「会う」を英語で?seeとmeetの違い・使い分けやスラングまで例文解説
Nice to meet you!
Nice to see you!
どちらも人に会ったときのあいさつですが、この2つの違いを知っていますか?
meetもseeも会うことを意味する動詞ですが、実は使える場面に違いがあるんです。
今回は、meetとseeをどう使い分けたらいいの?という疑問が解決できるように、例文付きで詳しく解説します。
会うを意味する他の表現やスラングも紹介するので、シチュエーションに合わせて適切なフレーズを選べるようにしていきましょう。
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会うの基本表現meetとsee
会うという意味がある主な英単語はmeetとseeです。
この2つの単語の違いを知る前に、まずはmeetとsee、それぞれをどのような場面で使用するかを理解しましょう。
meet
会うという単語で、まず最初に思い浮かべるのはmeetではないでしょうか。
meetは、過去形と過去分詞形がmetと不規則に変化する動詞です。
meet
meetは初めての人に会ったり、予期せずにその人に会うときに使われる単語です。
例えば、初対面の人にはじめまして、と挨拶するときにはmeetを使います。
はじめまして。
Nice to meet you.
私たちが会ったのはこれが初めてです。
This is the first time we’ve met.
明日友達と会う予定です。
I’m planning to meet my friend tomorrow.
あなたと会う機会がありません。
I don’t have a chance to meet you.
私は空港で友達に予期せずに会いました。
I unexpectedly met my friend at the airport.
その他にも、お互いに会う約束を取り付けるときや、お互いに会うことが決まっている場合などにはmeetを使います。
夜7時にレストランで私に会ってくれますか?
Will you meet me at the restaurant at 7 pm?
彼女と今日会うんですね?
You’re meeting her today, right?
その日本語クラブは金曜日に集まります。
The Japanese language club meets every Friday.
see
seeも会うを意味する単語として良く使われます。過去形はsaw、過去分詞形はseenと不規則に変化する動詞です。
see
seeは、すでに知っている人に会うときに使われます。
お会いできて嬉しいです。
Nice to see you.
先週、私は友達に会った。
I saw my friend last week.
あなたに明日会いたい。
I want to see you tomorrow.
seeには、会うの他に見るという代表的な意味があります。なので、一方的に相手を見かける場面でもseeを使います。
スーパーでキャシーを見かけました。
I saw Cathy at the supermarket.
また、誰かを訪れることを表現するときはseeを使います。
トムは明日医者に診てもらいます。(直訳: トムは明日医者に会います。)
Tom is seeing the doctor tomorrow.
あなたは来週クライアントに会いに行かなくてはなりません。
You have to see our client next week.
see a doctorという表現は、間違いやすい熟語表現なので覚えておきましょう。
meetとseeの違いと使い分け
meetとseeを使う場面を紹介しました。ここでは、meetとseeの違いを整理しましょう。
おさえてほしいポイントは、meetは初めて会う人に使い、seeは会うのが2回目以降のときに使う、です。
ただし、上記でも説明したように例外がいくつかあります。seeとmeetを使う例外について、おさらいしながらしっかり覚えていきましょう。
meetを使う例外
meetを使う例外は、特定の日時に会う約束をするときや、すでに決まっている日時に会うときです。
特定の日時に会う約束をする場合:
明日の12時30分に、新しいカフェでランチをしましょう。
Let’s meet for lunch at the new cafe downtown at 12:30 PM tomorrow.
すでに決まっている日時に会う場合:
木曜日の朝、クライアントと会って提案書をプレゼンする準備が整っています。
We’re all set to meet with the client on Thursday morning to present the proposal.
seeを使う例外
seeを使う例外は、医者に診てもらうときやクライアントに会いに行くときなど、こちらから一方的に相手を訪れるときです。
医者に診てもらう場面:
数日間調子が悪かったので、明日医者に診てもらいます。
I’ve been unwell for a few days, so I’ll see the doctor tomorrow.
クライアントに会いに行く場面:
来週、クライアントに会って、今後のキャンペーンについて話し合う必要があります。
We need to see our client next week to discuss the upcoming campaign.
ポイントとこれらの例外をおさえ、なぜmeetやseeを使うのかを理解しましょう。
会うを意味するその他の単語やスラング一覧
会うを意味する英語はmeetやseeだけではありません。ここからは会うを意味するその他の単語や熟語、スラングを紹介します。
meet up
meet upは、あらかじめ計画して会うことを意味する熟語です。
先生たちは問題を議論するために部屋で会った。
The teachers met up in a room to discuss the problem.
encounter
encounterは、偶然何かと会うことを意味する動詞です。会うの他に遭遇すると訳すことが多いです。
駅で子どもの頃の友達と偶然出会った。
I encountered my childhood friend at the station.
come across
come acrossも偶然出会うことを意味する熟語です。
私はあなたのような人に出会ったことがない。
I’ve never come across someone like you before.
bump into
bump intoもばったり出会うことを意味する熟語です。会うこと以外には、ぶつかるという意味があります。
レストランで学校の先生と偶然出会った。
I bumped into my school teacher at the restaurant.
visit
相手を訪れて会うときにはseeを使って会うことを表現します。このとき、同じく訪れるという意味のvisitに置き換えることが可能です。
夏休みに妹に会った(訪れた)。
I visited my little sister on summer vacation.
hang out
友達などと遊びに行くという意味のスラングにhang outがあります。
また会いましょうと言いたいときに、hang outを使うともっと関係を深めることができるかもしれませんね。
また遊びに行こう。
Let’s hang out again.
まとめ
今回は会うを意味する英語を紹介しました。
よく使うmeetとseeの違いを知り、悩まずに使い分けられるようにしましょう。
会うを意味する英語は他にもたくさんあります。それらも覚えて、表現が豊かになるといいですね。