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trackの意味と使い方|日常会話&ビジネスで使えるtrackを用いたフレーズも

track 英語 意味 使い方 スラング 音楽

track(トラック)という単語を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

楽曲や、陸上競技の走路もトラックと呼ばれていますよね。
trackにはさまざまな意味があり、日常会話の中でもよく使われる単語です。

今回の記事では、trackの意味や使い方、ビジネスでも使えるtrackを用いたフレーズを、例文を交えながら紹介します。

trackの意味と読み方、使い方

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はじめにtrackの発音と読み方を、実際の音声を交えながらチェックしていきましょう。

発音記号:trǽk
読み方:トゥラァク
track

trackは、名詞、他動詞、自動詞として使われます。
ここからは、それぞれの品詞ごとにtrackの意味と使い方を説明します。

名詞:跡、線路、陸上競技、音楽曲など

名詞としてtrackが使われる場合、殆どの場合は可算名詞として使用されています。
また、さまざまな意味を持っている単語でもあるので、ニュアンスも含めしっかりと理解していくことが大切です。
まずは主な意味をチェックしていきましょう。

跡、足跡

名詞のtrackが持つ意味の中で、最もポピュラーな使われ方が跡や足跡といった意味です。
この跡や足跡には、人や動物、車などが通ってできた、というニュアンスが含まれています。

線路、軌道、小道、行路、進路

列車が走る線路も、trackを使って表現できます。
また、小道や通り道と言った意味もありますが、これは舗装された綺麗な道ではなく、人の足で踏みならされた道をあらわしています。

行路、進路には物事や人が進む先、というニュアンスが含まれているので、それぞれ意味と併せて覚えておきましょう。

流れ、道筋

思考や行動の流れ、推理の道筋について表現したいときには、名詞のtrackが用いられます。同じように、思考や行動といったニュアンスが含まれている場合には、手順といった意味でも使われるので、セットで覚えておきたい表現ですね。

他にも、名詞のtrackには競走路、曲、職歴といった意味もあります。
日本語で、映画やドラマなどのBGMとして使われている曲をあらわすサウンドトラックとは、この名詞track(曲)からきているのです。

このように身近な日本語に落とし込むと、英単語もより覚えやすいかもしれませんね。
 
 
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他動詞:(人や動物の)跡をたどる、追うなど

他動詞とは、目的語が必要となる動詞のことを指します。
では、他動詞のtrackにはどんな意味があるのでしょうか。

(人や動物の)跡をたどる、追う

名詞のtrackには、跡や足跡といった意味があるとお伝えしました。
そこからイメージできるように、他動詞のtrackには(人や動物の)跡をたどる、追うという意味があります。

ほかにも、(道を)たどっていく、(進行や発展を)追っていく、見守る、など様々なニュアンスで、たどる、追う、といった意味を持っています。

追跡、確認

他動詞のtrackには逃げるものを追いかけたり、物事の行われたあとや理屈の道筋をたどるという意味があります。身近で使う場面だと、荷物の配送状況を確認するときにも使えますね。

また、ビジネスシーンで失敗の原因を追跡する、と表現したい場合にもtrackを使います。

自動詞:跡をつける、道を進むなど

目的語を取らず、自分だけで成り立つ動詞を自動詞と言います。
他動詞との違いに着目しながら、自動詞trackの意味を見ていきましょう。

跡をつける(追う)

他動詞の追跡する、という意味に近いニュアンスとして使われています。
自動詞trackは、この意味で使われることも多いので覚えておきましょう。

道を進む

自動詞の場合、道を進む・たどるという意味もあります。
他動詞の意味と同じでは、と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、ここに他動詞と自動詞の違いがあらわれています。

他動詞の場合、たどって行く、といった意味なので、何をたどって行くのか(目的語)がなければ意味が成り立ちません。一方で、自動詞のtrackには道をたどるという意味があるので、目的語を取らずとも文章が成り立つのです。

