英会話で微妙な気持ちを伝える時の相槌。言い切れない気持ちを表現する
日本人は曖昧な表現を好み、日常会話の中でも、ぼんやりとしたフレーズが多いです。
逆に英語は、ストレートで明確に伝える言語だと思われがちですが、英語にも微妙な気持ちを伝える、曖昧な表現があります。
そこで、今回は英語で使える微妙な気持ちを伝える言い方4つと、使い方をお伝えしていきたいと思います。
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どんな時に使う?
例えば、大統領選の候補者について日本語で聞かれた際、明確に賛成したくないときは「良い面もあるけど、悪い面もあるよね」といった意味合いの表現をすることが多いのではないでしょうか。
あの人の意見に100%賛成!や、あの人の意見には絶対反対!と返答する可能性は、少ないと思います。
英語で
賛成ですか、反対ですか?
Do you agree or disagree?
と聞かれた際に、賛成・反対とはっきり言い切れないことも多々あると思います。
ここからは4つの曖昧な英語表現と、どのようなシチュエーションで使うかを紹介します。
①Yes and No.
1つ目は、「賛成出来る部分もあるし、賛成出来ない部分もあるよ」という表現です。
この返答について覚えておきたいポイントは、Yes and No.の後には「こういうところは賛成だけど、こういうところは反対だよ」という、それぞれの理由を添える必要があるということです。
例えば先程の大統領選の例ならば、「この候補者の社会保障制度に対する考え方には賛成だけど、移民政策には反対だよ」というように、しっかり自分の考えを添えて伝えるようにしましょう。
②It depends.
2つ目は、〇〇によるという意味合いを持つ表現です。
前提条件によっては、自分の考え方のスタンスも変わることがあると思いますので、その状況によると強調したい時にIt depends.を使います。
「こういう状況の時は賛成だけども、こういう状況の時は賛成ではない」と、状況によって意見が変わる、ということも伝えるとより良いです。
It depends.は、微妙な気持ちを表す表現として簡単に伝えるときによく使いますが、
この表現は実はIt depends on the 〇〇.
という形が正しい表現となります。
例えば、
Shall we go to the museum this next Sunday?
と美術館に誘われたときは、
スケジュールによる。
It depends on the schedule.
という場合や、
その日による。
It depends on the day.
という様に、条件にあたる箇所まで述べるのが、本来の正しい表現となります。
しかしながら、条件が明白でないことも多いので、大体の場合は理由を省略し、It depends.までで止めてしまうことが多いです。
そのため、微妙なニュアンスを伝えるだけであれば、It depends.で覚えましょう。
③It’s difficult to say.
3つ目は、
ちょっと難しいですね、どちらとも言えないです。
It’s difficult to say.
という表現です。
意見を明確にしたくないときに、言葉を濁すフレーズです。
It’s difficult to say.はとても汎用性が高く、
It’s difficult to 〇〇.
という形で活用でき、動詞を変えることで様々な表現として使えます。
例えば、嫌いな物やグロテスクな食べ物を勧められた際に、
これは食べるのが難しいです。
It’s difficult to eat this.
と使えます。
この表現を応用することで、様々な文章を作ることができるので、他の動詞表現も一緒に覚え、効率よく英語を習得していきましょう。
④Maybe, maybe not.
最後の微妙な気持ちを表す表現は
そうかもそれないし…そうじゃないかもしれない。
Maybe, maybe not.
「ちょっとよくわからないな…」という気持ちや、ビミョーだな…と伝えたいときに、 Maybe, maybe not.という表現を使うことが出来ます。
まとめ
今回は、4つの微妙な気持ちを伝えたいときに使える表現を紹介しました。
これらの表現は海外映画やドラマの中でも頻繁に使われています。
曖昧な表現に慣れている方も多いと思いますが、特にビジネス上では自分の意思を話すことは英語圏などの海外では重要です。
普段から私はこう思うなと感じたことを英文で短く作るなどの練習をし、外国人のお友達との英会話を通して、応用してみてくださいね!
動画でおさらい
英会話で微妙な気持ちを伝える時の相槌。言い切れない気持ちを表現するを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。