「ついにできた!」を英語で?「ついに」のニュアンスをプラスしたい時の英語表現

何かを苦労して完成した時、大変だった仕事が終わった時、「できた!」という表現にプラスして「ついにできた!」と言うと、ニュアンスが違ってきますよね。
今回は「ついに」というニュアンスを、英語でどのように出すのかについて紹介します。
できたを英語で言うと?
はじめに「できた!」を英語でどのように表現するのかを見ていきましょう。
結論から言うと、
I did it.
と表現します。
英会話の中で「できた」を英訳しようと思うと、助動詞
can
の過去形の
could
を思い浮かべてしまう人もいるかと思います。
しかし、このように何かを完了した場合の「できた」には、couldは使いません。
couldは能力を表す場合に使う表現でしたよね。例文を1つ見ておきましょう。
私は以前は今よりも英語をうまく話すことができた。
I could speak better English before.
このように、過去にできていた能力について表現する場合にはcouldを使いますが、ただ何かをしただけの場合にはcouldは使わず、シンプルに過去形にするだけOKです。
したがって、冒頭で紹介した、何かおこなっていた作業が完了した際に「できた」と言いたい場合は、I did it.と表現するのが一般的です。
「ついに」のニュアンスを入れて「ついにできた!」と表現するには?
それでは、「ついに」というニュアンスを入れたい場合はどのように表現すればいいのでしょうか。
この場合、
finally
という単語を使います。finallyは「ついに」という意味の他にも、やっと、とうとう、最終的に、という意味がある言葉です。
finallyは通常、文頭か動詞の前に置かれます。
ついにできた!という日本語を、英語にすると、
I finally did it!
Finally I did it!
というように表現することができます。
finallyを使った他の例文も見ておきましょう。
ついにカメラを見つけた。
I finally found my camera.
私たちはついに試合に勝った。
Finally we won a game!
finallyは、海外ドラマなどでもよく出てくる単語なので覚えておくと便利です。
まとめ
「ついにできた!」を英語で表現した場合の、I finally did it!について紹介しました。
「ついに」というニュアンスを入れたい場合には、finallyを文頭か動詞の前に置いて英語で会話をしてみましょう。
このような副詞を会話の中に入れ込むと、表現のレベルが上がるので、ぜひ使って覚えてみてください。
動画でおさらい
「ついにできた!」を英語で?「ついに」のニュアンスをプラスしたい時の英語表現を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。