「雨が降りそうだね」の2つの英語表現
朝起きたときや出かける前に窓から外を見て、どんな天気か確認しますよね。
そんなとき、きれいな青空が広がっていればいいのですが、どんより曇っていたりしたら思わず「雨が振りそうだな・・・」とつぶやいたりするのではないでしょうか?
ところでこの「雨が振りそう」というフレーズですが、英語でなんというかわかりますか?
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「雨が降りそう」を意味する2つの表現
「雨が降りそう」を意味する英語表現は、主に2つあります。
1つは「It looks like it’s gonna rain.」
ここに「今すぐにでも」という意味をもつ「any minute」を追加して、今にも雨が降りそうだ「It looks like it’s gonna rain any minute.」と言うこともできます。
もう1つは「It looks like rain.」です。
もちろん、どちらでも大丈夫です。どちらとも「looks like~」が入っていますが、直訳すると「~のように見受けられる」という意味です。
最初に紹介した「It looks like it’s gonna rain.」は、「it’s gonna rain」
(雨が降るだろう)のように「looks like」見受けられることになります。
これによって、「It looks like it’s gonna rain.」は「雨が降るように見受けられる」、すなわち「雨が降りそう」という文になります。
もう1つの「It looks like rain.」こちらはネイティブがよく使う表現です。
最初に紹介した文と同じように「雨が降りそうだね」というニュアンスで使われる表現です。
looks like = ~のように見受けられる
この「looks like ~」の形を覚えておくと、いろいろな文章を作ることができます。
先ほどの「It looks like it’s gonna rain.」の「it’s gonna rain.」の部分を変えてみて
「It looks like I’m gonna make it.」という文章を作ったとします。
この文章の「It looks like」はどのように見受けられるかというと、「I’m gonna make it.」だと見受けられるということです。
「make it」は「間に合う」という意味があります。
すなわち、「私は間に合うと見受けられる」ということで、「たぶん間に合うと思うよ」という意味になります。
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looks likeは他にも使える!
当然のことですが、英語と日本語は違う言語です。
言葉の持つニュアンスや感覚も違うので、日本語で言いたいことを英語で直訳する、ということは簡単にはいきません。
そのため、覚えたことのバリエーションを増やすように心がけましょう。
今回覚えた「It looks like」というフレーズを使ったバリエーションを考えていくつか挙げてみます。
例えば、「looks like」 の後に「the store is open.」と現在形を持ってきて、
あのお店は開いているようだ。
「It looks like the store is open.」
のように、現時点の様子を表すこともできます。また、
あなたは少し痩せたように見えます
It looks like you’ve lost a little weight.
のように、現在完了形を使って、ダイエットをしていた友人に「少しやせたように見えるよ!」という使い方をすることもできます。
まとめ
「It looks like」の後に主語・述語を持ってくることもできますが、「It looks like rain」のように名詞だけを持ってくることもできます。
文章が短いと私たち日本人が話すときも、抵抗なく話すことができそうですね。
また、「It looks like」を使ったバリエーションも一緒に覚えることで効率よく英語の表現を覚えることができます。
1つの言い回しを覚えるときに、バリエーションを意識して例文を考えてみるのもいい勉強になりますよ!
動画でおさらい
もう一度、動画でおさらいしてみましょう。