丸暗記しよう!久しぶりにあった時に必ず使う決まった英語表現
今回は「久しぶりに会った時の会話」について紹介します。
久しぶりに友人に会った時など、再会した相手とどのような会話をすればいいのかわからないという方は多いでしょう。
覚えてしまえば、すぐに活用することができるので、定番フレーズとして覚えてしまいましょう。
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日本語だとどのような形の会話になるか
久しぶりに会った時にする会話は、実はほとんど決まっています。
決まった会話がなされるので、どういう流れでどういうことを話すのかを覚えてしまえば、それほど難しくないのです。
まずは、日本語の例文で考えてみましょう。
久しぶりに会った時はおそらく以下のような会話の流れになるはずです。
A:あ、久しぶり、元気してた?
B:元気してたよ、そっちは?
A:うん元気してた。で、最近どうなの?
このように、お互いが最近何をしていたのかというやりとりをして、そこから会話がふくらむことが非常に多いですよね。
近況報告から会話は盛り上がっていく
まずは「最近何をしてましたか?」「最近何かあった?」というところまで会話を持っていきたいところ。
そこまで会話ができれば、自然に会話が流れていく可能性がとても高いからです。
ただ、第一声の「久しぶり、元気してた?」から最近の話まで、どういった流れで持って行くのかを把握していないと会話は進みません。
英語でのやりとりの流れを、定番フレーズとして覚える必要があります。
再会時の日本語のやりとりを英語で
先ほど紹介した日本語のやり取りとその続きの会話を英語にして、例文をみていきましょう。
あ、ひさしぶり、元気してた?
A:Long time no see. How have you been?
元気にしてたよ。そっちは?
B:I’ve been good. How about you?
私も元気にしてたよ。最近何かあった?
A:I’ve been good, too. So, what’s new?
続きが、
特に何もないよ。あなたは?
A:Nothing much. What about you?
っていうかさあ、転職したんだ。/結婚したんだ。
B:Actually, I changed my job./ I got married.
というふうになります。
この例文に沿って、説明していきます。
久しぶりに会った時の第一声
まず、久しぶりに会った時の第一声、これは定型の文章をそのまま覚えてしまうのが早道です。
1行をセットで覚えましょう。
A:Long time no see. How have you been?
あ、ひさしぶり、元気してた?
日本語では「久しぶり、元気してた?」とひと続きに言うことが多いですよね。
英語も同様で、Long time no see. How have you been?はネイティブもセットで言うことがとても多いです。
ちなみにHow have you been?の代わりにHow are you?と聞いてしまうと、違った意味合いになりますので気をつけましょう。
→今この瞬間元気していますか?
How are you?(現在形)
→最後に会ってから今この瞬間まで元気していましたか?
How have you been?(現在完了形)
再会した時は、今が元気かどうかだけではなく、会っていない間も元気にしていたかどうかを聞きたいものです。
このような場合は、How have you been?と聞きましょう。
元気してた?と聞かれた時の返事
B:I’ve been good. How about you?
元気にしてたよ。そっちは?
I’ve been good.はI’m goodに似た表現ですが、違った意味合いになりますので、こちらも気をつけましょう。
How have you been?と同様、I’ve been good.は現在完了形のため、動作が継続しているニュアンスを含みます。
I’m good.
→今この瞬間元気です。
I’ve been good.
→(最後にあってから今までずっと)元気にしていたよ。
自分が元気だったと答えた後、だいたい
How about you?
あなたはどうだった?
と聞き返しますよね。
そして、次のような流れの会話になるでしょう。
A:I’ve been good, too. So, what’s new?
私も元気にしてたよ。で、最近何かあった?
会話を広げるきっかけSo, what’s new?
お互い元気だということがわかったら、近況を聞く流れになることが多いと思います。
最近なんかあった?最近どうなの?と聞きたい時は、So, what’s new?と続けます。
So, what’s new?のワンフレーズで、会話が続く可能性がグンと高くなります。
その返しとして覚えておくと良い表現が、
A:Nothing much. What about you?
特に何もないよ。あなたは?
Nothing much.で、自分は特に何もないよと答えた後は、相手がどうかを聞きたいので、あなたは?の意味のWhat about you?を続けましょう。
その後の表現としてはActually,が来ることが多いでしょう。
B:Actually, I changed my job./ I got married.
実はさ、転職したんだ。/結婚したんだ。
Actually,は、実はさ、というニュアンスの表現です。
I changed my job.
→私は転職しました。
I got married.
→結婚しました。
など、思わぬ回答があるかもしれません。
状況によって変わりますが、再会した時の会話がはずむのは、だいたいWhat’s new?のひと言がきっかけです。
近況を確認し合うことで会話は無限大
お互い「最近なんかあった?」と聞くことで、お互いの情報を知ることができます。
そこで転職や結婚などと聞いたら、さらにそのことを深掘りする質問をすることで会話が続いていくのです。
例えばI got married.と言うと、その次に「いつ結婚したの?」「誰と?」「どこで出会ったの?」という質問が来るのが自然でしょう。
最近お互い何があったかというところまで聞き合うと、会話はかなり続きます。
また、このことを知っていると、話を膨らませるのは意外に簡単です。
例えば、共通の知り合いの話で考えてみましょう。
AさんとBさんが久しぶりに再会し、Aさんの友達がBさんの奥さんと知り合いということであれば、Aさんが
ところで、奥さん元気にしてますか?
A: By the way, how do your wife?
というような質問をすれば、Bさんの奥さんの話をすることができます。
奥さんのことを聞かれたら、もしかすると次にBさんは子どもの話を始めるかもしれません。
というように、会話は長くなっていくのです。
会話が始まるWhat’s new?までは覚えよう!
久しぶりに会った友人との話が長くなれば長くなるほど、よく出てくる話題は思い出話ではないでしょうか。
学生時代の友達と会うとほぼ確実に、学生時代あんなことしたよね、という話をすると思います。
しかし、そこまで話をもっていくには、まずはお互いに「久しぶり、元気してた?最近どうなの?」というやりとりが不可欠です。
このやり取りを経て、最近の情報をお互いに分かち合い、次に共通の知り合いの話や思い出話をする、という流れが自然だと思います。
したがって最低限必要なのは What’s new?の部分までです。
A:Long time no see. How have you been?
あ、ひさしぶり、元気してた?
B:I’ve been good. How about you?
元気にしてたよ。そっちは?
A:I’ve been good, too. So, what’s new?
私も元気にしてたよ。最近何かあった?
ここまでの表現をそのまま覚えるように学習しましょう。
まとめ
久しぶりに再会した時の会話は、やりとりがほとんど決まっています。
ですので、定番フレーズを丸暗記する英会話学習法がおすすめです。
覚えてしまえば、久しぶりに会った友達ともスムーズに会話が始められます。
難しく考えず、流れに沿って覚えてしまいましょう。
決まったやりとりを経て会話を広げられれば、より相手を知ることができます。
相手に自分の近況を伝えたい、相手の話をもっと聞きたい、という気持ちが、英語の表現力、リスニング力アップにもつながっていくでしょう。
もし誰かと再会した時は、相手との会話を続けることを意識して、積極的に英語で話しかけてみてくださいね。
動画でおさらい
丸暗記しよう!久しぶりにあった時に必ず使う決まった英語表現を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。