生ハムは英語でプロシュート!Prosciuttoの発音と生ハムメニューの英語表現

英語 生ハム 発音 プロシュート

生ハムは本当は生じゃない??

そうなんです。
生ハムは赤みが強く透き通っていて、確かに生肉のように見えます。しかし、しっかりと燻製させた肉なので生ではありません。

一般的なハムは、豚肉を塩漬けにし燻煙して茹でて出来上がり。生ハムは、塩漬けにしてから燻製に時間をかけるかわりに、茹でずに作られます。
ロースハムなど加熱加工した一般的なハムとの違いを認識するために、生ハムと呼んでいるだけなのです。

そう、生ハムは実は生ではないのです…。
ちょっとびっくりですよね。

今回はそんな裏切られた感さえある生ハムの英語表現を取り上げます。
生ハムで思いつくカタカナのプロシュートは英語なのか、生ハムメロンは英語でどう言うのかなど、一つ一つ説明していきます。

生ハムや生ハムメニューの英語表現をマスターして、英語圏でも生ハムを食しましょう!

生ハムを英語で言うと?

生ハムの英語表現を紹介します。

生ハムは英語で、
dry-cured ham

dryは乾燥した、curedは塩漬けの、hamはハム。
生ハムは、豚肉を塩漬けにしてから燻製させて作るハムです。dry-cured hamは、この生ハムの作り方を反映させた英語表現です。

なお、uncured hamという英語表現を生ハムと翻訳しているケースがありますが、正確にはuncured ham=生ハムではありません。
uncured hamとは、硝酸ナトリウムや亜硝酸ナトリウムといった添加物を使わずに作られたハムを指します。

硝酸ナトリウムや亜硝酸ナトリウムが健康に害を及ぼす可能性が高いと指摘されてから、それらを使わずに作ったハムを指す呼称としてuncured hamが使われるようになりました。
ハムに限らず、uncured bacon(ベーコン)uncured sausage(ソーセージ)などもあります。

つまり、生ハムも硝酸ナトリウムや亜硝酸ナトリウムといった添加物を使わずに作られたものは、uncured hamの仲間に入りますが、uncured ham=生ハムとは言えません。

ちなみに、生ハムを直訳したraw hamという表現は英語として通じないので注意しましょう!
 
 
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プロシュートやハモンセラーノは英語?それともイタリア語?

私たちは生ハムのことをプロシュートと呼んだり、ハモンセラーノと呼んだりすることがあります。同様に、レストランのメニューでも生ハムと表記されていたり、プロシュートハモンセラーノと表記されていたり。

これら呼称や表記は異なれど、想像するものは同じようなハムですよね。
なぜ生ハムには複数の呼称があるのでしょうか?日本での呼称が違っても、英語ではdry-cured hamなのでしょうか?

そこで、ここからは普段特に区別することなく使っている生ハム、プロシュート、ハモンセラーノの違いを紹介します。

プロシュートは英語?

日本ではイタリア産の生ハムを、プロシュートと呼びます。
ただ、イタリアでプロシュート(prosciutto)といえば、ベーコンやソーセージなど加工肉の総称。正式には、プロシュット・クルード(prosciutto crudo)がイタリア語で生ハムを指す言葉です。

実は英語圏でも日本同様、プロシュートを生ハムの呼称として使っています。
英語でのプロシュートの発音を確認しましょう。

プロシュート
prosciutto

日常会話で使うレベルでは、日本と同じで、実際にはイタリア産の生ハムではなくても、生ハムという意味でprosciuttoが使われます。

生ハムの英語表現dry-cured hamは、どちらかというと辞書的な英語で、prosciuttoは一般的に日常会話で使われる表現です。

ハモンセラーノは英語?

生ハムはスペインでも人気の料理。ハモン・セラーノハモン・イベリコはスペイン産の生ハムの代表的な名称です。

ハモン・セラーノ(Jamon Serrano)は、スペインの山岳地帯で1年以上じっくりと熟成させ作られます。
ハモン・イベリコ(Jamon Iberico)は、イベリコ豚を原料にしたスペイン産高級生ハムです。

日本では、ハモンハモンセラーノイベリコ豚生ハムイベリアンハムであったりとさまざまな呼び方がされていますよね。しかし、英語圏では、ハモンセラーノの呼称は一般的には浸透していません。
ハモン・イベリコに関しては、proschittoほどではありませんが、Iberian hamの呼称で使われることがあります。
Iberian hamの発音を確認しましょう。

ハモン・イベリコ/イベリコ豚生ハム/イベリアンハム
Iberian ham

パンチェッタは英語?

パンチェッタ(pancetta)はイタリア語で、豚のバラ肉または塩漬け豚バラ肉のことを指します。英語でもpancettaとそのまま使われていますが、日本と同じく、塩漬けの豚バラ肉のことを限定して指します。
panchettaの発音も確認しましょう。

パンチェッタ
pancetta

ちなみに、パンチェッタと生ハムの一番の違いは、豚のどの部位の肉を使っているかです。 生ハムは豚もも肉を、パンチェッタは豚バラ肉を使います。
作り方の工程はほぼ生ハムと同じなので生ハムの仲間ではありますが、パンチェッタはパンチェッタ、別物として取り扱うのが一般的です。

食べ方も、脂分が多いパンチェッタはそのまま食べるよりも、火を通した食べ方が一般的です。
 
 
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生ハムメロンなど生ハムメニューの英語表現

生ハムは盛り合わせなど食材をそのまま食べるのもいいですが、生ハムメロンなど工夫を凝らしたメニューもいいですよね。
そこで、生ハムを使ったメニューの英語表現を紹介します。

生ハム盛り合わせ
assorted proschitto

生ハム盛り合わせはイタリア語では、prosciutto misto(プロシュット・ミスト)といいます。

生ハムメロン
prosciutto and melon

イタリア語では、prosciutto e melone、スペイン語ではmelón con jamónといい、伝統的なオードブルです。直訳すると生ハムとメロンなので英語名もandを使って表現します。

生ハムとルッコラのピザ
prosciutto and arugula pizza

きゅうりの生ハム巻き
prosciutto-wrapped cucumber

英語メニューでは、prosciutto-wrapped+中身の具という形で、〇〇の生ハム巻きを表現します。きゅうりの他にもパプリカ(bellpepper)クリームチーズ(cream cheese)など人気ですよね!
 
 
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まとめ

英語 生ハム 発音 プロシュート

生ハムの英語表現を紹介しました。
生ハムは英語でdry-cured hamと表現します。

しかし、どちらかというと辞書的で料理方法を表現した英語。一般的に日常会話で使われる生ハムの英語表現は、proscittoです。
日本のプロシュート同様、厳密には生ハム=proschittoではありませんが、生ハムの代表格であるイタリア産の生ハムの表現がそのまま親しまれています。

もともと英語圏にない食材や料理は、原産国や発祥地の名称をそのまま引用するケースが多々あります。日本料理を代表する寿司(Sushi)もその一つ。
他にはどんなものが世界共通の言葉となり、新しい英語として加わっているでしょうか?
探してみるのも楽しそうですね!

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