英語でも女言葉と男言葉はあります!マリリンモンローの女性らしい英語
日本語では男性と女性で言葉使いの違いが多少ありますよね。
気品のある女性は、仕草や言葉遣いも丁寧な場合がほとんどです。
英語圏でも男女で違いがあるものなのでしょうか?
今回は、英語においての男言葉と女言葉の違いについて紹介します。
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日本語の男言葉と女言葉の違い
そもそも、男言葉、女言葉とは何でしょうか?
まずは、日本語における男言葉と女言葉の違いを説明した後に、英語ではどうなのかと順を追って解説していきましょう。
①語尾の違い
日本語の場合、男言葉と女言葉では語尾が違うのではないでしょうか。
例えば優しいという表現。
女性なら、あなたほんとに優しいのねと言うと女性らしい表現に聞こえますよね。
これを男性が言う場合には、優しいんだねと言うかもしれません。
日本語の場合では、この語尾の違いで男っぽく聞こえるか女っぽく聞こえるかが変わってきます。
②音
例えば女性っぽく言うのであれば、優しいと明るい口調で言えば、女性っぽく聞こえ、淡々と話すと、少し男っぽく聞こえると思います。
発声のトーンによっても、男性っぽく聞こえるか女性っぽく聞こえるかが変わってきます。
③ワードチョイス
男性と女性とでは、選ぶ単語に違いがあります。例えばかわいいという表現を考えてみましょう。
男性にも使う方もいると思いますが、女性と比べると使う頻度がおそらく少ないと思います。
このように、女性が好んで使う単語とそうでない単語がありますよね。逆に、男性の方が頻繁に使い、女性はあまり使わない言葉もあるでしょう。
女性が使う英語表現はこちらの記事も参考になります。
日本語と英語の違い
日本語の場合の男言葉、女言葉言葉の違いについて、語尾、音、ワードチョイスという3つ紹介しました。
しかし、英語の場合、語尾は日本語のように男女差を付けにくいので、英語で違いを表すことができません。
日本語であれば、~だよ、~だよね、~なんだよなどと、語尾をいくらでも変えることができます。
しかし英語の語尾は基本的に表現方法が統一されているので、語尾で差が付けにくいのです。
英語の女言葉、男言葉の違いは何に現れる?
それでは、英語の場合にはどのように男女の変化が出てくるのでしょうか?
英語における男性言葉と女性言葉の違いとして挙げられるのは、発音とワードチョイスです。
マリリンモンローの発音
たとえば、
Happy Birthday
という表現。このHappy Birthdayは誰でもご存知のようにお誕生日おめでとうという意味があります。
セクシーな女性アイコンとして有名なマリリンモンローが大統領に歌ったHappy Birthdayを見てみましょう。
Happy Birthday dear Mr. President
と、マリリンモンローが歌うと、非常に女性らしく感じます。
何が違うのかというと、発音が女性らしいのです。
普通に男性が男性として喋れば男っぽい音になりますし、女性が女性らしく話せば無意識のうちに女性らしい音になります。
そうして、相手の耳に入った時には男性っぽく聞こえたり、あるいは女性らしく聞こえたりするものなのです。
英語の音についてはこちらの記事も参考になります。
ワードチョイス
2つ目は、ワードチョイスです。
例えば、日本語の表現のときにも書いたように、
(可愛い)
Pretty
という表現は、男性の場合はあまり多くは使わないでしょう。
男性は、Prettyを使うよりも、もしかしたら、
(かっこいい)
Cool
の方が多く使用するかもしれません。
これは、日本語で置き換えてみてもわかりやすいでしょう。
日本の女性があまり使わない言葉は海外の女性もあまり使いませんし、逆に男性が使わない言葉も日本と海外では似ています。
そのため、普通に日本語的感覚で考えて、この単語は男性がよく使う、女性はあまり使わない、女性はよく使うけど男性はあまり使わない、と考えてみましょう。
これは、日本語の常識で考えてみるとわかりやすいと思います。
英語の場合では、語尾での差はつけられませんが、発音・ワードチョイス、この2つで男性言葉と女性言葉の使い分けがされています。
Prettyを使った、その他の英語表現はこちら。
~豆知識~ビジネスシーンで使える女性敬称
男性言葉、女性言葉の最たるものが、敬称ですよね。
こちらでは敬称に関する英語表現を紹介します。
仕事などで海外の会社とやり取りする可能性がある人は特に参考情報として覚えておきましょう!
英語の敬称一覧 | |
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未婚の女性 | Miss (ミス) |
結婚している女性 | Mrs. (ミスィズ) |
未婚・既婚どちらの女性にも使える | Ms. (ミズ) |
男性 | Mr. (ミスター) |
ビジネス英会話で使えるのはもちろんですが、英語でEメールを書く場合などにも役立ちます。
しかしEメールでは相手が既婚か未婚かわからない場合も多いので、どちらにも使えるMs.を使うようにすると安心です。
いざメールを英語で書こうとすると、敬称はどうすればいいかわからないという人が多いので、しっかり覚えておくと差がつくかもしれませんよ。
まとめ
日本語では、語尾で男性と女性に差が出ますが、英会話の場合には音による差が大きいものです。
同じ単語を発したとしても、男性と女性で差が出てくるのです。また、ワードチョイスも男女で差があります。
日本語と同じように、男性の方がよく使う言葉と、女性がよく使う言葉が英語にもあるので、友人の会話をよく聞いてみるといいでしょう。
日本語のように語尾で変化が出ることはありませんが、英語でもこういった男女の差があると知っておくと、これまでと違った面白さを感じられるのではないでしょうか。
動画でおさらい
英語でも女言葉と男言葉はあります!マリリンモンローの女性らしい英語を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。