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「AではなくB」は英語でnot A but B!構文や言い換えを例文解説

ではなく 英語 not A but B 構文 言い換え 例文

普段会話をしていると、「~ではなくてこれだ」というように、2つを比較して「AではなくB」と表現する場面が結構あります。

そのAではなくBを英語で表現すると、not A but Bとなります。

とても多くの場面で活用できる表現の一方で、あまり使いこなせていないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、「AではなくB」の英語表現であるnot A but Bの基本的な使い方から、AやBに入る構文、言い換え表現などを例文を交えて解説します。

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「AではなくB」の英語表現

ではなく 英語 not A but B 構文 言い換え 例文

「AではなくB」は、not A but Bと表現します。

「not A but B」の基本的な表現

基本的に、AとBには名詞が入ります。

彼はスペイン人ではなくフランス人です。
He is not Spanish but French.

私は英語ではなく日本語を勉強しています。
I study not English but Japanese.

私はテレビ番組ではなく、DVDを観ています。
I am watching not a TV program but DVD.

A、Bに名詞を入れるだけで作れるため、文自体も短いですし、訳も「AではなくBです」とシンプルで覚えやすいですね。

「AではなくB」のA、Bに「句」や「節」が入る場合

基本表現のようにA、Bに名詞が入る場合はあまり難しくないのですが、AやBに「句」や「節」が入ることもあります。

ここで、簡単に「句」や「節」についておさらいしておきましょう。

通常の英語の文は主語S、述語Vに加えて目的語Oや補語Cで構成されています。

目的語Oには名詞、補語Cには形容詞などが入りますが、それ以外に「句」や「節」が入ることがあります。2つ以上の言葉が集まり、1つのかたまりとして働きをするものを「句」や「節」といいます。

このかたまりで、主語Sと述語Vがないものを「句」主語Sと述語Vがあるものを「節」と呼びます。

この「句」や「節」を「not A but B」の構文に当てはめるとどうなるのか。まずは、A、Bに「句」が入る例文を見てみましょう。

私は海で泳ぐのではなく、山に行きたいのです。
I don’t want to swim in the sea but to go to the mountain.

文章が長くなったので少し難しく感じるかもしれませんが、基本的な構造は同じですね。

この文章では、「to swim in the sea」「to go to the mountain」の部分が「句」です。

次にA、Bに「節」が入る文章を見てみましょう。

彼がその会社で働くのは、有名だからではなく、給料が高いからだ。
He works at the company not because it is famous but because he gets paid a lot of money.

SVが何度も登場しているため、頭の中が混乱するかもしれませんが、落ち着いて一つ一つ見ていけば問題ありません。

not以降とbut以降が「節」になっていて、itは会社を表しています。

「because it is famous」がA、「because he gets paid a lot of money」がBに当てはまるので、「(その会社が)有名だからではなく、給料が高いからだ。」となります。

>>英語構文まとめ|おすすめ参考書一覧と5文型の覚え方のコツ

not A but Bの「but」は等位接続詞

AではなくBを表現するnot A but Bは、この形のまま使う熟語です。そのため、使われているbutに「しかし」という意味はありません。

このときbutは、等位接続詞として使われています。等位接続詞は、前後に「同じ形」「同じ品詞」「近い意味」をもつ言葉を並べることで、両者を繋ぐ役割があります。

そのため、not A but Bを使うときは、AとBに同じ形、同じ品詞や意味合いの近い言葉を置く必要があります。
 
>>英語の接続詞一覧|実はたった3種類の使い分けと接続副詞との違いを覚えるだけ

not A but Bの言い換えと関連表現

not A but Bは、AではなくBを表現するときにとても良く使われる言葉ですが、「〇〇ではなく〇〇」という意味を表す表現は他にもいくつかあります。順番に見ていきましょう。まずは、A but not Bです。

not A but BとA but not Bは非常によく似た表現ですが、AとBに入る言葉を逆にするだけで同じ意味になります。
例文で見ていきましょう。

私は紅茶ではなくコーヒーを買いました。
I bought coffee but not tea.

私は紅茶ではなくコーヒーを買いました。
I didn’t buy tea but coffee.

先にくる言葉が肯定なのか否定なのか、異なるのはそれだけなので、ぜひ2つの言葉を活用してみてくださいね。

他にも、A instead of Bという表現もあります。さきほどの例文に当てはめてみましょう。

私は紅茶ではなくコーヒーを買いました。
I bought coffee instead of tea.

このように、「~ではなく~だ」という表現にはさまざまなバリエーションがあります。
さらに踏み込んで、「~ではなく、むしろ~だ」という表現をしたい場合は、not A but rather Bを使うと良いでしょう。

ここまで気温が下がると、寒いのではなく、むしろ痛いとすら感じる。
When the temperature drops this low, it is not cold, but rather even painful.

一方、とてもよく似た構文にnot only A but also Bがあります。これは「AだけでなくBも」という意味になります。

私はパンだけではなくケーキも買いました。
I bought not only breads but also cakes.

彼女は僕の誕生日を忘れただけでなく、忘れたことを謝ることさえもしなかった。
Not only did she forget my birthday,but she also didn’t even apologize for forgetting it.

これらもよく使う表現なのでまとめて覚えてしまいましょう。

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「AではなくB」は英語でnot A but B!構文や言い換えを例文解説まとめ

AではなくBの英語表現であるnot A but Bの基本的な使い方から、AやBに入る構文、言い換え表現などを例文を交えて解説しました。

A、Bに単純に名詞が入った短い文章では「not A but B」を使った文章だな、ということがすぐわかりますが、長い文章になったときに「not A but B」を使った文章だということに気づくことができるようになることがポイントです。

A but not Bも、言い換え表現として使えます。この機会に2つのフレーズをマスターし、表現力をさらにアップしていきましょう!







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