「とりあえず」の英語表現をシチュエーションごとに使い分けよう
「とりあえず」
という言葉は
あいまいな表現ですが、
すごく役立つ表現です。
日本語では、
どのシチュエーションでも
「とりあえず」を使いますが、
英語では
シチュエーションごとに
使用する単語が違います。
今回は
どのような単語が使われているのか、
またどういうシチュエーションで
使われるのかを紹介します。
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<
for now「今のところは~」
For nowというのは、
ネイティブが
よく使う単語なので、
聞いたことがある方も
いるかもしれません。
「とりあえず」と訳しますが、
直訳すると
「今のところは」となります。
使い方としては、
この語句を文章の最後に
くっつけるだけです。
>
(とりあえず、今は大丈夫です)
・I’m OK for now.
・You just do it for now.
(とりあえず、以上です)
・That’s all for now.
※仕事でも使用できます。
For the time being「当分の間」、「さしあたり」
カジュアルやフォーマルに関係なく、
ネイティブがよく使います。
使い方は、
文末にくっつけるだけです。
(とりあえず、それで間にあうでしょう)
・That will do for the time being.
(とりあえず、秘密にしよう)
・We should keep it secret for the time being.
(とりあえず、それで十分です)
・It’s enough for the time being.
for the moment「さしあたり」、「今のところは」
ビジネスメールなど、
少しフォーマルな場面で
使用することができます。
for a momentと
間違えやすいので
気を付けましょう!
for a momentは
「少しの間」や「一瞬」
という意味ですので、
for the momentとは
まったく意味が異なります。
(とりあえず、今のところは修正はありません)
・There is no change for the moment.
(とりあえず、こちらでお待ちいただけますか?)
・Please wait here for the moment.
anyway「とにかく」
Anywayは
文頭につけるのが一般的ですが、
文末にもつけて
使うことができます。
この単語は
いろいろ場面に使えます。
(とりあえず、黙って!)
・Anyway, just be quiet!
(とりあえず、あなたの言うことはわかりました)
・Anyway, I understood your saying.
※Anywayに似た
anyhowという単語もありますが、
anyhowの方が丁寧な言葉で
よりフォーマルな場面で使います。
First of all「最初に」
英語の論文や
ビジネス文章によく使われ、
使用するときは文頭に置かれます。
(初めに(とりあえず)、ありがとうと言いたい)
・First of all, I would like to say Thank you
(まず初めに(とりあえず)、私たちはこのプロジェクトを計画しました。)
・First of all, we planned this project.
start off with「~から始める」
レストランやカフェ、
もしくはバーに行ったときに
最初に「とりあえずビールで」などと
注文する方もいると思います。
その場合に使える
表現になりますので、
ぜひ覚えておくと便利です。
(とりあえずビールでお願いします)
・I will start off with a beer please.
シチュエーションごとに「とりあえず」の英語表現を使い分けようまとめ
よく使う
「とりあえず」という表現、
英語ではたくさんありましたね。
直接的な意味は
「今のところ」や「さしあたり」などでも、
「とりあえず」という意味として
使用できる表現は結構ありました。
ぜひ、これらの表現を
会話に取り入れてみてください。