ビジネス英語で頻出!よく使う英単語【50選】覚えておきたいメール例文も
ビジネスシーンで英語を使うことがある、英語を使うことになりそうという方は、どんな単語を覚えておけばいいのか気になりますよね。せっかくならよく使うものを把握しておきたいものです。
この記事ではビジネス英語で頻出する英単語を50個紹介します。
ビジネスメールで使える例文やおすすめのビジネス英語学習法も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<
ビジネス英語で頻出!50単語一覧
それでは、覚えておきたいビジネスで役に立つ英単語を紹介していきます。
カタカナ英語で見覚えはあるけれど、意味はよくわかっていなかったというものもあると思うので、この機会におさえていってくださいね。
①account
【əkάʊnt】
意味:(名)口座、会計、始末書、評価 (自動)説明する、責任を取る
accountはアカウントでカタカナ英語でもよく聞きますが、実にさまざまな意味で使われます。
覚えておけばビジネス英語でも重宝すること間違いなしです。
②address
【ədrés】
意味:(他動)取り組む、対処する
私は次の新しいプロジェクトに取り組む予定です。
I’m going to address the next new project.
addressはアドレスで真っ先に住所という意味が思い浮かぶでしょう。ですが、取り組むといった動詞の意味もあるのです。これを知らないと相手の言っていることがわからないのでおさえておきましょう。
③advertisement
【`ædvɚtάɪzmənt】
意味:(名)広告、宣伝
広告はアドバタイズメントですね。
動詞で広告するはadvertiseです。
④agenda
【ədʒéndə】
意味:(名)議題
カタカナ読みのアジェンダは、仕事でよく使うという人は多いのではないでしょうか。
アメリカ英語の発音はエジェンダなので、別の単語だと勘違いしないようにしましょう。
⑤boss
【bˈɔːs】
意味:(名)上司、社長
ボスというと、日本では悪い組織の親玉的なイメージがまだあるかもしれませんが、英語圏では上司や社長といった意味でビジネスシーンでも頻繁に使われます。
日本のドラマで社長のことをボスと呼んでいるのを見ると、どこか気恥ずかしい気持ちになるとい人もいるでしょう。ですが海外では普通なのです。
⑥branch
【brˈæntʃ】
意味:(名)支店
branchの意味は枝です。その枝分かれするイメージから支流、分家といった意味でも使われます。
支店も、本店から枝分かれしたものと考えると納得できますよね。
⑦budget
【bˈʌdʒɪt】
意味:(名)予算
今回のプロジェクトの予算はいくらですか?
How much is this project budget?
バジェットという言葉を聞いたことはあるけれど、意味はわからないという人は結構いるのではないでしょうか。budgetは予算です。ビジネスシーンで重宝しそうですよね。
ちなみに形容詞で格安のという意味もあります。
⑧capital
【kˈæpəṭl】
意味:(名)資本金
capitalは資本金です。首都という意味でも知られていますね。
⑨commission
【kəmíʃən】
意味:(名)委託、注文、手数料
commissionはあまり馴染みがない単語ではないでしょうか。ですが、覚えておくといろいろな場面で使えます。
なお、日本語でもよく使われるミッション(mission)は役目や任務といった意味です。
似ていても意味が異なる単語なので気をつけましょう。
⑩confidential
【kὰnfədénʃəl】
意味:(形)機密の、部外秘の
この情報は部外秘です。
This information is confidential.
confidentialは契約書や提案資料で見かけたことがあるという方も多いでしょう。
機密の、部外秘のという意味なので、内容を外部に漏らすとトラブルに発展する可能性があるということです。confidentialとある場合は秘密にしておかなければならないと覚えておきましょう。
⑪customer
【kˈʌstəmɚ】
意味:(名)顧客、取引先
カスタマーはカスタマーセンターなどで日本語でもお馴染みですね。
⑫deadline
【ˈdɛˌdlaɪn】
意味:(名)期日、締め切り
この書類の提出期限は来週の月曜日です。
The deadline for the submission of this document is next Monday.