このように自動詞のtrackには、跡をつける、道を進むといった意味があると紹介しましたが、理にかなっている、といった意味もあります。

ただしこの意味合いでtrackが使われる場合は、口語が多いので注意しましょう。

ビジネスで使えるものも!trackを用いたフレーズ8選

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ここからは、trackを使った英語表現を紹介します。
ビジネスシーンで使えるフレーズもあるので、この機会に覚えておきましょう!

keep track of~

~の記録をつける、~の経過を追う、~を把握する

keep track of ~は句動詞で、常日頃から注視する、といった監視や管理に近いニュアンスを持っています。

ofのあとに続くものが数字の場合、記録をつけるといった意味になります。
数字を伴った表現は、ビジネスシーンでもよく使われていますよ。

一方で数字以外のものがくると、流れを把握する、注意して見る、といった意味になるので、使い分けとして覚えておきましょう。

lose track of ~

~を追いかけていて見失う・見逃す、~の現状が分からなくなる分からなくなる、~から注意がそれる

lose track of~は、状況が理解できないときや、人を見失ってしまったとき、いつの間にか時間が過ぎてしまっていたときに使われます。
timeを伴い、lose track of time(時が経つのを忘れる)と表現されることも多いです。

友人とおしゃべりをしていて、気付けば長時間経ってしまっていたときや、仕事や作業に集中していて時間を忘れていたときなど、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。そうしたシーンで気軽に使えるので、覚えておくと便利ですよ。

ほかにも我を忘れるという意味では、oneselfを伴い、Lose track of oneself(無我夢中になる)という表現もできます。同じように、自分を忘れて物事に熱中している様子を表すので、覚えておくとよいでしょう。

on the right track

正しい方向に向いて、考え方で、順調に進んでいる

on the right trackを直訳すると、正しい軌道の上となりますよね。
ここから転じて、進んでいる方向性が間違っていないとき、物事がスムーズに運んでいるときに使われているフレーズとなっています。仕事の進捗を聞かれたときの返答としても使いやすく、ビジネスシーンでも耳にすることが多い表現。

rightをwrongに変えてon the wrong trackと言えば、間違った方向へ進んでいるという意味にもなりますので、併せて覚えておきましょう。

on the right trackに似た意味を持つフレーズにon trackがあります。
on trackは方向性こそ指してはいませんが、順調に進んで、(事業などが)軌道に乗ってという意味なので、覚えておくと便利ですよ。

get off the track

話が脱線する、本題からそれる

話の内容や方針がそもそもの目的と違った方向に向いている様子や横道にそれること、余談になるという意味です。
ビジネスシーンでは会議中に話の内容が本題から外れていると思った場合に使えるので覚えておきましょう。

fast track

迅速に対応する、急速に発展する(させる)、迅速な

fast trackには、動詞と形容詞としての意味があります。
動詞の場合、ハイスピードで発展するといった意味で使われていますが、形容詞として使われる頻度が高くなっています。

形容詞の場合、迅速な、出世コースのといった意味があり、ビジネスでもよく使われているフレーズのひとつ。そのひとつに、fast-track approvalというフォーマルな表現があります。

このフレーズは、迅速な承認や特例承認という意味があり、いずれも通常よりも早いというニュアンスを含んでいます。ニュース番組で耳にしたり、新聞記事で目にしたりする機会もあるかもしれないフレーズですね。

have the inside track

(競争相手よりも)有利な立場にある、トラックの内側を走る

トラック競技で内側を走ることを、have the inside trackと表現します。
陸上競技でランナーが優位な走行位置は内側だと言われていますよね。

そこから転じて、競走相手よりも有利な立場にあることも意味するフレーズとなっているのです。

off the beaten track

通り道を外れた、人里離れた。

a beaten trackには、人がよく通る道という意味があります。

ここに、~から離れて、といったの意味を持つoffを伴ったものがoff the beaten trackです。
人里離れた、というとあまり人がいない場所を指しますよね。そこから、人気(ひとけ)がないという意味で使われることもあります。

ほかにも比喩表現として使われる場合は、他の人と同じやり方でなく、という意味になることもあります。複数の意味があるので、ひとつずつ覚えていきましょう。

track down

見つけ出す、追い詰める、追跡して捉える

track downは、句動詞として使われています。
人、物、どちらにも使われる英語表現で、時間や労力、苦労を重ねて見つけ出したというニュアンスが含まれています。
犯人を追い詰めて逮捕するという意味で使われることもあるので、映画やドラマのセリフにtrack downが出てきているかもしれませんね。

ニュアンスからみて分かるように、簡単に見つけ出せてしまった人や物に対しては使わない表現ですので注意しましょう。
 
 
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trackを使ったスラングはある?

