「仕事」の英語workとjobの違い|使い分けのコツは「職業」かどうか

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仕事の英語表現は何でしょうか?身近なものではworkjobがありますが、この2つの違いは曖昧になりがちです。日本語の仕事は、職業という意味を持ったり、作業そのものを指すなど、単語自体にいくつかのニュアンスが含まれています。そして英語では、仕事という意味を複数の異なる単語や表現で使い分けています。

基礎的な単語やフレーズが多いので、覚えてしまえば簡単です。気を張りすぎず楽しく学習していきましょう!

workとjobの違いを明確にしよう

学校で勉強する基礎英単語workjob。実際、この2つをきちんと使い分けられなくても文脈などで意味は通じます。ですがせっかく英語を勉強しているので、これらの違いを理解し、英語のアウトプットに取り入れていきましょう。

workで表す「仕事」

仕事/仕事をする
work

発音する時によく混同されるのがwalkです。上記のworkと発音を聞き比べてみてください。

歩く
walk

この2つの違いは母音のoもしくはaを発音する時の舌の位置です。workoは、舌を引っ込めてどこにも触れない状態で音を出します。walkの母音aを発する時の舌は、力を入れずに下の前歯に少し触れるイメージです。慣れれば感覚が掴めてきますよ。

本題に戻りましょう。workには動詞と名詞があり、働くという行為働き全体を表します。そのため、報酬が発生しない仕事や業務(ボランティアや地域の清掃作業など)にも使うことができます。

仕事という意味で使う場合、名詞のworkは不可算名詞なので、worksのように複数形にはできません。

例1)
土曜日に仕事します。
I work on Saturdays.

※上記例文は毎週土曜日に働くという意味合いのため、Saturdaysと複数形になっています。

例2)
土曜日に仕事があります。
I have work on Saturday.

またworkは他にも、芸術家などが創作する作品という意味も持ちます。この意味で使う時のworkは可算名詞になります。

例3)
その画家は去年、15の作品を製作した。
The painter made 15 works last year.

jobで表す「仕事」

仕事
job

job1つ1つの作業や業務に加え、職業職種を意味します。workは働く(働き)を総合的に表すため、この点がjobworkの大きな違いと言えます。もう1つの違いは、jobは仕事への対価が基本的に有償である、つまりお給料をもらう仕事だということです。

例1)
あなたの仕事は何ですか?
What is your job?

What is your job?は比較的カジュアルな表現なので、初対面の人にいきなり尋ねるのはおすすめしません。

そんな時はWhat do you do for living?という丁寧な言い方があるので、こちらを使うと良いです。直訳は、生活のために何をしていますか?つまり相手の仕事、職業を聞く表現になります。

例2)
私の仕事は2つあります。スポーツ選手とコーチです。
I have 2 jobs. I am an athlete and a coach.

※動詞と名詞を兼ねるworkと違い、jobの品詞は名詞のみです。可算名詞だということも覚えておきましょう。

自分の仕事や職業について、英語でプロフィールに書けますか?こちらの記事ではその基本が説明されています。ぜひ参考にしてみてください。

workとjobを使った「仕事」の関連表現

workjobの違いが明確になりましたか?要約すると、workは働くこと全体を表し、jobは報酬が発生する職業としての仕事を表します。

この章では、この2つの英単語を使った関連表現を、例文とともにいくつか紹介します。

仕事場をきれいに保ちましょう。
Please keep the workplace clean.

仕事場職場の英語はworkplaceです。workshopという用語もありますが、これは主に製造業などの作業場に限定されるので、広義のworkplaceを使うのが一般的です。また、keep+目的語+clean〜をきれい(清潔)に保つという意味になります。

今日は仕事が休みです。
I’m not working today.

※上記の他に、be動詞+offを使って、I’m off today.で仕事が休みの状態をシンプルに表現することもできます。

仕事用のかばんを買った。
I bought a new bag for work.

やりたかった仕事に就くことができた。
I was able to get the job I want.

仕事に就くは、get a job(直訳で仕事を得る)という簡単な語彙で表せます。また、上記の例文はI was able to get the job that I want.の関係代名詞thatが省略されたものです。

仕事内容を前もって知りたい。
I want to know my job role in advance.