デッドラインは期日ですね。
deadと付くと、日本語の締め切りよりも守らなければという気持ちが増しますね。
⑬deal
【díːl】
意味:(名)契約、取引 (自動)取引する
私たちはABカンパニーと取引するべきです。
We should make a deal with AB company.
dealは契約、取引です。日本語でもディールとして仕事での会話に取り入れている方もいるのではないでしょうか。
⑭demand
【dɪmˈænd】
意味:(名)需要
demandというと要求という意味の印象が強いかもしれませんが、需要という意味もあります。
購入要求=需要と考えると納得ですね。
⑮department
【dɪpάɚtmənt】
意味:(名)(組織における)部、部門
departmentは部・部門という意味です。the sales departmentで営業部ですね。
デパートメントというと、日本語でいうデパート(百貨店)を思い浮かべるかもしれませんが、デパートはデパートメントストアの略です。departmentのみではデパートの売り場、コーナーという意味になります。
⑯dismiss
【dɪsmís】
意味:(他動)解雇する、退ける
dismissは人を解雇する、意見や抗議を退けるといったときに使います。
⑰email
【íːmèil】
意味:(名)電子メール (他動)電子メールを送る
emailは電子メールですが、動詞で電子メールを送るという意味でも使えることをご存じでしたか?
ちなみに郵便という意味のmailも、動詞で郵送するという意味を持ちます。
⑱establish
【ɪstˈæblɪʃ】
意味:(他動)設置する、設立する、任命する
establishは設立するという意味で習った覚えがある方は多いでしょう。
実は任命するという意味もあります。
⑲estimate
【éstəmət】
意味:(名)見積もり (他動)見積もる、評価する
estimateは見積りです。あまり馴染みのない単語かと思いますが、覚えておくとビジネスシーンで重宝するので覚えておきましょう。
⑳extend
【eksténd】
意味:(他動)拡大する
事業を拡大すると言いたいときはextendを使いましょう。
意味を拡大解釈するというときにも使えます。
㉑fix
【fíks】
意味:(他動)(価格や日時など)を決める
来週の火曜日までに価格を決めてください。
Please fix the cost until next Tuesday.
fix(フィックス)は、日本のビジネスシーンでもよく使われるようになりましたよね。
fixには固定する、動かないようにするという意味があるので、価格を固定する、日時を動かさないようにする、つまり決めるというわけですね。
ちなみにfixにはアメリカスラングで八百長という意味があります。
㉒fund
【fˈʌnd】
意味:(名)資金
ファンドはよく見聞きするカタカナ英語ですが、意味は資金です。
投資を目的とした資金という意味でも使われます。
㉓goods
【gˈʊdz】
意味:(名)商品
goodsは善・良いことという意味を持つgoodの複数形です。
複数形のときのみ商品という意味になります。日本語でもグッズはよく使いますよね。
㉔growth
【gróʊθ】
意味:(名)成長、発展、増加
成長や発展といったプレゼンで多用できそうな意味を持つgrowth。
ぜひ使いこなしてください。
㉕guarantee
【g`ærəntíː】
意味:(名)保証 (他動)保証する
カタカナ読みのギャランティはギャラと略されて、日本では芸能人の出演料といった意味でよく使われていますが、海外ではその意味ではあまり使われません。
さらに、ギャラは和製英語なので通じません。
㉖handout
【hǽndàut】
意味:(名)資料、プリント
handoutは資料やプリントを指します。
名詞のprintには印刷物や出版物という意味もあるので、会議などで配られるプリントにはhandoutを使いましょう。
㉗hike
【hάɪk】
意味:(名)値上げ (他動)(価格などを)引き上げる
hikeというとhiking=ハイキングが思い浮かびますが、ビジネスシーンでは値上げといった意味で使われることがあります。
㉘improvement
【ɪmprúːvmənt】
意味:(名)改善、向上、好転
この製品は性能改善が必要です。
This product needs performance improvement.
improvementは改善ですね。改善すると動詞にするならimproveです。
㉙inform
【ɪnfˈɔɚm】
意味:(他動)知らせる、伝える
informは知らせるです。名詞informationになると情報、通知といった意味になります。
㉚instruction
【ɪnstrˈʌkʃən】
意味:(名)指示、命令、使用説明書
instructionは指示、命令です。
紹介を意味するintroductionと取り違えないように気をつけましょう。
㉛interview
【íntərvjùː】
意味:(名)面接
interviewはそのままインタビュー、取材訪問という意味でも使われますが、面接の英訳でもあります。
㉜loss
【lˈɔːs】
意味:(名)損失
本年度の損失は昨年度より20%減です。
This year’s loss is 20% less than last year.
