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「担当する」の英語5つ|ビジネスやメールで使えるフレーズ

担当する 英語 ビジネス

採用を担当している山田です。
この度、御社サポートを担当することになりました。
私が担当します!

~を担当するというフレーズは、日々の会話、特にビジネスシーンで頻繁に使いますよね。

しかも社内だけでなく、取引先企業など外部との会話でも使う大事なフレーズ。
業務を円滑に進めるためにも、~を担当するの英語表現はしっかりとマスターしたいところです。

この記事では、~を担当するの基本表現2つと、アレンジを効かせた言い換え表現を3つ紹介します。

それぞれの表現の違いや、そのまま使える英会話フレーズをたっぷり紹介するので、最後までしっかりと読んでくださいね!

~を担当するの英語【基本表現】

担当する 英語 ビジネス

まずは、~を担当するの基本的な英語表現を2つ紹介します。

一つは、responsible for ~、もう一つは、in charge of ~
いずれも、~を担当するの意味ではありますが、微妙なニュアンスの違いがあります。
例文と共にニュアンスを把握し、それぞれの違いを確認しましょう。

①responsible for

responsible forを使った~を担当するの英語表現を紹介します。
responsible(責任がある)という単語を使っているので、責任のニュアンスが強い熟語です。

ABC社で採用を担当しています。
I am responsible for hiring at ABC company.

このように、responsible forで示す責任は職務を指すことが多く、自己紹介などで自分の所属部署を述べる際にピッタリな表現です。
また、職務以外でも、自分が受け持っている、自分が行うべき役目という意味での担当を述べる際にも使います。

我々は、ボランティアの採用担当をしています。
We are responsible for finding the volunteers.

②in charge of

chargeは、管理や責任という意味の名詞です。そのため、in charge ofには、ただの担当というだけでなく、管理するという責任者のニュアンスが含まれます。

私は会社のブランディングとマーケティングの担当です。
I’m in charge of brand and marketing at our company.

このように述べた場合、その人は、その部署の責任者または重要な役わりを果たす人物ということで受け取られます。
管理、コントロールする役目があるニュアンスを含んでいるため、顧客や取引先などに担当者が誰であるかを示す際にも適切な表現です。

御社サポートを担当することになりました山田です。
I’m Yamada, I became in charge of your company.

ここまでのシーンはビジネスシーンのため、担当や管理というとやや大げさに聞こえますが、in charge ofは日常的なことに対しても使います。

子供たちはトイレ掃除を担当しています。
My kids are in charge of bathroom cleaning.

ビジネスシーンではなく、日常生活でこういった担当を述べる場合には、仰々しい感じの管理者というニュアンスは引き継がれません。

responsible forとin charge ofの違い

responsible forとin charge ofは、多くの場合置き換え可能ではありますが、ニュアンスの違いを把握しておくと、場に応じた的確な表現を使いこなすことができます。

responsible forは、責任を負うという意味に重点を置いた表現で、職務としての責任、自分が受け持っている担当というニュアンスを中心とする表現です。
一方in charge ofは、何かを担当し管理するという意味に重点を置いた表現です。

ビジネスシーンにおいて、in charge ofは役職者が使う傾向にあります。
in charge ofの人は、その業務をコントロールする立場にあり、部下に実務を委譲します。
部下はresponsible forの人となり業務を遂行します。

また、どちらかというとresponsible forは主にビジネスシーンで使われる硬いイメージであるのに対し、in charge ofは、ビジネスシーンだけでなく、日常会話でもよく使われる汎用的な表現です。

それぞれのニュアンスをしっかりと掴んで、使い分けができると英語上級者ですよ!
 
 
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~を担当するの英語【その他の表現】

ここでは、~を担当するのその他の英語表現を3つ紹介します。

1.handle

handleは、~を操作する、~を動かすなど状況によってさまざまな意味を成す単語です。その中のひとつに、仕事を担当するという意味があります。

彼がこのプロジェクトを担当しています。
He is handling this project.

