’s~”で答えます。
27.4度 :
twenty-seven point four degrees
小数点は“point”で表します。
華氏(かし)
「°F」:日本語で「度」
Fahrenheit(ファーレンハイト)の略
こちらも
「度」の英語表記は
“degree(ディグリー)”
水の氷点を32度として、
沸点を212度とする温度の単位です。
摂氏も華氏もどちらも「度」、
英語表記も“degree“、
同じ温度でも
どちらで表現するかで
数字がかなり違ってきますね。
摂氏20度が華氏68度、
摂氏0度は華氏32度です。
それぞれの温度の違いに慣れないと、
表記からでは暑いのか寒いのか
全くイメージがわきませんね。
“degree“は天気予報などで
頻繁に出てくる、
日常的で身近な表現です。
覚えておきましょう!
体温
体温も気温同様、
摂氏と華氏、
どちらでも表現できます。
まずは例文を・・・
私は熱が100度あります。
I have a temperature of 100 degrees .
ん?沸騰してる?
これは華氏100度ということですね。
日本人の感覚だと驚きですが、
摂氏にすると37.8度ぐらい、
熱は上がっていますが、
現実的な数字です。
緯度経度
緯度:latitude
(ラタテュード)
経度:longitude
(ロンジチュード)
これらの「度」の表現も
“degree”です。
北緯○○度:
latitude ○○ degrees north /
○○ degrees north latitude
東経○○度:
longitude ○○ degrees east /
○○ degrees north longitude
となります。
Long. 135°10′E ⇒
(東経135度10分)
longitude 20 degrees 15 minutes east
角度
角度:angle(アングル)
直角三角形は90度の角を持つ三角形です。
A right triangle is triangle with an angle of 90 degrees.
right triangle:直角三角形
an angle of 90 degrees:90度の角
長さ
日本では
「メートル」ですよね。
cm(センチメートル)や
km(キロメートル)、
さまざまありますが、
基準はメートルで、
換算がしやすいです。
小学校の算数の時間を
思い出しますね。
アメリカにおける
長さの単位は小さい順に
「インチ」「フィート」
「ヤード」「マイル」の
4種類があります。
日本で使われている
メートル法とは基準が異なるため、
換算がすこし難しいです。
それぞれの単位を
メートルに合わせると
どれくらいのサイズになるのか、
具体的に紹介します。
・1inch(インチ)
=2.54センチメートル
元々は男性の親指の幅を
由来とする単位だったようです。
その後フィートの
12分の1と制定され、
ラテン語で
「12分の1」を意味する
“uncia”が変化して
“inch”になりました。
インチは記号で表すと
「1“」or「1in」
1インチ以上になると
複数形の「s」がつきます。
2(two) inches
ただし100インチのTVのように
型を表す場合は
“a 100-inch TV”
のように数字とinchを
ハイフン(-)でつなぎ、
複数形にはならないため
注意しましょう。
・1 foot(フット)
=12インチ
(30.48センチメートル)
歴史的にヨーロッパでは
男性の足の大きさを基準とする
長さの単位がありました。
そのため「足」を意味する
“foot(単)”“feet(複)”を
単位として使っています。
記号で表すと「1‘」or「1ft」
複数形は“foots”ではなく
“feet”と形が変わります。
1フィート以下になると、
単数形“foot”になります。
a half foot
1(one) foot
2 feet…
フィートは身長を測る時に
よく使われます。
また、1~2メートル程度の
長さのものを測る場合にも
よく使われます。
彼の身長は6フィート4インチ
(約190センチ)です。
He is 6 feet and 4 inch tall.
・1yard(ヤード)
=3フィート(0.9144メートル)
ヤードの長さは
古代から使われていたようですが、
その起源ははっきりしていません。
記号で表すと「1yd」
1ヤード以上になると
複数形の「s」がつきます。
2(two) yards
布地などを切り売りの
注文単位は、「ヤード」です。
綿の布地に「90センチ幅」
というのがありますが、
これを「ヤード幅」とも言います。
・1 mile(マイル)
=1,760ヤード
(約1.61キロメートル)
記号で表すと
「1mile」「1mi」
イギリスでは「1ml」と
略されることもあります。
1マイル以上になると
複数形の「s」がつきます。
2(two) miles
「時速○○マイル」と
速さの表示も「マイル」です。
60マイルだと、
時速100キロ近くなります。
キロの感覚で考えていると、
数字が違うので
ビックリしてしまいますね。
重さ
日本ではご存じの通り
「グラム」や「キログラム」
を使いますが、
アメリカとイギリスでは
「ポンド」や「オンス」
を使います。
日本でキログラム表示するものは、
英語圏ではポンドとオンスの
混在表示になります。
インチとフィートもですが、
10進法で単位が変わるわけではないため、
日本人にとっては計算が大変ややこしいです。
・1 ounce(オンス)
=約28グラム
記号で表すと「1 oz」
・1 pound(ポンド)
=約453グラム(16 ounce)
記号で表すと「1 lbs」
余談ですが、
パウンドケーキの名前の由来は、
材料の
小麦粉、卵、砂糖、バターを
1ポンドずつ使っていたから
パウンドケーキと呼ぶ、
という説があります。
すべて453グラムづつ・・・
結構な量です。
ケーキ作りされる方は
ピンとくるのではないでしょうか?
単位は英語でどう表すの?日常使いの6つの単位を総まとめ!まとめ
日常的に使う単位を
色々見てきましたが、
いかがだったでしょうか?
国によって異なる単位を使うとか、
ちょっと混乱してしまいますよね。
同じものを表すのに、
単位が違うと数字が全然違ってくるので、
高いのか低いのかが
さっぱりわからなくなります。
また、日本だと
10や100、1000という
数字を基準に換算しますが、
英語圏だと12や16と、
換算の基準となる数字が
歴史の中で決められたり
変化したりするため、
混乱ポイントのひとつです。
わかりづらくはありますが、
だからこそ異文化は
おもしろいとも言えます。
生活習慣や文化の違いに
着目することで、
別のおもしろい発見ができます。
今後の新たな発見や興味をぜひ、
英語の勉強に活かしてみてください!