音読は感情を込めて効果絶大!STVを意識したリスニング上達法
リスニングを上達させるには、ネイティブの話す英語をたくさん聞くことが大切だと思っている方も多いのではないでしょうか?
たしかに、ネイティブの話す英語を聞くことももちろん大切です。
しかし、音読をすることによってもリスニング力は上達します。
今回は音読によってリスニング力を上達させる方法について紹介します。
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ただ聞くだけの教材を使った勉強法ではリスニングは上達しない!?
聞くだけで英語力が向上する、と宣伝している英語教材がいくつもあります。
しかし、本当に「だだ聞くだけ」の学習法でリスニング力は上達するでしょうか?
海外ドラマが好きで毎日何時間も見ているのにリスニング力は上がらないという人も多いと思います。
ただ聞くだけの勉強法では英語のリスニングは上達しません。
なぜなら、ネイティブの英語に理解スピードが追いついていないからです。
ネイティブが話すスピードでも英語が理解できるようになる英語脳を作るには、音読が効果的なのです。
リスニング力向上のために効果的な音読方法
音読でリスニング力を上達させていくためには、ただ英文を声に出して発音すればいいというわけではありません。
つまり、内容を理解せず棒読みしているだけではリスニング力は上がりません。
リスニングの上達のために、どのように音読をすればいいかと言うと、そこに書かれている文章の文法や単語の意味をある程度は理解して、意味が分かった上で感情を込めて音読することがポイントです。
そうすることで語彙力も身につくでしょう。
意味が分かった上でフレーズを口に出して言い続けると、相手が言ってることも聞き取れるようになります。
意味がわからないまま音読をしていても、いつまでたっても頭と体に英語が染み付きません。
また、感情を込めることで、フレーズと意味がリンクしやすくなり、英語脳が鍛えられます。
STVを意識することも音読のコツ
意味を分かった上で感情を込めて音読をするコツは、「STV」を意識することです。
英語はほとんどの場合、STVの順番で話されています。
STVとは、
「S」:subject(主語)
「T」:tense(時制)
「V」:verb(動詞)
の頭文字をとったものです。
つまり、「誰がいつ何なのか」という順序でネイティブの人は英語を話しているのです。
したがって、音読をするときにも、誰がいつ何なのかの順番で確かに文章が並んでいると意識しながら音読をすると意味を捉えやすくなります。
このようにSTVも意識して、音読を続けていくことで英語脳ができあがっていきます。
ネイティブのようにスムーズに音読しよう
音読する時にもう一つ意識して欲しいことが、スムーズに音読することです。
なるべくスムーズに、リズムよく、一息でセンテンスを言う努力をするといいでしょう。
日本語を話すときは、一息でスムーズに話しますよね。
いちいち、単語単語や文節で止まって話していては、おかしいですよね。
しかし、英語を音読する場合には、単語を一つ一つ音読する人が結構多いのです。
もちろんネイティブは単語単語で止まらずに、スムーズに英語を話すので、聞き取るのが難しくなってしまいます。
意味を分かった上で、感情を込めてスムーズに音読できるようになるまで、何度も口に出して音読のトレーニングをしてみましょう。
まとめ
音読をするときには、意味を理解した上で、スムーズにスラスラと感情を込めて言えるように練習をしていくことが大切です。
そして、STV(subject(主語)、tense(時制)、verb(動詞))を意識して音読をしてみましょう。
ぜひ今回紹介したポイントを押さえた練習方法で、音読を毎日行ってみてください。
このような練習法を続けると、英語脳が鍛えられ、リスニングのレベルも上がり、ネイティブとの英会話もスムーズにできるようになるはずです。
動画でおさらい
音読は感情を込めて効果絶大!STVを意識したリスニング上達法を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。