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英語でのサインの書き方!筆記体はアメリカ人も書けない?

英語を勉強している方の中には「サインの書き方や筆記体の書き方が分からない」と悩む人もいます。

たしかに、スラスラと自分の名前を筆記体で書けると大変スマートでかっこよく見えますが、アメリカでは最近ほとんど筆記体は使われていません。

今回は、そんな「アメリカの筆記体とサイン事情」についてお伝えします。

また、日本人が海外でサインをする際に、おすすめの方法も併せてご紹介しますので、現在英語を勉強中!または、これから海外旅行に出かけようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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実は多い?筆記体が書けないアメリカ人

某日のワシントンポストの記事によると、現在アメリカの多くの州では授業で筆記体を教えていないそうです。

授業で習っていないわけですから、アメリカ人の中には筆記体を書けない人が少なからずいる、ということ。

さらに言えば、今後もっと筆記体を書ける人は少なくなっていくことが予想されます。

ちなみに、アメリカの人がどのようにアルファベットを書いているかについては、多くの人はブロック体で書いていると予想されます。

実際に、大学生の多くは授業中にノートパソコンで打ち込むのが主流ですが、ブロック体でノートをとる人も多いのです。

この現実を目の当たりにすると、日本人が筆記体をマスターする必要性を考えさせられますね。

印鑑のない文化が生んだサインの仕方

英語圏などの出身の人が筆記体で自筆署名をスラスラと書いているシーンを見かけることは少なくありません。

特に、クレジットカードで購入後のサインは、かなり崩れてはいますが筆記体であることが多く、ブロック体で書かれていることはごく稀です。

これは、アメリカが「サイン文化」であることが深く関わっています。

日本の場合は、身分証明として印鑑(ハンコ)が用いられ、サインをする必要はありません。

個人向けの銀行口座からビジネス用の契約書など、重要な書類に署名欄にもほとんどの場合印鑑が用いられます。

一方アメリカでは、身分証明としてサインが使用されているのです。

人口が日本に比べて多いことから、ファーストネーム・イニシャルに限らず、ラストネームまで同姓同名の人も多いため、筆跡やデザインの違いによって本人と見分けることができるサインが浸透しているのです。

海を越えた国では、こういった文化の違いが面白いですよね。

あなたの周りに、英語圏のみならず各国の外国人のお友達がいたら、どのように本人証明をしているかを尋ねてみても面白いかもしれません!

人のものでない独自のサイン

もう少し掘り下げると、アメリカ人がサインを書くとき、実は可読性というのはそこまで重視されていません。

ほとんど読めない、グチャグチャに書き殴られたようなサインも多いです。

それでは、サインの意味がないのでは?とお考えになる方もいらっしゃるでしょうが、実はこれ「真似できない」というのが大きなポイントです。

たとえば、前項でも出てきた印鑑というのは、よほどの技術力がない限り偽造するのは難しいです。

そのため、「私が確実に押印しました」という保証があるわけです。

しかし、サインの場合にはブロック体や美しい筆記体で書いてしまうと、誰でも筆跡を真似できてしまいます。

そうした事態を回避するために、アメリカの人は自分しか書けないサインというのを一人ひとりが持っています。

これによって、偽装を防止しているのです。

もちろん、そのことを誰もが知っていますから、サインの時の可読性についてツッコミを入れる人はいません。

「書き方はお任せ」というのが、サインをする時のルールなのです。

海外で自分のサインを書くときの心得

それでは、日本人が海外に行った時にサインをする場合、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?

そのポイントは大きく分けて、2つあります。

①自分なりのサインを練習しておく

オーソドックスな方法としては、アメリカ式に習って自分なりのサインを考えておく、ということです。

どんなに下手でもグチャグチャでも構いません。

大切なのは、自分にしか書けないということだけ。

この方法は普段からサイン文化に慣れ親しんでいない日本人には少しハードルが高いかもしれません。

利用する場合は、練習をしてから利用しましょう。

②漢字を使うのももちろんOK!

前述した通り、サインの形式というのは「お任せ」というのがルールです。

必ず英語で書く必要もないため、私たちが普段使っている漢字を使うのも、ひとつの方法。

特に海外での支払いであれば、漢字使用が安全かもしれません。多くの外国人にとって、日本の漢字をキチンと書き筆跡まで真似することは困難です。

また、日本のように字の美しさまで気にする必要がないので、汚く書き殴ったとしてもそれが立派な偽造予防対策になります。

サインに関する例文紹介

サインと言えば、クレジットカードなどの署名はもちろん、有名人に会った記念にサインをお願いする場合もありますよね。

こちらでは、サインに関する例文フレーズを少し紹介します。

有名人にサインください!という時
May I have your autograph, please?

クレジットカードなどで、署名をお願いしますと伝える時
Could you sign here please?

まとめ

今や筆記体は、アメリカでも消えつつある記述法。

アメリカでサインは、日本の印鑑のように身分証明として使われています。

日本人が海外でサインを求められた時は、セキュリティ面を考えると筆記体のサインを使うことはなく、漢字のほうがより安全性が高そうです。

それでも筆記体でサインをしたい!というあなたは、ぜひあなただけのオリジナルサインを考案してみてもgood。

オリジナルサインが完成したら、クレジットカードのサインの瞬間が楽しみになりそうですね!

動画でおさらい

英語でのサインの書き方!筆記体はアメリカ人も書けない?は参考になりましたか?

動画で今回の内容をおさらいしてみましょう。