基本表現で紹介したin charge ofは、全体を統括するニュアンスがあるので、その業務に対してコントロールする立場にない場合は、handleを使いましょう。

なお、担当するという意味のhandleは、deal withやtake care ofとの置き換えが可能です。

2.look after

look afterは、~を世話する、~の面倒を見るというのが基本的な意味です。
look after(世話をする、面倒を見る)というのは応用範囲が広く、その場の面倒をみるという意味合いで担当するという訳で使うことができます。

彼女がそのプランを担当する予定です。
She will look after the plan.

look afterは、カジュアルすぎる表現ではないのでビジネスシーンでも使うこともできます。しかし、基本的に、助けが必要な誰かの面倒を見るというイメージが強いため、使用シーンには注意が必要です。

例えば、お客様を担当する、取引先の担当をするという意味でlook afterを使うことはまずありません。
取引先の外国人の世話役になって挨拶する時、
I will look after you while you are in Japan.

と言うと、あなたが日本に滞在している間、私が面倒を見てあげますよ、というニュアンスで伝わってしまいます。言われたほうは、子ども扱いされているようで気分を害してしまうでしょう。

お世話する側とされる側の関係を考慮して、look afterが適切かどうか判断しましょう。

3.take care of

take care ofもlook afterと同じで基本的な意味は、~を世話するです。そこから転じて、仕事や物事に対処する、担当するという意味で使われることがあります。

そのお客様を担当してくださいますか?
Can you please take care of the customer?

担当するという意味でのtake care ofは、deal withやhandleとの置き換えが可能です。

look afterとの違いは、take care ofには仕事や問題を引き受けるというニュアンスがある点です。
例えば職場で、これ誰か担当してくれる?と声がかかり、自分が担当しますと答える際には、
I’ll take care of it.

と言います。仕事や問題を引き受けるというニュアンスのないI’ll look after it.はこういったシーンでは使いません。
 
 
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「私が担当します」などビジネスシーンで使える英会話フレーズ集

最後に、これまでに紹介した言い回しを使った英会話フレーズを紹介します。
そのまま使えるフレーズなので、これまでの例文とあわせて、丸ごと覚えましょう!

上司に確認したところ、この件に関してはセールス部門が担当するとのことです。
After checking with my boss, the sales department is responsible for the matter.

彼らは私が担当する顧客ではありません。
They are not a client I am responsible for.

私の後任として、佐藤が御社を担当することになりました。
Sato is to take over my position and be in charge of your company.

※take overで引き継ぐという意味です。

3年2組のクラスを担当するのは誰ですか?
Who is the teacher in charge of class 3-2?

あの先生は、高齢者の患者を担当しています。
That doctor is in charge of taking care of elderly patients.

彼女が英語の授業を担当します。
She will be in charge of ELA class.

※ELA はEnglish Language Artsの略で、授業の科目での英語のことを言います。

今後は私が担当します。
I will be in charge of it hereafter.

なお、これらのフレーズはメールの文面でもそのまま使うことができますよ!

まとめ

担当する 英語 ビジネス

担当するの英語表現を紹介しました。
~を担当するの基本英語表現は、responsible forin charge ofの2つです。

responsible forは、責任を負うという意味に重点を置いた表現で、自己紹介などで職務を述べる際に的確。

in charge ofは、何かを担当し管理するという意味に重点があり、ビジネスシーンでは役職者が使うことが多い表現。

ビジネスシーンにおいて、in charge ofの人は、その業務をコントロールする立場にあり、部下に実務を委譲します。部下はresponsible forの人となり業務を遂行します。
この関係性をしっかりと理解できると、ビジネスシーンでの使い分けはバッチリです!

また、handleやlook after、take care ofも、~を担当するの英語表現として使うことができます。それぞれ例文をしっかりと読み込んで、シーンに応じた英語表現がさらりと出てくるようにしましょう!







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