※ここで言う仕事内容は、自分の仕事における担当業務、役割です。roleには役割という意味があります。もし、募集要項のような書類に記載がある仕事内容(業務内容)を指すならjob descriptionという表現が適切です。

仕事関連のルールがたくさんある。
There are a lot of work-related rules.

仕事関連(仕事関係)のという日本語は、work-relatedという1語の形容詞で表せます。もしくは上記例文は、be related to〜という表現を代わりに使って、

There are a lot of rules that are related to my work.

とすることもできます。

その他の「仕事」を表す英語3つ

基本のworkjob以外にも、仕事を意味する英語はいくつかあります。その中でも代表的な、よく使われるものをニュアンス別に見ていきましょう。

仕事/ビジネス
business

日本語のビジネスでもお馴染みの単語business。スペルを間違えやすいので注意が必要です。個人が行う仕事や業務というよりは、商売事業取引といった大きな規模での仕事を指します。

例)
日本の会社と仕事(ビジネス)をしています。
I have business with a Japanese company.

ビジネス英語を使いこなせていますか?おすすめの習得方法はこちら!

仕事/職業
occupation

職業という日本語をズバリ英語にするとすれば、このoccupationjobにも職業や職種という意味合いが含まれますが、jobが日常の小さな仕事にも使えるのに対し、occupationはよりフォーマルで、業務や作業そのものには使われません。あくまで職業としての仕事occupationです。

また、医者や弁護士などより専門性の高い職種となるとoccupationの代わりにprofessionがよく使われます。

例)
私の仕事(職業)は教師です。
My occupation is a teacher.

※この例文はI am a teacher.と同じ意味ですが、より形式ばった言い方です。

仕事/任務/課題
task

日本語のタスクは、やるべき課題という意味合いですが、英語のtaskもニュアンスが似ています。報酬の有無に関わらず、与えられた業務義務的に課された任務というイメージです。また、意外に知られていませんが、taskは動詞でもあり、仕事を課する割り当てるという意味を持ちます。

例)
この仕事を5PMまでに終わらせなければならない。
I have to get this task done by 5 PM.

get+目的語+doneで、〜を終わらせるという訳になります。have+目的語+doneも同じ使い方ができます。もし終わるの直訳であるfinishを使って表現したい場合、上記は

I have to finish this task by 5 PM.

となります。

番外編!英語を使う仕事一覧とその英単語

この記事の読者さんの中には、将来、英語学習の経験や語学力を活かせる仕事がしたい、海外で働きたいという人がいるかもしれません。今回のトピックは仕事ということで、英語を使う仕事でメジャーなものを、TOEICスコアの目安別に紹介します。

TOEIC500点前後(日常会話程度)の英語力が必要とされる仕事

入国審査官
immigration officer

空港のグランドスタッフ
ground staff

ツアーコンダクター
tour guide

tour conductor

TOEIC600点〜750点(ビジネスレベル)の英語力が必要とされる仕事

客室乗務員
flight attendant

cabin crew

パイロット
pilot

通関士(輸出入に対する貿易事務を行う仕事)
registered customs specialist

英文事務
worker in an office using English

児童英語講師
English teacher for kids

ランドオペレーター/ツアーオペレーター
tour operator

TOEIC750点以上の高度な英語力が必要とされる仕事

留学コーディネーター
coordinator for oversea study

外資系企業職員
staff at a foreign company

staff at a multinational company

通訳者
interpreter

翻訳家
translator

国連職員
staff working at the UN

上記はあくまで点数の目安です。TOEICの点数が基準より低ければ求人応募できない、その職業に就けないという訳ではありません。目標とする職業がある場合は、情報収集をしっかりしながら、ぜひあきらめずにチャレンジしてくださいね!

まとめ

仕事の英語表現、いかがでしたか?仕事を意味する英単語について、workjobを中心に全部で5種類学習しました。復習も兼ねて、ぜひ明日から使ってみてください。

英語に限らず、外国語学習においては実際にその言語でコミュニケーションを取ることが上達の近道です。メールやSNSなどでのメッセージ交換も良いですが、生の会話はより効果的です。少しずつ会話がスムーズになってくると、自分の伝えたいことも言葉に出せるので、どんどん楽しくなってきます。英語が上手になれば見える世界が広がる!という前向きな気持ちで学習に取り組んでみてくださいね。

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