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trackを使ったスラングは、実はそれほどありません。
しかしtrackと間違いやすい単語、truck(貨物自動車やトラック)を使ったスラングがあります。

この2つの単語は、スペルもaかuかという違いしかなく、発音も似ているため、非常に間違いやすいのです。
スラングを紹介する前に、まずは発音をチェックしましょう。

track

truck

それではさっそくtrackと似た英単語truckを使ったスラングを紹介します。

日本の映画や漫画などで、主人公がトラックに轢かれてしまったことがきっかけとなり、異世界転生する物語を見たことはありませんか?
トラックに轢かれたことがトリガーとなるため、その役目をしたトラックをTruck-Kunと呼ぶことがあるのです。アニメや漫画の話題のときに登場する可能性があるスラングといえます。
 
 
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まとめ

track 英語 意味 使い方 スラング 音楽

今回は、英単語trackの意味や使い方、ビジネスシーンでも用いられるフレーズなどを紹介しました。trackという単語一つとっても、微妙なニュアンスの違いや状況に応じた使い方があることが分かりましたね。

このような違いを理解し、使いこなせるようになるためには、やはり英語学習は必須と言えます。

社会人になると英語に触れる機会がなかなかなく、勉強しようにも何から始めればいいのか分からない…と思う方は多いもの。しかし、インターネットが発達した現代では、お手持ちのスマホやPCを使って簡単に英語学習を進められるようになりました。
それにより、分からない単語があったときでも検索すればすぐに答えにたどりつけますよね。

無料で利用できる辞書サイトのなかでも、Weblio英和辞典・和英辞典には、EDR日英対訳辞書のような専門用語を扱う辞書も情報提供をしているため、さまざまな分野における英単語を学習している人にもおすすめです。英語に限らず、中国語でもフランス語であっても、母国語以外の言語を学ぶためには、調べる習慣をつけることや単語や英文を読み込んで理解を深める必要があります。気になる英語を見つけたらすぐに検索し、単語リストを作ったり、ノートにまとめたりして覚えるようにしましょう。

例えば、「trackトラック」と検索すれば、貨物自動車のトラックがtruckであることや、楽曲を指すトラックはtrackで間違いないことが知れますよね。そうした情報も、都度まとめておくことで後から見返すことができるので、単語を学習するうえで役立ちますよ。他にも、研究社のオンラインディクショナリーや、英辞郎on the WEB Proといった有料サービスの利用も検討してみてください。

英辞郎on the WEB Proは、単語や例文をチェックできる英辞郎on the WEBの有料版です。2万件登録ができる単語帳、豊富な検索機能、143万件に及ぶ例文が見られるなど、さまざまな利点があります。効率よく学習したい方は、こうした有料サービスを利用するのも良いでしょう。

単語や文法を学ぶ方法として、紙の辞書を引くのももちろんおすすめです。
目的の単語を探すのに多少時間が掛かるかもしれませんが、スマホで検索をするよりも記憶に残りやすいと言われています。また、紙の辞書ならペンで書き込みをしたり、付箋を貼ったりできるので、勉強をしたという形跡を残すことで達成感も得られます。

英単語やフレーズを理解してきたら、自然な表現やニュアンスを理解するために映画を観て表現を学んでいくのも良いでしょう。フレーズの実践的な使い方やリスニング強化につながり、楽しみながら英語学習ができます。

習慣的に英文に触れるよう意識することで、英語力は上がっていきます。
自分のライフスタイルに合わせた学習方法を見つけて、継続的に英語学習に取り組んでいきましょう。







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