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one anotherの意味|each otherとの違いは?間違いやすい品詞など3つのポイント

one another each other 意味 例文 違い

anotherを使った表現は種類も多く、試験によく出るthe otherやothersなどとの使い分けも複雑です。少し苦手に感じている人はいませんか?

今回はそんなanotherを使った表現の中から、one anotherに焦点を当てて解説します。

Love one another.(お互いを愛しなさい)は結婚式などでも耳にするフレーズ。中学校で習うeach other(お互い)と何か違うのでしょうか?例文といっしょに説明しますので、疑問に思った人は最後まで読んでみてください。ワンランク上の英語力を目指して、小さな一歩からコツコツと!

記事後半では楽曲などで耳にする、アナザーワールドやアナザーワンバイツァダスト、アナザースカイについてのお話もします。では、さっそく始めましょう!

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ポイント①one anotherはeach otherと意味も用法もほぼ同じ

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one anotherは、日本の中学校の教科書にも出てくるeach otherとほぼ同じ意味を持った表現です。お互いに~、お互いを~などと訳しておけば、問題なく伝わります。

one anotherの基本例文

まずは基本例文を紹介していきましょう。

彼らはお互いに助け合った。
They helped one another.

私たちは犬たちが互いに追いかけ合うのを見ました。
We saw the dogs chasing one another.

どちらの例文も、one anotherの部分をeach otherに置き換えても同じ日本語訳になり、ニュアンスもほぼ変わりません。

人数などによって使い分けるか?

古い文献やネットの情報の一部で『お互いを表す状況が2人ならeach other、3人以上ならone anotherを使う』などとしたものも見かけますが、現在の英語においては、両者を特に区別する必要はありません。意味も用法もほぼ同じという認識でOKです。(あえていうなら、each otherのほうがやや口語的です。)

ポイント②品詞分類は代名詞扱い

実は、one anotherとeach otherは両方とも、英語での分類としては代名詞の扱いです。
上の例文で見てきたように、日本語訳は「お互いに」と副詞的になりやすいため、英語でも副詞だと勘違いしやすいので注意が必要です。

one anotherは代名詞だとよくわかる例文

以下の例文のように、自動詞の目的語ではone anotherを前置詞と一緒に使います。もし副詞扱いであれば前置詞は不要ですから、one anotherやeach otherは代名詞として使われていることが理解できると思います。

私たちはお互いに顔を見合わせた。
We looked at one another.

※atが抜けてしまうと間違い。

彼らはお互いに話し合った。
They talked with each other.

※withが抜けてしまうと間違い。

ただし、one anotherやeach otherは代名詞の扱いではあるものの、文章の主語としてそのまま使われることはほぼありません。(主語にするならeach of usのような表現が一般的です。)

one anotherは主語にはしないけれど…

each oneanother oneなどであれば、不定代名詞の扱いで主語になっている文も登場します。

それぞれが好みに合った食料を買った。
Each one bought food that suited his fancy.

この例文の主語はeach of themと同じ意味です。

もう一人、部屋に入ってきた。
Another one came into the room.

これは、主語をone more personとしてもよいでしょう。

またこれらの表現は、one anotherと使われる単語が似ているので、混乱してしまう人もいるようです。特にanother oneはone anotherをひっくり返しただけに見えるのでややこしいですね。文法的な理屈で考えるより、例文をつぶやいて慣れてしまうのが早いかもしれません。

別のものを見せてください。
Show me another one.

anotherはもともとanとotherがくっついて生まれた単語で、何か別の~と言いたいときにとても便利な単語です。one以外にもいろいろな名詞と組み合わせて使えます。
 
 
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ポイント③one anotherの混同しやすいイディオムと有名表現

先ほどの例文でanother oneを紹介しましたが、one anotherと似ていて混同しやすい重要イディオムが他にもいくつかあるので、区別できると良いですね。one anotherを含む有名フレーズといっしょに紹介します。

単語の並びは似ていても意味は異なる!

小さなウサギが次々と穴から出てきた。
Little rabbits came out of the hole one after another.

one after another次々と~の意味です。一つのものの後に続いてまた何かもう一つやってくるイメージで、物事などが途切れず連続して起こるときなどに用います。oneの後ろに単数形の名詞を置いて使うこともできます。

あれやこれやで時間をとられてしまっている。
My time is taken up by one thing and another.

計画は何とかうまくいくでしょう。
Our plan will work one way or another.

ここで紹介した、one thing and another(あれやこれや)、one way or another(あれこれ、何とか)のように、「なんやかんや」を言い表せるのも便利ですね。他にもone reason or another(あれこれの理由で)など、oneの後ろの単語によっていくつかバリエーションがあります。

anotherを使った有名フレーズといえば…

one anotherとは少し離れますが、anotherで思い浮かべるフレーズも紹介しておきます。

ワオ!まるで別世界に来たみたいだ。
Wow! It’s as if we were in another world.

another worldは様々な作品に登場します。SF的な意味で別の世界、死後の世界などを意味している場合もあります。

またもう一人、やられた。
Another one bites the dust.

クィーンの楽曲、邦題【地獄に道連れ】が有名ですが、塵(the dust)を噛む(bite)⇒地面に這いつくばる⇒倒れる、ダメになる、ということで(また1つ別のヤツがダメになった)というような訳から連想していくことになるのでしょう。

ちなみに、another skyは英語ではそのまま【別の空】とは訳せるものの、日本で使われているような「憧れの地、第二の故郷」といった意味はなく、カタカナ語のアナザースカイはテレビ番組などから連想された和製英語に近いものと言えそうです。
 
 
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まとめ

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いかがでしたか?以上の3つのポイントに気をつければ、one anotherもeach otherと同じように上手に使えるはずです。

最後のほうはone anotherから少し離れてしまいましたが、anotherに関連した表現もたくさん紹介できました。どれも知っておくと使える便利なフレーズなので、例文をつぶやいて練習してみて下さいね。







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