apologizeの意味や読み方は?apologize to 人 forの使い方なども例文解説
「申し訳ありませんでした!」
企業の不祥事や芸能人のスキャンダルなど、問題が起こるたびに会見やSNSなどで謝罪のメッセージが出されますよね。
今回は「謝罪する」という意味のapologizeについて解説します。
意味は覚えているけれど、apologize toなのか、apologize forなのかわからなくなることありませんか?sorryとの違いは?
そんな疑問が生じがちなapologizeの使い方について、今回は例文とともにしっかり解説していきます。
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apologizeの意味と発音
apologizeにはスペルが2通りあり、アメリカ英語ではapologizeを、イギリス英語ではapologiseのスペルを使用します。
それでは発音を確認しましょう。
apologize
apologise
どちらもほとんど同じ発音で、日本語ではアポロジャイズに近い読み方です。
唯一の違いは、apo-のoの発音です。アメリカ英語での発音記号が/əˈpɑːlədʒaɪz/であるのに対し、イギリス英語では/əˈpɒlədʒaɪz/です。
アクセントは、polについています。
apologizeの意味
apologizeの品詞は動詞で、謝るや謝罪するといった意味があります。apologizeは自動詞なので、目的語をともないません。
apologizeの使い方には次のものがあります。
彼は遅れたことについて謝罪した。
He apologized for being late.
これによって起こるご不便について申し訳ありません。
I apologize for any inconvenience this may cause.
謝罪する必要はありません。
There is no need to apologize.
apologizeの名詞の形
apologizeにはapologyという名詞の形が存在します。
apology
apology
apologyの意味は謝罪や弁明です。
私はあなたに謝らなければいけません。(直訳: 私はあなたへ謝罪の必要があります。)
I owe you an apology.
apologyがよく使われるフレーズには、make an apologyがあります。意味は謝罪するです。
彼女は謝罪した。
She made an apology.
apologize toとapologize forの使い方
apologizeには、apologize toとapologize forという2つのよく使われる形が存在します。
例文を交えて解説するので、2つの違いを理解し適切に使い分けましょう。
apologize to ~の使い方
apologize to ~で、~に謝罪するという意味です。「~」には、人などの謝る相手が入ります。
トムは私に謝罪した。
Tom apologized to me.
その企業はその顧客に謝罪した。
The company apologized to the customer.
apologize for ~の使い方
apologize for ~で、~について謝罪するという意味です。「~」には、謝りたいことが入ります。
私は遅刻について謝らなければなりません。
I must apologize for being late.
彼は昨日起きたことについて謝罪するだろう。
He will apologize for what happened yesterday.
apologize for ~の、「~」に人が入る場合もあります。その場合も、~について謝罪するとなり、意味は変わりません。
息子のことについて謝ります。
I apologize for my son.
apologize to 人 for ~の使い方
apologize to ~ for ~というように、apologize to ~とapologize for ~を組み合わせて使うこともできます。
「~」にはapologize to 人 for 事というように、入るものが異なるので注意してください。
ケイトはその間違いについて私に謝罪した。
Kate apologized to me for the mistake.
謝罪するときに使うI apologize
apologizeには謝罪するという意味があります。これをI apologizeやWe apologizeの形で使うことで、謝罪する場面で申し訳ありませんという意味で使われます。
ご不便をおかけして申し訳ありません。(直訳: ご不便について私は謝罪します。)
I apologize for any inconvenience.
ご不便をおかけして申し訳ありません。(直訳: ご不便について私たちは謝罪します。)
We apologize for any inconvenience.
さらに、I do apologizeのようにdoを使うことで、謝罪をより強調することができます。
間違いについて申し訳ありません。
I do apologize for the mistake.
apologizeを和訳するときには、主語や場面に応じて謝罪しますと申し訳ありませんを使い分けましょう。
apologizeとsorryの違い
謝るときに使う単語にはapologizeの他にsorryがあります。apologizeとsorryにはさまざまな違いがあります。
apologizeはより正式な謝罪の仕方です。責任のある立場の人が謝罪をする場面で使われます。
政治家や企業など、公式の立場からの謝罪にはapologizeを使うことが多いです。
実際に申し訳ないとは思っていなくても、謝罪の必要があるときもapologizeが使われます。
大統領はそのコメントについて謝罪した。
The president apologized for the comment.
一方、sorryは後悔や自責の念など、感情的な意味合いが含まれる言葉です。
apologizeに比べてややインフォーマルな言葉ですが、ビジネスなどでも使うことができます。
事務的な謝罪ではなく、心から謝罪を表したいときにはsorryを使いましょう。
例えば、以下のようなsorryは、謝罪と同時に反省を表します。
嘘を言ってごめんなさい。
I’m sorry for telling a lie.
まとめ
apologizeの意味やapologize toとapologize forの使い方を例文付きで解説しました。
謝罪の場面で良く使う言葉なので、相手への失礼がないように使い方を覚えておきたいですね。
また、sorryとapologizeの違いを理解し、どちらを使うのかがより適切かを判断できるようにしましょう。