ビジネスシーンでは損失という意味で使われるloss。
lossには喪失感という意味もあります。
ここ最近、人気の連続ドラマが最終回を迎えたときに、ドラマのタイトルにロスを付けた言葉がSNS上に溢れるというような現象が度々起きていますよね。
㉝lower
【lάʊɚ】
意味:(他動)〜を下げる
lowerは値段を下げる、安くするといったようなときに使います。
低いを意味するlowが入っているので、イメージしやすいですね。
㉞maintain
【meɪntéɪn】
意味:(他動)維持する
maintainは悪化させないように維持する、良い状態を維持するといったときに使用します。
㉟manage
【mˈænɪdʒ】
意味:(他動)運営する、経営する、管理する、統率する
私は営業部を統率しています。
I manage the sales department.
manageは日本語でもマネージするといった感じで使いますね。
経営・管理を意味する名詞managementもお馴染みですね。
㊱minutes
【ˈmɪnʌts】
意味:(名)議事録
minutesというと、ten minutesで10分というようにminuteの複数形として使うイメージしかないという人は多いでしょう。
ですが、minutesには議事録という意味もあります。
この意味を知らないと正しい意味に取れないので覚えておきましょう。
㊲negotiate
【nɪgóʊʃièɪt】
意味:(自動)交渉する
negotiateは交渉するです。交渉を意味する名詞はnegotiationですね。
ネゴるといった感じで日本のビジネスシーンでも定着していますよね。
㊳objective
【əbdʒéktɪv】
意味:(名)目的、目標
英語で目的を聞きたいときに、あれ?目的ってなんだっけ?となる方は多いでしょう。
objectiveをぜひ覚えておいてください。
㊴organization
【`ɔɚgənɪzéɪʃən】
意味:(名)組織
organizationは組織です。動詞のorganizeは組織するですね。
㊵overtime
【óʊvɚtὰɪm】
意味:(名)時間外労働、残業、時間外手当
overtimeは時間外労働です。
時間(time)を超えて(over)なので覚えやすいですね。
㊶payment
【péɪmənt】
意味:(名)支払い
支払い期限は5月11日です。
The payment is due on the 11th of May.
経理のご担当なら支払い期限を伝える機会はよくあるでしょう。
支払いはpaymentです。dueには期日のという意味があります。
㊷personnel
【p`ɚːsənél】
意味:(名)社員
personnelには不可算名詞で社員という意味があります。
また、 人事課という意味もあります。personnel departmentで人事部という使い方もしますね。
㊸produce
【prəd(j)úːs】
意味:(他動)(〜を)生産する、製造する
この冷凍食品は自社工場で製造しています。
This frozen food is produced at our own factory.
produce(プロデュース)というと、映画などの製作というイメージがあるかもしれませんが、生産・製造するという意味でも使われます。
㊹quotaion
【kwoʊtéɪʃən】
意味:(名)見積もり、見積書
営業を担当する方なら、見積もり、見積書という言葉を使う機会が多いでしょう。
quotaionはおさえておいて損のない単語です。
なお、quotaionには引用文という意味もあります。
㊺recruit
【rɪkrúːt】
意味:(名)新入社員
recruitは新入社員です。ビジネス以外では新入生、新会員といった意味でも使われます。
リクルートは企業名でもお馴染みですね。
動詞では募集するという意味があります。
㊻resign
【rɪzάɪn】
意味:(自動)辞職する、辞任する
resign(リザイン)は辞職する、辞任する、辞めるといった意味です。
定年などで退職するという場合はretire(リタイヤ) を使います。
㊼stock
【stάk】
意味:(名)在庫
stockは在庫です。ストックで日本でもお馴染みですね。
stockには株・株式、うんちくといった意味もあります。
㊽subcontractor
【sʌˈbkɑˌntræktɝ】
意味:(名)下請け会社、下請け人
subcontractorは下請け会社です。請負業者や請負人といった意味を持つcontractorに下を示す接頭辞subが付いた形ですね。
㊾target
【tάɚgɪt】
意味:(名)対象
targetはターゲットで、商品企画を考えるときなどに20代の女性をターゲットに…といった感じで日本語でも使いますよね。
動詞で〜を目標に定めるという意味もあります。
㊿workplace
【ˈwɝˌkples】
意味:(名)職場
workplaceは職場です。work+placeなのでイメージがつきやすいですね。
あわせて読みたい。
ビジネスメールで使える例文
ビジネス英語は会話だけではなく、メールで使う機会も多いでしょう。
ここでは、ビジネスメールで使える例文を紹介します。
お返事お待ちしております。
I look forward to your reply.
メールの文末に入れる定番表現です。
なお、I look forward to〜は楽しみにしているのフォーマルな表現です。
これをカジュアルにした表現がI’m looking forward to〜で、こちらは見覚えのある人も多いでしょう。
なお、どちらもtoは不定詞ではなく前置詞です。そのためtoの後には動詞の原形ではなく名詞が来ます。
お会いできるのを楽しみにしています。
I look forward to meeting you.
