「わかりました」の英語表現4つのニュアンスの使い分け
英語でわかりましたと言うには、どのようなフレーズや言葉があるかご存知ですか?
今回は、さまざまなわかりましたの言い方を紹介したいと思います。
ビジネスシーンや上司含め目上の方、はたまた友達相手に使える表現方法など、シーン別にお伝えできればと思います。
大切なのは、シチュエーションや場面にあわせて表現方法を使い分けることです。
では、早速例文含め、使い方や使い分けをみてみましょう。
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英語で「わかりました」を使い分けよう
わかりました、ひとつにしてもさまざまな表現がありますが、その中でも基本的なのは、
know
understand
see
got it
という単語を使い分けることです。
基本的には、すべてわかりましたと訳すことができますが、どのような使い分けがされているのか、また、シチュエーションに合ったワードチョイスを覚えることが大切です。
内容を確認しながら一つずつみていきましょう。
Know
まずはI know.という口語表現です。knowは知るという動詞です。
Oh, I know.
はどういったニュアンスかというと、ああ、そんなの知ってるよ・わかってる・知ってると返事したいときに使います。
要するに、既に自分は知ってることを相手に伝えたいときに使う表現です。
Understand
次のunderstandは、翻訳すると理解するという意味になります。
学校でもそのように習うでしょう。ただ、実際の会話で理解すると返事する方はいません。
そのため、I understand.は承知しましたと覚えましょう。そうすれば、会話の中で使いこないせるはずです。
understandの後ろにthis matterをつけて
I understand this matter.
で、私はこの件を承知しましたと答えることもできます。
ビジネスメールなどの仕事の場面や何か依頼されたときに使える敬語なのでぜひ覚えてくださいね。
その他にもある、英語の使い分けに関する記事はこちら。
See
次は、I see.という表現です。
I see.というと、なるほど・ふーん、そうなんだという表現になります。
I see.は、なるほど・ふーん、そうなんだというニュアンスだと覚えてください。
Got it
最後に、I got it.です。
I got it.とは、了解・任せてください・わかりましたという意味になります。
ちなみに文法上だとI’ve got it.という形が正しい表現になります。
ただ、略してI got it.ということが多いです。
例えば、
あなたは違いがわかりましたか?
Do you understand the difference?
と聞かれたときなどに
I’ve got it.
(I got it.)
と使えます。
英語のニュアンス違いに関する記事はこちらもご参考に。
ビジネスや友達との会話で使い分けをマスターしよう!
知ってるよ
I know.
承知しました
I understand.
なるほど・ふーんそうなんだ
I see.
了解・任せてください・わかりました
I got it.
この4つの使い分けを覚えることによって、その場その場のシチュエーションで使い分けができるようになってくるはずです。
使い分けができるようになれば、伝えたいニュアンスが細かく伝わるようになるので、会話のレベルも上がっていきますよ。
4つの使い方をきちんと覚えて使い分けしてみましょう。
まとめ
わかりましたという表現一つにしても、さまざまなバリエーションがあります。
それぞれニュアンスが異なるため、会話のシーンに応じてビジネス表現がいいのか、ラフな感じがいいのか考えて使い分けることが大切です。
思っていることを伝えるためにも、今回紹介した表現を使えるようにフレーズまとめ集などを作っておくと会話の幅が広がるでしょう。
今回紹介した表現以外にも、同じ意味で使い分けが必要なものがたくさんあります。
ほかに似た表現がないか探してみるのも語彙を増やすのに効果的な方法です。
ぜひ、積極的に辞書などを引いて、表現の幅を広げてくださいね。
動画でおさらい
「わかりました」の英語表現4つのニュアンスの使い分けを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。