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a lot ofの意味と用法|manyとの違いを知って正しく使い分け

a lot of 意味 使い方 例文 英語

We had a lot of fun today!
I had lots of fun!

これらの英会話フレーズは、デートやパーティーなどといった楽しいイベントの後でよく使われます。
さて、どういう意味でしょう?

今回は、このフレーズに含まれるa lot ofまたはlots ofの意味と使い方を、たくさんの例文と共にわかりやすく説明していきます。目標は、文法的に正しい用法を身に付け、類似表現manyとの使い分けをできるようにすること。もちろん、冒頭の英会話フレーズの意味もわかりますよ!

a lot ofの意味と使い方をマスターして、ナチュラルな英会話を目指しましょう。

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a lot ofの意味

a lot of 意味 使い方 例文 英語

a lot ofの意味は、たくさんの、多くのです。lotは名詞で、たくさんという意味があり、a lot of ~の形で、たくさんの~を意味するようになります。
この熟語を使うことで、たくさんの本(a lot of books)多くのファン(a lot of fans)などさまざまな表現ができます。

I had a lot of fun!の意味

冒頭で紹介したフレーズI had a lot of fun!は日常会話だけでなく、FacebookなどのSNSでもよく使われています。a lot ofは、たくさんのという意味、funは名詞で楽しみやおもしろいことという意味なので、直訳すると、たくさんの楽しみがあった。つまり、とても楽しかったという表現になります。

Aさん:旅行はどうだった?
Aさん:How’s your trip?

Bさん:とっても楽しかった!
Bさん:I had a lot of fun!

 
 
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lots ofの意味は?

a lot ofと似ている表現に lots ofがあります。a lotと単数形ではなく、lotsと複数形を使っていますね。日本語的に考えると、たくさんのの複数形??となってしまいそうですが、実は、lots ofも、たくさんのという全く同じ意味の表現です。
a lot ofとlots ofの違いは、文法的にはありません。使い方も意味も全く同じです。唯一の違いはカジュアル度。lots of の方が、a lot ofよりもカジュアルな表現です。
a lot of もどちらかというとカジュアルな表現ですが、ビジネスシーンでも一般的に使われます。しかし、lots of はビジネスシーンでの使用は一般的ではありません。

たくさんやらなきゃいけないことがある。
I have lots of things to do.(=I have a lot of things to do.)

日本にはたくさんの人がいます。
There are lots of people in Japan.(=There are a lot of people in Japan.)

a lot of の使い方

ここからは、たくさんの~を意味するa lot of ~の使い方を説明します。
a lot of ~の~の部分にはどんな品詞が入るのかなど、文法的な側面からの用法を見ていきましょう。

a lot ofの後ろには何がくる?

a lot of の後ろ~の部分には、名詞がきます。つまり、a lot of は、名詞を修飾する形容詞的な役割を果たします。
名詞には可算名詞(数えられる名詞)と不可算名詞(数えられない名詞) がありますが、a lot ofの後ろにはどちらもおくことができます。
ただし、可算名詞の場合は複数形にする必要があります。不可算名詞に複数形はないので、そのままの形です。
例文で確認しましょう。

【可算名詞】
たくさんの本を持っています。
I have a lot of books.

たくさん写真を撮りました。
I took a lot of pictures.

【不可算名詞】
たくさんコーヒーを飲みます。
I drink a lot of coffee.

たくさん宿題があります。
I have a lot of homework.

a lot ofの後ろの動詞は?

A lot of people watched that movie.(たくさんの人があの映画を観た)のように、a lot of ~が主語となり、後ろに動詞をともなうパターンもあります。この場合、以下のような法則で熟語となる動詞を決定します。

a lot of+可算名詞=複数扱い
a lot of+不可算名詞=単数扱い

つまり、以下のような例文が成り立ちます。

【可算名詞】
多くの人が同じように考えます。
A lot of people think in the same way.

※peopleは可算名詞ですが、複数形のSはつきません。
この道はたくさんの車が通ります。
A lot of cars pass down this street.

【不可算名詞】
冬にはたくさんの雪が降ります。
A lot of snow falls here in winter.

たくさんの水分をとることは、体にとっていいことです。
Taking a lot of water is good for your body.

there isとthere areの違い

a lot ofの使い方でネイティブでもよく間違える文法があります。それが、~があるという意味のThere is ~.There are ~.の構文。
a lot ofはたくさんのという意味なので、ついつい複数形であるThere are a lot of ~.としたくなるでしょう。しかし、全てのケースでThere are a lot of ~.となるわけではないのです。

There are a lot of ~.となるのは、可算名詞の場合で、不可算名詞の場合には、There is a lot of ~.を使います。

【可算名詞】
たくさんの車があります。
There are a lot of cars.

たくさんの犬がいます。
There are a lot of dogs.

【不可算名詞】
スペースがたくさんあります。
There is a lot of space.

たくさんの物があります。
There is a lot of stuff.

たくさんのを意味する英語表現

たくさんのを意味する英語表現は a lot of または lots of だけではありませんよね。たくさんのといえば、manyも定番中の定番です。
ここでは、a lot of / lots ofとmanyの違いを確認していきましょう。

manyとの違い

a lot of / lots ofとmanyの最大の違いは後ろにつく名詞の違いです。a lot of / lots ofの後ろには、可算名詞でも不可算名詞でもおくことができます。しかし、manyの後ろは可算名詞しか使えません。不可算名詞の場合は、muchが言い換え表現になります。

【可算名詞】
多くの物事を知りたいです。
◯:I’d like to know a lot of things.
◯:I’d like to know many things.
×:I’d like to know much things.

【不可算名詞】
やらなければいけない仕事がたくさんある。
◯:I have a lot of work to do.
×:I have many work to do.
◯:I have much work to do.

また、manya lot of / lots ofよりも丁寧な表現で、フォーマルな書き言葉として使用できます。論文などではa lot of / lots ofではなく、many(またはmuch)を使いましょう。

最後にもう1点。違いというわけではありませんが、ネイティブは日常会話における否定文や疑問文で、a lot of / lots ofではなく、many(またはmuch)を好んで使います。文法的には a lot of / lots ofも否定文や疑問文で問題なく使えます。しかし、否定文や疑問文ではmany(またはmuch)を使った方が自然な英会話になります。

友人は多くありません。
I don’t have many friends.

お土産はたくさん買いましたか?
Did you buy many souvenirs?

 
 
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まとめ

a lot of 意味 使い方 例文 英語

a lot of の意味や用法を紹介しました。
たくさんのという意味の a lot ofは、lots ofやmanyまたはmuchと言い換えることができます。ただし、カジュアル度や文法的な違いもあり、まったく同じ表現ではありません。

a lot ofは、可算名詞も不可算名詞も修飾できる口語表現。
lots ofは意味や用法は同じですが、カジュアル度が高くビジネスシーンでの利用は避けたい表現。

manyは可算名詞に対して、muchは不可算名詞に対してのみ使え、フォーマルな書き言葉向き。ただし、日常会話の否定文や疑問文では、a lot of / lots ofよりも好んで使われる表現。

a lot ofを通して4つの似た表現の違いと使い方がわかりましたね。頭で理解した後は、例文を声に出して復唱し、英文フレーズを定着させるといいですよ。
普段の会話でスムーズな使い分けができるよう、今ここでしっかりとマスターしましょう!







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