アイスを英語で?バニラ・ソフトクリームやスラング・発音も例文解説
夏と言えば「アイス」!夏じゃなくても「アイス」!
「アイスクリーム」は季節を問わず楽しむことができる人気のお菓子ですよね。
暑い日に涼を求めて食べるもよし、寒い日に暑い日を思い出して食べるもよし。
また、海外旅行の際には、現地のアイスを絶対に食べる!なんて方もいるでしょう。
では、英語で「アイス」はどう表現しますか?カタカナ語なので、英語でもそのまま ice?
この記事では、「アイス」の英語表現を紹介します。基本的な表現からアイスキャンディーなど種類別のアイスクリームの英語表現まで、例文と共にわかりやすく紹介します。
これらの表現を身につければ、海外でのアイスクリーム探索も英語でスムーズに行えるようになりますよ!
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アイスは英語でIce Cream
Ice Creamは、アイスを指す最も一般的な表現で、日本語の「アイスクリーム」に相当します。例えば、スーパーカップやハーゲンダッツ、ピノなどは、Ice Creamと呼ばれます。
アイスクリームのフレーバー(味)は、冒頭に付け加えます。
例えば、バニラアイスクリームは、Vanilla Ice Cream、チョコレートアイスクリームは、Chocolate Ice Creamとなります。
以下に、ice cramを使った英語例文をいくつか紹介します。例文とあわせて発音の確認もしましょう。
今日は暑いので、アイスが食べたいです。
It’s hot today, so I want to eat ice cream.
アイスクリームをください。
Can I have an ice cream, please?
彼はチョコレートアイスを注文しました。
He ordered a chocolate ice cream.
アイスクリームの英語(Ice Cream)は複数形になるの?
日常会話では「アイスクリーム」を指す時には、ほとんどの場合、単数形の ice creamが使われます。
これは、アイスクリームが一般的に「一つのまとまり」として考えられるためです。そのため、1つでも2つでも3つでも、ice creamと表現するのが一般的です。
ただし、特定の数のアイスクリームを指す場合は、ice creamsのように複数形を使うこともあります。
例えば、「アイスクリームを2つください」と言いたい場合は、Two ice creams, please.と表現します。
ice creamとicecreamの違い
スペル(つづり)は、ice creamが正しい表記で、icecreamと一つの単語にするのは一般的ではありません。
ice creamは2つの単語、「氷」を意味するiceと、「クリーム」を意味するcreamを組み合わせたもの。ice creamとスペースを入れて書くのが正しい英語の表記となります。
ちなみに、「氷」を意味する iceは、「冷たい」という概念を含んでいますが、「冷たい」を直接的に表す英語は、coldです。混同しないように気を付けましょう!
また、ICE CREAMのように大文字で書くルールは特にありません。通常の文脈では、ice creamのように小文字で書くのが一般的です。
ただし、ブランド名や商品名など特定の文脈で大文字が使われることもあります。
アイスクリームの英語のスラング
アイスクリームの英語(Ice Cream)には特定のスラングはありませんが、scoopという単語は「アイスクリームの一人前」を指すことができます。
scoopは元々、深いボウル状の端を持つ道具を指す言葉で、柔らかい物質や粉を掘り出したり移動させたりするために使われます。また、新聞が他の新聞よりも先に発見して公表するニュースや話題(スクープ)を指すこともあります。
このように、scoopはさまざまな文脈で使われますが、アイスクリーム屋さんでアイスクリームを注文する際や、家庭でアイスクリームのボックスから取り分ける際などには、「アイスクリームの一人前」という意味で使われます。
バニラアイスクリームを一人前ください
I’d like a scoop of vanilla, please.
>>かき氷の英語表現は2つ|「イチゴ味のかき氷を下さい」英語で注文しよう!
アイスの種類別の英語表現
Ice Creamは日本語の「アイス」を意味する最も一般的な英語表現ですが、アイスクリームの種類によってはさまざまな英語表現が存在します。
以下に、いくつかの代表的なアイスクリームの種類とその英語表現を紹介します。
Soft Serve
Soft Serveは、ソフトクリームを指します。コーンに盛られたクリーミーなアイスクリームを指す表現です。
バニラ味のソフトクリームが大好きです。
I love vanilla soft serve.
この店のソフトクリームは、今まで食べた中で最高です。
The soft serve at this shop is the best I’ve ever tasted.
Popsicle
Popsicleは、棒つきアイスキャンディー(棒アイス)のことを指します。特に果汁やシロップを凍らせたものを指すことが多いです。popsicleの発音は、「ポップシクル」に近いです。
アイスキャンディーを作るのは楽しいです。
Making popsicles is fun.
なお、棒が付いていない袋に入っているアイスキャンディーは、一般的に、FreezieやIce pop、またはFreeze popなどと呼ばれます。
ただし、地域によっては、これらのアイスキャンディーもPopsicleと呼ぶこともあります。具体的な使用シーンに応じて適切な表現を選びましょう。
おやつにアイスキャンディーを食べたいです
I want to eat freezie for a snack.
Gelato
Gelatoは、イタリア発祥のアイスクリームを指します。通常のアイスクリームはふわっとした食感ですが、ジェラートは滑らかさが特徴的です。
ストロベリージェラートは暑さを吹き飛ばすのに最適です。
Strawberry gelato is perfect for beating the heat.
Sorbet
Sorbetは、フルーツと砂糖を主成分とした、乳製品を含まないシャーベットを指します。
デザートに、シャーベットで口直しをしました。
For dessert, we cleansed our palate with sorbet.
※「口直しをする」は英語で、cleanse the palateと表現します。
Frozen Yogurt
Frozen Yogurtは、ヨーグルトを主成分としたアイスクリームのことです。カタカナ語でも「フローズンヨーグルト」として親しまれていますよね。
なお、Frozen Yogurtは、Fro-Yoとも呼ばれます。
フローズンヨーグルトはトレーニング後のご褒美です。
Frozen yogurt is a treat after a workout.
>>プリンは英語でpuddingじゃない?正しい発音のコツは前半のアクセント
「31(サーティワン)」は英語でどう呼ばれている?
アイスクリームと言えば、「31(サーティワン)」を思い浮かべる人も多いでしょう。日本では「サーティワン」と呼ばれていますが、英語圏では一般的に「Baskin-Robbins」と呼ばれています。
この名前は、創業者の姓である「Baskin」と「Robbins」を組み合わせたものです。Baskin-Robbinsは、その31種類のフレーバーが特徴で、これが「31」の由来となっています。毎日違うフレーバーを楽しむことができる、というコンセプトから来ているそうですよ!
サーティワンでの私のお気に入りのフレーバーは、ミントチョコレートチップです。
My favorite flavor at Baskin-Robbins is Mint Chocolate Chip.
アイスの英語表現のまとめ
「アイス」の英語表現を取り上げました。日本語の「アイス」を指す最も一般的な英語表現は、Ice Creamです。
また、Soft Serve(ソフトクリーム)やPopsicle(アイスキャンディー)、Gelato(ジェラート)など、アイスクリームの種類別の英語表現も紹介しました。さらに、日本で親しまれている「31(サーティワン)」が英語圏では「Baskin-Robbins」と呼ばれる理由も説明しました。
次回アイスを楽しむ際には、この記事で学んだ英語表現を思い出してみてください。英語は実践することで身につくものです。家族や友人との会話、あるいは独り言でも、ぜひ、これらの表現を使ってみてください。
そうすることで、自然と英語表現が身につき、英語力が向上しますよ!