このようにtoの後に動詞を入れたい場合はingをつけて動名詞にしましょう。
後日改めて詳細をお知らせします。
I’ll inform you of the details again later.
inform 人 of 事柄 で、人に事柄を知らせるという意味になります。
後日改めてを表すagain laterは覚えておくと便利です。
間違いをお詫びいたします。
I apologize for my mistakes.
apologizeは謝罪するという意味です。
謝るというとsorryが思い浮かびますがsorryは比較的カジュアルな表現なので、ビジネスシーンではapologizeを使うのが適切です。
ビジネスメールで定型の謝罪表現としてこのまま覚えましょう。
添付書類を確認していただけますか?
Would you confirm the attached document?
confirmは確認するです。
attachedは形容詞で付属したという意味を持ち、attached documentで添付書類となります。
弊社新製品発表会へのご招待
Invitation to the launch event for our new product.
なんらかのことにメールの送信先の人を招待したいというときは、件名の頭に招待を意味するInvitationを付けておくと、メールを受信した人もわかりやすいです。
launchは発売するという意味を持ち、ローンチとして日本語でも定着してきています。このローンチは新しい商品やサービスを世の中に送り出す、公開するという意味で使われます。
つまり、ユーザーが商品を手に入れたり、サービスを使えたりするタイミングを指します。
ですが、発表会を意味するlaunch eventは基本的に実際の商品の発売やサービスの公開よりも前に行われます。そのため、少々ニュアンスが異なることを覚えておきましょう。
あわせて読みたい。
ビジネス英語おすすめ勉強法
英語は実際に現場で話したり聞いたりした方が覚えるとはいいますが、それもある程度基礎を身につけてからの話です。
ビジネスの現場だと、英語で会話ができる前提ということが多いので、実践で覚えていこうというのはなかなか難しいでしょう。
英語初心者が基礎を身につけるなら、まずは基礎中の基礎の英単語を少しでも多く覚えて語彙を増やすことが大切です。ここでは、英単語学習におすすめの本やアプリを紹介します。
【おすすめ本1】頻出ビジネス英単語1600
出典:https://www.amazon.co.jp/頻出ビジネス英単語1600-味園-真紀/dp/4860640527/
タイトル通り、よく使うビジネス単語が1600個も網羅されている書籍です。
例文も掲載されているので、知っているけれど実際の使い方がわからないという単語も、適切に使えるようになるでしょう。TOEIC対策としてもおすすめの一冊です。
単行本のほかkindle版もあるので、移動時間の学習もはかどります。
【おすすめ本2】キクタンビジネス【Basic】
出典:https://www.amazon.co.jp/キクタンビジネス【Basic】-アルクの「グローバル英語」シリーズ-一杉-武史/dp/4757420293/
ビジネス英語で頻出の英単語・熟語を1日16見出し×49日間で学習していくという1冊。
それぞれの見出し語の英単語・熟語について、意味だけではなく、よく使うフレーズやわかりやすい例文も提示されるので、使い方のイメージもわきやすいです。
CD付きで、聞き流し学習も可能です。
おすすめアプリ【ビジネス英会話】
こちらはビジネス英会話で使える930フレーズを収録。電話や会議、プレゼンなどシチュエーション別で学習でき、使いどころの解説もあります。
フレーズを覚えるなかで、自然と使える英単語のストックも増えていくでしょう。
リスニング、発音のチェックまで可能という充実ぶりですが、利用料は無料。
独学でビジネス英語を学ぼうとしている英語学習者の方は、まずはこのアプリを試してみてはいかがでしょうか。
iOS版
https://apps.apple.com/jp/app/ビジネス英会話/id1394994717/
Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.studyswitch.eikaiwabusiness
まとめ
英語力のレベルを上げるなら、使い方のわかる単語数を増やすことは必須です。
英文法を理解していても、ストックしている単語の数が少ないと、豊かな英語表現はできません。かといって、やみくもに辞書に載っている単語を片っ端から英単語帳にして覚えていくのは英語学習としては非効率です。
ビジネス英語のレベルを上げたいなら、ビジネス英語でよく使う単語、重要語が収録された単語集を使って勉強するのが近道です。また、ビジネスの世界は移り変わりが早く、それに伴い新たな英語表現も常に生まれるものです。そんな旬のビジネス英語情報をいち早くキャッチすることも、英語力のレベルアップにつながります。情報の仕入れ先として、ネイティブとのオンライン英会話を利用するのもひとつの手です。
今は英語を使う業務に関わっていなくても、これからもずっとそうという保証はどの業界についてもありません。就職や転職をする際も、英語力があった方が、選択肢の幅が広がることは確かです。英語力は確実に仕事のうえで武器になります。
毎日少しずつでいいので、まずは英単語を覚えることからはじめませんか?